面瀬小学校ニュース

5年生 わかめの収穫

     
 5年生が海洋教育の一環として,総合的な学習の時間「育てよう,味わおう,伝えよう豊かなる気仙沼」をテーマに尾崎漁港でわかめの収穫体験学習を行いました。これは,気仙沼のわかめの生産から消費までの過程を体験を通して学習することをねらいとしたものです。昨年11月10日に種はさみを行い,あれから3か月が経ちました。今回も小野寺憲雄さんをはじめとする「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さんの御指導の下,わかめの収穫を行いました。大きく育ったわかめをどんどん刈り取っていきました。刈り取ったわかめは大きな熱湯でボイルしてもらいました。学校に戻り,家庭科室で熱湯でわかめを洗い,ゆでてからしゃぶしゃぶにして食べました。子供たちはわかめをしゃぶしゃぶにして食べた経験がなかったことから,初めての食感を楽しんでいました。
  この学習を通して子供たちは,わかめの種はさみから収穫までの過程で,気仙沼の海の豊かさや働く人々の思いや願いを十分に理解することができました。
 御指導いただきました小野寺憲雄さん,「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さん大変ありがとうございました。 

3年「面瀬川の生き物」についての学習

         
    東京大学特任研究員の田中隼人先生をお迎えして,3年生が総合的な学習の時間「面瀬の生き物」についての学習をしました。これは,面瀬川にすむ生き物についての話を聞き,川にすむ生き物と環境とのかかわりを学ぶことで、自然や環境を守ることの大切さに気付くことを目標にした学習です。
 授業のはじめでは,子供たちがこれまでの面瀬川の学習で見つけた生き物について発表しました。
田中先生からは,面瀬川の生き物や環境をもとに川にすむ生き物についてのお話をしていただきました。自分たちで見つけた生き物が面瀬川のどのような場所(川の流れが速さ,石や砂の多さ,落ち葉や水草のあるところ,きれいな水,汚れた水)にすんでいるか環境によって生物が異なることを分かりやすく学びました。田中先生は面瀬川の豊かな環境の素晴らしさを子供たちに伝えられ,この環境を維持することの大切さを教えてくださいました。

1年生 凧あげに夢中

    
 1年生が生活科「昔の遊び」で手作りの凧あげを行いました。この学習は,地域の方に昔からの遊びを教わったり一緒に遊んだりする中で,昔からの遊びのよさや楽しさ,地域の方のよさや優しさに気付くことができることや,海洋教育の一環として「天旗」の名で昔から親しまれてきた気仙沼港の凧文化に触れさせることを目標としています。
 今日は気仙沼凧の会の加藤斉克さんをはじめ6名の方々が,1年生の子供たちに凧の作り方やあげ方を指導していただきました。風にのって凧がぐんぐん青空に舞い上がってく様子に歓声をあげる子供たちでした。凧の会の皆さんと一緒に,手作り凧の面白さと凧揚げの楽しさを感じながら,うれしそうに活動することができました。

1年生 学校のまわり探検

    
 1年生が生活科「おもせのふゆ」の学習で学校のまわり探検に出かけました。この学習は,学校の周りを歩き,学校周辺の自然とふれ合い,季節の変化を感じとることを目標にしています。いつもの見慣れた通学路から前にも木の実を拾いに行った天神前団地周辺の森林に続く道を進みました。途中,野菜の直売所があり,採れたての野菜が並んでいました。いつもの景色と違って,今まで気づかなかったいろんなものをたくさん発見しました。そして,寺沢の渡辺仁一さんの牛舎を見学させていただきました。牛を間近で見る経験のない子供が多く,うれしそうに餌を与えていました。渡辺さんからは子供たち全員にヤクルトをいただまました。いろんな発見ができた探検になりました。渡辺さんありがとうございました。

6年生 雪かきボランティア

    
 今朝は校庭一面が真っ白になるほどの雪が積りました。いつの間にか校舎前の通路の雪かきをする6年生の姿が見られました。日頃からあいさつ運動を頑張っている6年生ですが,これまでも,秋には枯れ葉掃除など気が付くと進んで奉仕作業に取り組んでいます。登校してきた下級生たちも6年生の頼もしい姿を見ていました。この6年生の思いを手本にして下級生の子供たちにも意識を高めていかせたいと思います。卒業まであと1か月あまりとなりましたが,小学校生活のまとめをしっかり頑張っている6年生です。