鹿中 学校生活

今日の鹿折中

英語暗唱大会・少年の主張地区大会 3年生活躍

 
 9月10日(火)には地区英語暗唱弁論大会がはまなすホールで開催されました。本校からは3年生の及川さん,秋山さんが出場して立派な発表をしました。2人とも夏休みの期間を使って英語暗唱に取組み,練習を重ねてきた成果を十分に発表することができました。当日は堂々と発表し,ミスなくしっかりと実力を発揮することができていまいした。今回の自分の取組をぜひ自信にし,更なる進歩につなげてほしいと思います。
 また,翌日,9月11日(水)には,少年の主張地区大会が大谷中学校で開催されました。本校からは3年生の新野くんが出場しました。新野君は「これからの僕たちへ」と題した発表です。友だち関係の大切さを述べ,そこから新たな関係づくりを提案するものでした。これまでの同級生との関係を大事にするからこそ,新たに踏みだそうと提案するものです。中学生の日常生活の本音に基づく,貴重な意見だったと思います。発表後に新野君は「やりきった」と述べていました。そのように感じられる発表ができたこと,とてもよかったと思います。
 今回の英語暗唱も主張も文化祭でご覧頂きます。どうかお聞きになってください。
 

テストを目標にして頑張ろう! 自分からチャレンジ

 
 3週間前に2学期が始まりましたが,始業式の後にはどの学年も学力診断テストがありました。夏休みの期間を使ってこれまでの学習を復習し,理解を確かなものにして臨んだテストでしたが,その結果はどうだったでしょうか?生徒の皆さんは点数に一喜一憂せずに,テストの度に自分自身の学習がどうだったのかを振り返り,その振り返りを学習への意欲にしてほしいと思います。やっぱり「自分」が動かなければ何も変わりません。小さくても一歩を踏み出すこと。そして,一歩を継続することです。やればやるほど実力がつくものです。
 不思議なことに学習への努力を続けていても学力は直線的に右肩上がりにはならないようです。多くは階段状の右肩上がりになるのです。努力を続けていても全然点数に表れない期間があります。その代わり,あるとき一気に伸びる時がくるのです。途中で諦めると,その時を経験することができないのです。コップに水を注ぐのと同じです。最初は変化がないが,ある時,あふれ出すのです。それを信じて続けることです。「続けること」は才能です。3年生は,今週末にまたテストがありますね。よい取組とよい結果を願います。
 

サルスベリが咲いています 中庭

 
 「夏の花」はと問われて,皆さんはどんな花を答えるでしょうか?夏ならノウゼンカズラもいいですね。あのオレンジ色のたくさんの花が咲いた姿は如何にも夏だなあと思うのですが,残念ながら本校にはないようです。色々な花が咲く季節でもありあすから,「夏の花は?」の答えも多様でしょう。
 少し前にアジサイを紹介した学校の中庭では,今,サルスベリが咲いています。サルスベリの赤も夏を象徴する赤だと思うのですが,どうでしょう。(ピンクや白もありますが…)今,中庭で背の高い灌木の上部に特徴的な色の花を咲かせています。季節のもつ生命力の強さがこの色に表現されているように思います。でも,もうサルスベリの花もそろそろ終わりです。つまり,秋の訪れです。今度はどんな花が咲くのでしょうか。生徒の皆さんにもこの花の赤に注目してほしいです。今年の夏を覚えておきましょう。
 ノウゼンカズラ →花言葉「名声」 夏の季語
 サルスベリ   →花言葉「雄弁」 
          樹皮がなめらかでサルも滑るからこの名前に

授業研究会をしました(1年・数学)

 
 9月9日(月)には授業研究会を行いました。今回は1年生の数学の授業でした。単元名は「方程式 方程式とその解」です。全14時間扱いの3時間目の授業を当日は行いました。授業の目的は「等式の性質を使って,方程式を解くことができる」ようにすることです。この日は台風通過中のため,非常に湿度が高く,蒸し暑い天気でした。しかし,そんな教室環境の中でも1年1組の生徒たちは真剣に学習をしていました。とても立派でした。
 先生としては,生徒が①学習の見通しを持つ,②自分の考えを持つ,③ペアやグループや学級全体で話合う,この3つを授業の大事なポイントにしていました。実際はどうだったでしょうか。うまくいったでしょうか。
 やはり,教室では教えられてばかりではいけません。自分で考えることが非常に大事です。自分で考えるから楽しくなり,学習成果が定着し,学力となるのです。そのためには,ノートに考えをしっかり書くとか,情報をメモするとか,同級生に話したり,聞いたりしてみるといった行為が有効です。主体的な学習や対話的な学習が,確実な学びにつながるようです。学習はアクティブにしていきましょう。
 

保育実習(2年) 鹿折こども園様にご協力いただきました

 
 9月9日(月)は台風15号が接近するため,強い風雨が予想され,予定通りに「保育実習」を行うことができるか心配されました。しかし,予想よりも台風の影響が弱かったので,生徒は鹿折こども園に歩いて行き来し,無事に実習を終えることができました。大変幸運に恵まれました。そして,鹿折こども園様には今年度も生徒の実習にご協力をいただき,大変ありがとうございました。
 
 この学習は家庭科の学習の一つで,毎年2年生が行っているものです。ねらいは,幼児の心身の発達を理解し,発達の状況に応じた関わり方を工夫し,ふれあいの楽しさや喜びを味わうものです。将来の父母となるための体験学習であり,同時に自分自身の発達を自覚する学習内容でもあります。
 
 出会いの会を行った後は,おもちゃを使った体験学習に入ります。生徒は班ごとにおもちゃをつくり,工夫して幼児と遊びました。1班は「ビー玉ころころ・段ボールトンネル」,2班は「ピタゴラスイッチ・お菓子屋さん」,3班は「すごろく・ギター」,4班は「もぐらたたき」,5班は「クラッカー・卵パック迷路」,6班は「魚釣り・ぐるぐる紙コップ」です。それぞれよく工夫していました。
 
 実習中の生徒の表情も素晴しく,充実して学習したことがその表情から分かります。今後はこの体験をどう生かして生活し,成長していくかです。見守っていきたいと思います。ご協力ありがとうございました。