面瀬小学校ニュース

朝会「みやぎ鎮魂の日」

           
 今週の土曜日に震災から6年目を迎えます。「みやぎ鎮魂の日」について,校長先生から追悼のお話がありました。
<講話内容要約>
   「校長先生は,3月11日を『いのちの日』と呼んでいます。今,自分の「命」があることのありがたさ,家族の「命」のあることのありがたさ,友達の「命」があることのありがたさ,そして,自分を見守り支え,励ましてくれる多くの方々の「命」があることのありがたさを,改めて深く感じ,心から感謝することができるとても大切な日であると考えています。絶対「感謝の心」を忘れてはいけない日だと考えています。今,校長先生が皆さんに強くお願いしたいことは,たった一つです。それは,『絶対に命は粗末にせず,当たり前に生活できることに感謝しましょう』ということです。普通の生活が送れることが「最高の幸せ」です。毎日元気に明るく楽しく学校に来れることが「最高の幸せ」です。そばに家族や先生,友達がいてくれることが「最高の幸せ」です。そのためには,「自分の命は自分で守ること」が何よりも大切です。それは,ひとつ・・・「避難訓練はいつも真剣に,本気で」 ひとつ・・・「いつも思いやりの心をもって,お互いに助け合って」 ひとつ・・・「自分で考え,判断し,自分でできることは自分の力で」 ひとつ・・・「地震や津波,洪水なとの災害が起こったら,なによりも近くて高い安全な所へ」 この4つを常に守り,しっかりと行動に移すことです。大事にしていた物は失ってもまた手に入ります。しかし,命だけは戻ってきません。生きてさえいれば,きっと必ず良いことに巡り会えます。
 また,去年の5月の運動会で,6年生,5年生の計画委員の皆さんが熊本地震で被災した多くの皆さんへの募金活動をして,「笑顔」を早く取り戻してほしいと千羽鶴とメッセージと一緒に募金を届け,先月も5年生が収穫した復興ワカメ「シーダンサー」を熊本県益城町の広安西小学校に届けました。その広安西小学校の校長先生からお礼の手紙と4年生の皆さん全員によるありがとうの歌のメッセージをいただきました。最後に,そのビデオメッセージを紹介しますので,皆さんと心のつながりができた広安西小学校の皆さんも感謝の心と希望をもって頑張っいる姿をしっかりとご覧ください。
 卒業まであと9日,修了式まで残り13日となりました。一日一日がとても大切です。健康に気を付けて,元気に明るく,そして優しい心をもって過ごしましょう。」と話されました。子供たちは,心静iに校長先生のお話を聞いていました。

        
 講話の後は,作文みやぎ県入賞,算数オリンピック特別賞, パジコ賞の表彰が行われ,入賞した子供たちは嬉しそうな表情で校長先生から賞状を授与されていました。
 また,亘理町立逢隈小学校から4人(4年女子,2年男子,2年女子,1年男子の兄弟姉妹)が転入してきました。4人とも元気いっぱいの立派な自己紹介でした。全校児童から大きな歓迎の拍手が起こりました。それぞれの学級に入ると4人ともすぐに学級に馴染んで,友達と楽しく過ごしていました。
 今日から全校児童324名になります。

