鹿中 学校生活

防災壁新聞完成 校内で展示されています

 
 2学期末に生徒たちが一生懸命に取り組んでいた防災壁新聞がついに完成しました。そして,3学期になって校舎1階の玄関や職員室前に各学級の壁新聞が掲示されています。先日,先生たち全員によって審査が行われ,最優秀賞などの賞が決まりました。これが1年間の防災学習のまとめとなるものです。新聞記事を読みながら,ここで取り上げたことを確かめ,もっと取り上げるべきことがなかったのかなどと振り返ってみてほしいと思います。みんなで書いた壁新聞でしたが,一人一人の中に防災への考えと態度を確立することが大切ですね。最優秀賞をとった3年生の新聞から一部をご紹介します。
 「…体験交流ホールで震災時の映像を見た。建物が大きく揺れたり,屋根が崩れたりするほどの大きな地震。その後に町をおそう大きな黒い波。とどめを刺すように起こった火災。これら全てはここ鹿折で起こった。映像の中には見覚えのある町が被害にあっているシーンもあり怖くなった。特に,シャークミュージアム付近の交差点で車のすぐ後ろに津波が迫ってきた場面は見ていてゾッとした。…」
 今年度,本校では3年生が震災遺構「伝承館」を見学をしました。(9月) 中学生が震災を直接知らない世代になったことを踏まえ,指導の在り方を工夫し,変えていかなければならないと考えています。