月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

敬老帳の製本

学区全戸に配布する「敬老帳」の製本作業を行いました。「敬老帳」作成は、月立小学校が大切にしている特色ある活動の一つです。

 

製本作業と言っても単なる作業ではありません。
児童が敬老の気持ちを自分事として捉え、活動の喜びを味わわせることをねらった体験活動です。
5・6年生がリーダーシップをとって進行します。

 

今年は若き養護担当が計画立案や諸準備に尽力しました。
児童も職員も生き生きと活動する姿が見られることが、何より嬉しく感じます。

 

帳合開始。
間違えないようにみんな真剣です。

 

学年が上がると作業のスピードも上がりますが、誰一人として友達をせかしたりすることをしません。すばらしい子供たち!

 

上級生の確認係が、落丁が無いか、一部ずつ丁寧に確認します。

最後にホチキスで留めて製本完了です。
角をそろえ美しく留めるのは手間の掛かる作業です。

 

作業を続ける中で、誰が教えたわけでもありませんが、児童はおしぼりで指先を湿らすことを覚えます。
体験を通して身に付ける「生きた学習」です。

 

いつの間にか、より効率的な作業を目指して、机の配置を変更していました。こうした工夫も、協働作業でしか得られない学習の一つです。

 

約400部の製本完了をめざし、児童と職員が作業を続けます。
作業開始から1時間が経過しましたが、驚くことに誰も集中力を切らしません!

 

あと少しで作業完了だ!
ラストスパート!

 

完成! 400部!!
1時間半の作業でした。

 

児童は本当によく頑張りました!
感想発表も行って互いの努力を認め合いました。

明日の朝は改めて「完成集会」を行い、協力の大切さと「敬老帳」完成の喜びを共有します。