6年生を送る会

             
 5年生が中心となり運営する児童会行事「6年生を送る会」を行いました。在校生一人一人からの心のこもったメッセージや6年生の似顔絵などできれいに飾りつけられた体育館に1年生と手をつないだ6年生が入場してきました。
 開会のことばでは,5年生の代表児童が「今日の6年生を送る会では,どの学年も様々な出し物を準備しています。楽しんでください。」と伝えました。そして,ステージに用意されたくす玉が割られ,「祝 ご卒業おめでとう!」の垂れ幕が見事に現れました。
 各学年の出し物はとても素晴らしい内容でした。1年生は,エールと合唱「365日の紙飛行機」,2年生は,鍵盤ハーモニカによる合奏「こぐまの2月」とフォークダンス「タタロチカ」,3年生は,ヨサコイソーランの「ヨッチョレ」,4年生は,ダンス「千本桜」,5年生は,6年生を表す漢字一文字の発表とダンス「前前前世」を披露しました。どの学年の出し物も工夫を凝らした楽しいもので,大いに盛り上がりました。
 そして,6年生からは,3つに編成されたダンス「ハピネス」「スーパーサラリーマン佐江内氏」「ポカリダンス」が披露されました。自分たちでアレンジしたグループごとの踊りはとてもかっこよく,素敵な仕上がりでした。
 また,委員会の引継ぎ式では,保健委員会委員長(6年女子)が,涙を流しながら声をつまらせて「保健委員会の仕事をよろしくお願いします。」と伝え,受け取った5年生の代表も涙を浮かべて「しっかり頑張ります。」と応える姿が見られ,感動的でした。
 この6年生を送る会から,もうすぐ卒業・進級を迎える子供たちの大きな成長ぶりを感じました。

3年2組 学習参観

   
    2月17日の参観日にインフルエンザのため学級閉鎖だった3年2組が保護者の皆さんを招いて,総合的な学習の時間「みらいにのこそう 水辺のいきもの!」をテーマに,学習参観を行いました。
 面瀬川の生き物と水辺環境とのつながりを考え,自分たちが伝えたいことを6つのグループごとにクイズやペープサート,寸劇などを取り入れて表現豊かに発表しました。子供たちは学級閉鎖前に一生懸命に練習してきた成果を発揮することができとても満足げな表情をしていました。
保護者の皆さんも,生き生きとていねいに伝えようとする子供たちの姿に終始嬉しそうに参観されていました。

第2回生徒指導問題対策委員会

   
 主任児童委員,面瀬地区自治会長連絡協議会長,松岩駐在署長の皆様,面瀬中学校生徒指導部の先生,PTAの本部役員や学年委員長の皆さんをお招きして,第2回の生徒指導問題対策委員会を行いました。
 「学校改善アンケート」「保護者・地域・関係機関との連携」「携帯電話の利用に関する実態調査の集計結果」をもとに面瀬小学校の生徒指導の取組について説明し,家庭や地域での子供たちの様子について参加者の皆さんからお話をいただきました。
 学校として課題として挙げたあいさつについては,声が小さいといった意見はあるものの,「他の地域や以前の面瀬小学校の子供たちに比べると元気なあいさつができている。」というお話をいただきました。また,駐停車禁止の看板の設置も効果があるとの御意見をいただきました。
 今日の御意見をもとにさらに保護者や地域の皆さんとの連携を大切にして子供たちをよりよく育んでいきたいと思います。  

2年生 おいしい豆腐づくりにチャレンジ

   
 2年生が生活科「おいしくそだてよう わたしのやさい」で「豆腐作り」を行いました。これは,身近な人々,社会及び自然とのかかわりを深めることを通して,自分のよさや可能性に気付き,意欲と自信をもって生活できるようにすることを目的にした学習です。
 今日は,復興豆腐の千葉正喜さんを講師にお迎えして,子供たちに豆腐づくりを分かりやすく教えていただきました。また,保護者ボランティアとして7名のお母さん方にも御協力をいただきました。
 豆腐作りは,最初に豆乳を鍋に入れて70度程度に温め,次ににがりをゆっくりと四角い容器に入れて型をとります。最後に固まった豆腐を容器に入れて冷やすと出来上がりです。作る過程で,豆腐のにがりはどんな味がするのか味見して見ると,呼び名の通りの味がして,子供たち苦そうな表情をしていました。また,豆乳を味わうとふんわりやさしい味が広がりました。出来上がった豆腐は,とてもおいしく子供たちは嬉しそうに何度もおかわりしていました。自分たちが作った豆腐を一人一丁ずつお家に持ち帰りました。
 御指導いただきました千葉正喜さん大変ありがとうございました。