鹿中 学校生活

今日の鹿折中

探究的学習 インタビュー練習

 今年の防災学習の探究的学習が本格的に始まりました。今日は,東北大学大学院の新家さんと学生の川合さんが来校し,10月2日に鹿折地区の方11名にインタビューする練習に助言いただきました。生徒も教師も初めての体験であり戸惑いもありましたが,生徒たちは自分の役割を意識しながら練習に取り組んでいました。新家さんらからは,机の配置やカメラの位置など細かな助言をしていただきました。
 

金曜日の朝の光景

 毎週金曜日,始業前にボランティア委員会の生徒が,登校坂のゴミ拾いを行っています。毎週行っていても,ゴミは毎回あるようです。中学生も地域の一員であるという姿が見られます。今後も継続して行っていく予定です。
 

探究的な学習「防災学習」

 震災から9年半が経過しました。震災の風化が叫ばれ,震災を知らない世代が小中学生になり,復旧・復興工事で震災があったことが分からなくなってきています。本校ではこれまでも防災学習を行ってきましたが,今年度からは,震災を伝承するをテーマに,東北大学災害科学国際研究所准教授の佐藤翔輔先生,大学院生の新家杏奈さん,学生の川井将矢さんのアドバイスをいただきながら探究活動をしていくこととしています。本来は,先週金曜日の11日に佐藤先生にご来校いただきガイダンスをする予定でしたが,爆破予告による臨時休業のため,本日オンラインでのガイダンスを行いました。今後も探究的な防災学習については,ホームページでもお知らせしていきます。
 

震災遺構・伝承館で学ぶ

 昨日10日(木)の午後,防災学習の一つとして3年生が気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を訪問し,防災について考えを深めてきました。最初に,佐藤克美館長と気仙沼伝承ネットワークの三浦秋男さんのガイドの元,旧気仙沼向洋高等学校の震災遺構を見学しました。その後,階上中学校の田中謙校長先生から,階上中の防災学習と市内の中学生に期待することについて講話をいただき,気づいたこと・感じたことを付箋に書きました。この付箋は,伝承館内に掲示されます。最後には,佐藤館長と感想や意見交換をしました。中学3年生は震災を知る最後の年代です。ぜひ次の世代に伝えていってもらいたいと思います。