鹿中 学校生活

2020年2月の記事一覧

放送での生徒集会 気仙沼メッセージ鯉のぼり参加へ

 
 1月の生徒集会は放送で実施しました。書き初め展や部活動の大会での賞状伝達を行った後,各委員会の委員長が1月の反省を述べ,2月の活動予定を生徒の皆さんに伝えていました。いつもの活動ですが,この中身が徐々に充実してきました。頼もしい限りです。
 
 最後に生徒会総務からの連絡がありました。今回は全校生徒への呼びかけが行われていました。それは「気仙沼メッセージ鯉のぼり」への参加です。この活動は震災を機に全国や海外からのメッセージを鯉のぼりに書いていただき,市内に掲揚してきたものだそうですが,今年が最後となるそうです。最後の今年は,これまでの支援に感謝をするメッセージを鯉のぼりに書いて掲揚する企画に変更するのだそうです。台紙となる鯉のぼりの購入金が災害を受けた他の地域への支援金になるのだそうです。生徒会長が「気仙沼から他の被災地へメッセージを送る時だと考え,鹿折中学校生徒会がワンチームとなって取り組んでみてはどうか」と放送で提案したのです。これまでの支援に感謝する活動をかねてより考えていたらしく,今回の参加となったのです。どうやら,生徒会による募金活動と鯉のぼり制作が始まりそうです。
 

受験と奨学制度

 
 3階の3年生教室脇の廊下には,写真のようなコーナーがあります。生徒の皆さんはもう何度も目にしてきたものです。内容は高等学校や専門学校等に関する情報です。3年生はこれまでの進路学習や教育相談をもとに,自分の卒業後の進路や将来の職業等を考えてきました。そして,私立高校の受験を先日終えました。次は,いよいよ公立高校の出願を控えています。人生で初めての大きな決断ですから,さぞかし不安や戸惑いがあったと思います。各生徒の決断が正しく,やっぱりこれで良かったと思えるようにしていきましょう。
 先日の3年生の教室では数学を学習していました。入試が目前ということもあって,これまでの学習の復習のため,実際の入試問題を使った学習でした。自分でこつこつと解答する生徒もあり,席の前後で質問し合って取り組む生徒もあり,様子は様々ですが,皆真剣に取り組んでいることは間違いありませんでした。
 進学するにしても,授業料等の経費の面を考えなければならないことはもちろんです。ですから,簡単な判断ではないのです。しかし,覚えておきたいことは様々な奨学制度があるということ。また,世帯の収入によって授業料等の減免制度があるということです。以前と比べて高校教育が義務教育並みに支援される時代になりました。私立高校に進んでも授業料が実質無料ということになる場合もあります。(公立高校でも)これからも担任の先生や進路指導の先生から,適切に助言を得て進んでほしいと思います。それぞれの夢を実現させましょう。
 

体力づくりに楽しく取り組んでいます 合同部活動

 
 これは今年度の新企画である冬場の体力づくりです。11月にスタートした週1回の長縄跳びによる体力づくり。寒さの増した1月にもこの取組が続けられています。今年から1月の最終下校時刻は4時40分となり,昨年度より10分ほど時間が長くなっています。でも,日没の関係からどうしても活動時間が短く,部活動の充実が難しい時期になっています。中体連大会からも遠ざかるので,やや意欲も減退しがちになるかもしれません。そんな時期に「長縄跳び」を取り入れた体力づくりを部活動全部が集まって取り組むことになったのです。ゲーム的な要素も取り入れて,楽しく記録にチャレンジしながら生徒たちは頑張っています。結構な運動量です。
 
 卓球部,バスケ部,サッカー部などは1月,2月に諸大会があり,こちらは決してオフシーズンではありません。この日はそんな部活動も混じっての体力づくりでした。各チームごとに練習をしてからの本番チャレンジ,なかなか記録が伸び悩んでいたようですが,サッカー部・女子卓球部チームの皆さんが優勝したようです。終わる頃には日没も近づき,スタート時よりもだいぶ暗くなってきました。みんなが校庭に集まって校歌を歌って締めるところもいいなと思うのですが,生徒の皆さんはどう思っているのでしょうか。校歌以外でも締め方に工夫があるといいかもしれませんね。折角の新企画です,よい形で発展・定着させたいものです。
 

検定試験 頑張って!

 
 上の写真は3階の国語科教室に貼ってある漢字検定のポスターです。4コマ漫画風に女子高生と男子高生の恋愛が紹介されています。そのコマごとに【恋々】【裏腹】【不意】【歓喜】といった二字熟語が紹介され,ストーリー仕立てになっているのです。言葉に対する興味をそそる,いいポスターだなあと思っていたものなのでご紹介します。創る人も大したものだなあと感心します。これは漢字検定があることを知らせるポスターです。
 ポスターに示されている日付のとおり,先日の放課後には校内で漢字検定が実施されました。今回も自発的に受験を希望した生徒の皆さんが集まりました。それぞれの目標の級の合格を目指してのチャレンジです。担当の先生からの受験上の注意をお聞きして,そしてスタート。始まる前から緊張感の漂う教室でした。教室に集まって来たときには既に受験準備のために努力をしてきたことが伝わりました。よい結果が出て【歓喜】となればいいですね。
 1月には他に英検も行われました。今月(2月)は数検があります。生徒の皆さんの健闘を期待します。頑張ってください。
 

1月も各委員会で作戦会議

 
 いつもご紹介していますが,1月下旬には,各委員会ごとに集まって,生徒たちの話合いがありました。今月も生徒と先生の作戦会議が行われていたようです。どんな活動が出てくるのか楽しみです。
 ボランティア委員会は,学年ごとのホワイトボードを使って反省をしたことを全体で発表していました。広報委員会は2つのグループに分かれて作戦会議のように見えます。一つのグループはどうやら「特集新聞づくり」です。何やらアンケートもとるらしい。もう一つのグループは「ポスターづくり」。ここで分かったのは,先日の制作者不明のポスターは,実は広報委員会の生徒が作っていたものだということ。ラクビー日本代表やエジソンの言葉を引用していたのは,先生ではなく生徒なのでした。今回は担当の先生と新しいポスターづくりの相談でした。どんなものができるのか楽しみです。
 
 防災委員会は,例の防災標語を決めた後,それぞれが校舎内の安全点検をしていました。下の写真の,壁に向かって何かを書いている生徒は,安全点検の結果を用紙に書き込んでいるのです。また,右下は生徒会室でやっていた総務の生徒の様子です。再度,中央委員会を開催するようですね。今回は「いじめのない学校」「行きたくなる学校」にするにはどうしたらいいいか,取組案をみんなで相談しようとしています。少し大きなプロジェクトになりそうです。一方では,震災に関わって本校に支援をしていただいたことに対して感謝の気持ちを表そうと話合ったとも聞いています。どの委員会もよい活動になるといいですね。