小泉小日記

小泉小日記

行事の紹介(いじめ防止教室,席書大会 等)

「行く1月,逃げる2月,去る3月」という言葉があります。
学校の教育活動においても,3学期は学習や行事のまとめを行いながら,次の年度の準備をする濃密な期間となります。教職員一同,児童一人一人に対して「次の学年までに,あんなことや,こんなことを身に付けてあげたい」という思いで学年の締めくくりを行っています。

1月13日(木)は,6年生を対象に「いじめ防止教室」が行われました。弁護士の方をお迎えして,何気ないやりとりが実はいじめにつながるケースについて,子供たちに考える機会をいただきました。
 
弁護士の方が示されたいじめのケースは「それは仕方がないかも…」と思いがちな設定でしたが,「受け手にとって苦痛と感じることは全ていじめである」という基準に照らし合わせると,いじめの定義がはっきりすることを子供たちは学んでいました。

1月18日(火)には,校内席書大会(全校書きぞめ会)が行われました。
1年生と2年生は硬筆,3年生以上は硬筆と毛筆のどちらかを選択し,これまで練習してきた成果を作品として仕上げていました。
 

 

 
時間が経つほど集中力は途切れると思いますが,子供たちは枚数を重ねるごとに課題となった点を修正しながらより良い作品を仕上げていました。
持久走記録会や席書大会など,黙々と努力を積み重ねる行事は敬遠されがちですが,成果は着実に児童に身に付いているものだと感じました。