面瀬小学校ニュース

第2回学校保健委員会 3年生歯の講話

   
 第2回学校保健委員会を実施しました。3年生を対象に「歯を大切にしよう」というテーマで,歯科校医の菅原恭先生から講話をいただきました。
 はじ
めに,校長先生から「インフルエンザの予防には,歯みがきをすることが一番よいことを菅原先生から聞いて驚きました。どうして歯磨きが良いのかを菅原先生のお話を聞いて考えましょう。」というお話がありました。
 講話では,折れてしまった歯は元にもどらないことや,ミュータンス菌によって虫歯がどのように進んでいくのかなど,分かりやすく教えていただきました。どの子もとても興味深い表情で集中して話を聞いていました。
 子供たちからは,「歯はどうやって作られているのですか。」「血は歯のどこから出るんですか。」「何で歯は2回生え変わるのですか。」などの多くの質問がありました。菅原先生は,一人一人の質問に嬉しそうに分かりやすく答えられていました。
 学校保健委員会を終えて,菅原先生から,「面瀬小の子供たちから,とてもいい質問がたくさん出て驚きました。」とお褒めの言葉をいただきました。また,「最近は歯によいこと,悪いことについては,様々な諸説がテレビ番組やCМで放送されています。それらの情報には正しいとは言い難い内容のものもあるので,安易にうのみにせず,正しい知識を得て,自分自身で歯をしっかり守る習慣を付けることが何よりも大切です。」と私たち大人にとっても大変勉強になるお話を頂戴いたしました。子供たちも私たちも歯磨きに一生懸命に取り組む意識が一層高まりました。

幼稚園・保育所との懇談会

         
    来年度,面瀬小学校に就学予定の47名の子供たちの幼稚園・保育所等の先生方を招いての懇談会を行いました。この懇談会は,次年度入学する子供たちの遊びや生活の様子について情報交換を行い,より良い小学校生活をスタートできることを目的にしたものです。
 全体会では,校長先生から「入学する子供たちが入学への不安感等を抱える小1プロブレムが,最近では,保護者の方々の中にも小学校入学に際して,様々な不安を抱えるといった保護者にとっての小1プロブレムがあると聞きます。本日の懇談会はそうした意味でも大変重要な話合いになりますのでよろしくお願いいたします。」と挨拶がありました。
 学校から入学までの指導についての説明の後,各幼稚園・保育所の先生と担当教員とで充実した話合いを行うことができました。
 今日の話合いをもとに一人一人の子供たちが安心して楽しい小学校生活を過ごせるようにしていきたいと思います。
 
     

1~5年生授業参観・第3回学校評議員会

             
    今年度最後の授業参観(1~5年生)を行いました。全学年が海洋教育をもとに生活科,総合的な学習の時間に1年間を通して学んだことをしっかりまとめ,自分の思いや考えを伝え合う授業を参観いただきました。
 1年生は,「できるようになったこと」,合奏,なわ跳び,英語など,1年間でできるようになってことを自信をもって発表しました。2年生は,「町たんけん はっぴょう会」,4つの施設(面瀬あんしん館,公民館,及川畳屋さん,鵬城スーパー)でグループ毎に学んだことを文章や図,絵にまとめ,分かりやすく発表しました。3年生は,「みらいにのこそう 水辺のいきもの!」,面瀬川の生き物と水辺環境とのつながりを考え,自分たちが伝えたいことをグループ毎に発表しました。4年生は,「未来に残そう 面瀬川」,面瀬川の河口や源流の探検水田や地域の生活との関連,水の循環など,環境について自分たちの考えを発表しました。そして,5年生は,「気仙沼の魅力再発見」,海洋教育こともサミットや東京大学での海洋教育サミットでも発表し,大変注目を浴びた内容について,授業や体験学習でお世話になった方々を招いて伝えました。どの学年も互いの発表をよく聞き,感想や意見を伝え合う姿が見られました。
 また,この日は,第3回の学校評議員会・学校関係者評価委員会を開催しました。委員の皆さんには授業を参観していただき,会議では今年度1年間の面瀬小学校の教育活動の取組や学校評価について説明し,協議しました。委員の方々からは,「学校の取組や先生方の指導の様子がよく分かる。」「間違った漢字練習など家庭学習の在り方に問題があるのでは。」「いじめ・不登校への対応がよい。」などの御意見や御感想をいただました。成果はさらに伸ばし,課題については,保護者や地域の皆さんの御理解と御協力をいただきながら改善を図っていきたいと思います。

学生ボランティアありがとうございました

         
   2月13日から,学生ボランティアとして派遣された西塚悠人さんと栩山拓也さんによる学習支援が終わりました。2人ともこの5日間,意欲的に子供たちとふれ合いながら学習支援を行っていただきました。
 西塚悠人さんからは,「東北の復興のためにという気持ちでこのボランティアに参加しましたが,初めて被災地を目の当たりにして,この地域の復興にさらに力を入れていかなくてはという思いを持ちました。面瀬小学校の子供たちはとても柔軟な発想をもっており驚き,感動する毎日でした。大学に戻ったら周りのコミュニティに気仙沼で学んだことを伝え,将来,自分の仕事にも生かしていきたいと思います。」と話されました。
 栩山拓也さんからは,「面瀬小学校の子供たちとふれ合って,思っていた以上に元気な子供たちの姿を見てうれしく感じました。また,気仙沼で防災について多くのことを学びました。地元の和歌山においても防災教育はとても重要であり,学んだことを十分に伝えていきたいと思います。」という感想を話していました。
  将来を見据えて前向きに学んでいる2人の志の高さに感心しました。子供たちにとっても心に残る一週間となりました。西塚さんと栩山さんの今後の活躍を期待したいと思います。 

1年生 道徳の授業

   
 1年2組担任の熊谷直子先生が,初任者研修として道徳の研究授業を行いました。題材名は「正直で素直な心「あのね」」自分の非を素直に認めて謝ったり人の失敗を責めたりしないで,明るく伸び伸びと生活しようとする態度を養うことを目標にした授業です。主人公が思わずついてしまったうそについて,それぞれの登場人物の気持ちになって考える授業でした。授業のはじめでは,今まで本当のことが言えずに迷ったり,困ったりしたことを思い出して発表し合いました。ペープサートを使った役割演技から,子供たちは,友達にうそをついて心がチクチク痛む気持ちを感じ取っていました。たくさんの先生が見守る中の授業でしたが,一人一人がしっかり自分の考えをもち,自信をもって発表していました。