月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

みんなの笑顔~小さな幸せ~

月立小の1日のはじまりは、気持ちの良い、すがすがしい青空でした。

昇降口の扉が開き、うわばきを履き、つま先の「トントン」とさせた音に続いて、職員室に「おはようございます」と子供たちの声が聞こえ、いつもの音の風景が戻ってきました。

教室には、子供たちと会える幸せを感じている担任の先生方のメッセージが黒板にあり、久しぶりに会う楽しさと喜びを担任の先生方と同じく感じていました。
  

朝の全校集会では、3つの話をしました。
1つ目は「自由研究」挑戦が自分を育てる。2つ目は「うさぎとかめ あなたはどっち」「さぼろー と がんばろー との出会い」自分と対話できましたか?3つめは「まず、やってみよう」こわがらず 思い切って です。

1つ目の自由研究をしてきた子供たちは、ひとりで取り組んだり、おうちの方々の協力もあったりしたものの、頑張ったことや難しかった事など、それぞれの結論をもっていました。成功、失敗よりも、そこにたどり着いた達成感が自分だけの宝物になり、やった甲斐があります。
  

途中、私も自由研究を発表し、「古着の簡単リメイク」と「段ボールガチャ」を子供たちに見せました。どれも小学生の学習内容でできるもので、今、勉強していることが「挑戦」という自分の心ひとつでやれることを伝えました。
 

2つ目の「うさぎとかめ」では、多くの子供たちは「かめ」でした。「さぼろー と がんばろー」との出会いも、それぞれの子供たちの中で出会っていたと手を挙げていました。自分の中の自分との対話に気付くきっかけになったかも知れません。

そして、これからも「まず、やってみよう」という話をしました。行動を変えるには2つの方法があります。1つは、説明を聞いて、理解して行動する。もう一つは、まず行動して、その後に意味を理解する。最終的には理解し、納得することが大切ですが、そこに至るまでには時間も掛かりますので、まず、やってみながら、理解と納得につないだ方が近道です。子供たちと一緒に、まず、やってみたいと思います。

おまけで、算数マジックコーナを設けました。マジシャンMに見えないように数字を書き込み、ボードの数字を使って当てていく。見事に正解の数字を当てられて、拍手に包まれました。
  

今日1日は、どの学級も学校時間のペース作りに向けた活動が中心でした。運動でいえば準備体操といった所でしょうか。ただ、このつなぎの時間をおろそかにするとケガにつながります。そこは、担任の先生方の工夫があって、子供たちの姿に合わせた時が流れていました。

基本的な内容を活動に取り入れていたり、夏休みの自由研究の発表で気持ちの表現をしたり、休み時間の遊びを通じて友達との関わりの調整をしたりと、学校生活のリズム合わせを行っていました。担任の先生方の遊び心が、子供たちの安心感につながっていました。
         

長い休みが終わっての登校は、やはり緊張感が伴います。今日、帰って行く子供たちの様子からは、朝よりも気持ちがほぐれた感じを受けました。ただ、2週間程度は子供たちも全力で頑張ろうとする気持ちになります。おうちの方々も、お子さんの変化を感じた時には遠慮なく担任の方まで連絡をいただければと思います。

今日、子供たちと笑顔で会えたことは、夏休み中のご家庭での健康管理のお陰と思っておりました。
そして、その子供たちの笑顔に小さな幸せを感じていました。

本当にありがとうございました。
これからも、引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。
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