小泉小日記

小泉小日記

ワカメの「一生」を学ぶ

12月12日(水),5年生が総合学習の特別授業を行いました。
ゲストティーチャーとしてお迎えしたのは,南三陸町研究員の阿部拓三さんです。
先日のワカメ種付け体験をふまえ,改めてワカメの一生を学びます。

「海中のワカメの様子をイラストに描いてみましょう!」
子供たちは自分のもつイメージをもとに描いていきます。
改めて考えると,ワカメってどんな形をしていたっけ・・・?
 

「ワカメは,大きくなるとこんな形になります。」
イメージとのギャップに子供たちはびっくり!
海中での色は茶色に近く,大きさも2mほどにもなるそうです。


先日子供たちが「種付け」をしたのは,いわばワカメの赤ちゃんとのことです。
これから冬の期間に大きく育っていくワカメですが,1年をとおしてどのように生長してきたのか詳しく教えていただきました。
2月の刈り取り体験まで,子供たちは更に学びを深めていきます。

しっかり手洗い

3年生が保健の学習で,健康な生活について考えました。
健康に過ごすためには身の回りを清潔に保つことが大切です。
日頃から行っていることの一つに「手を洗うこと」がありますが,実際の効果はどれほどなのか実験をしてみました。

汚れに見立てた薬剤を手に塗って,普段どおりに手洗いをします。
その後,機械に手をかざしてみると…。

洗い残しのあった部分が,ライトで白く浮き上がりました。
「ええっ!ちゃんと洗ったのに・・・!」

洗い残しは,手の甲や側面,爪の回り,手首に多く見られました。
改めて念入りに手洗いすると汚れはきれいに洗い落とされました。
空気が乾燥するこれからの季節は,インフルエンザなどが流行する時期となります。
手洗いなどをとおしてしっかりと健康を維持していきたいですね。

鼓笛引継式

11月29日,鼓笛引継式を行いました。
1~5年生が6年生と一緒に演奏するのはこの日が最後となります。
1年間鼓笛隊をリードしてきた6年生。
その姿はとても凛々しく,下級生の憧れでした。

  
  
  

6年生との演奏を終えた後,6年生から楽器を受け取る4,5年生。
楽器だけでなく,そこに込められた思いも引き継ぎます。
 

最後に,5年生の指揮による演奏を6年生に聞いてもらいました。
今日から新たな小泉小鼓笛隊がスタートします。

地域に学ぶ ワカメの種付け

2年生のサケ孵化場見学と同じ日に,5年生はワカメの種付け体験をしました。
見学・体験先は蔵内漁港そばの「蔵内之芽組」です。

細いひもについたワカメの”赤ちゃん”です。
こうして見る分にはワカメとははっきりとは分かりませんが,夏の間から大切に育ててきた大切な「種」です。

 
特別な道具を使って太いロープに種を挟み込んでいきます。
御指導くださった及川淳宏さんは,スムーズに作業を進めます。
子供たちもそれにならって挑戦しました。もちろん及川さんのようにはできませんが,作業後半にはだいぶ手際よくなりました!

次回は2月頃にワカメの刈り取り作業をさせていただきます。

地域に学ぶ サケの採卵

11月26日,2年生がサケの捕獲・採卵の様子を見学に行きました。
今年も小泉川鮭増殖組合の皆さんにお世話になります。


捕獲されたサケ。大きく育ったサケの迫力に圧倒されます。

 
サケから採卵し,受精させます。
子供たちも体験させていただきました。みんな表情は真剣です。

地域の特長の一つとなっているサケの増殖活動の一端に触れる貴重な体験となりました。
孵化したサケがまたこの川に戻ってくることを楽しみに待ちたいですね。