鹿中 学校生活

今日の鹿折中

ソフトボール部 県新人大会3位 おめでとう

 昨日11月3日(土),仙台市海岸公園野球場で開催された県新人体育大会ソフトボール競技において,本校・米山中・佐沼中の合同チームが3位入賞を勝ち取りました。おめでとうございます。先週日曜日には1回戦を栗駒中と戦って勝利し,2回戦を富沢中には逆転勝ちで勝利して,準決勝に駒を進めていました。準決勝は優勝した高森中と対戦。初回・2回と相手に得点は許したものの,満塁ホームランで5ー4と追い上げ,粘りを見せ,逆転を目指しましたが,最終回に突き放されて敗戦となりました。守備でも攻撃でも実力をしっかりと出し切り,堂々とした試合ぶりでした。県大会の準決勝にふさわしい拮抗した試合ぶりでした。ソフト部の皆さんには,これを自信にして,学校生活を一層前向きに行ってほしいと思います。関係者の皆様,保護者の皆様のご協力に感謝をいたします。
  
 

防災学習教室「希望の部屋」

 
 本校の2階,1年生教室と2年生教室の間に「希望の部屋」と名付けられた教室があります。この教室は「防災学習教室」です。震災時には体育館が避難所となっていました。避難所での生徒の活躍の様子も紹介されました。当時の避難所で使われていたもの,多くのみんさんからいただいた支援の品々,温かいお励ましをいただいた寄せ書きや色紙,その後の防災学習の内容を示す写真などが常時展示されています。災害当時のことを忘れずに伝え,今後の防災への取組を充実させるための教室です。今年の「総合防災訓練」(明後日)の様子も展示されることになるでしょう。11月4日(日)は鹿折地区の自治会の皆様,保護者の皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

素晴らしい虹がかかりました


 10月31日(水)の5校時でした。1年生が英語の学習を元気よく行っていた頃,校舎の北東側に大きな虹がかかりました。あまりに素晴らしい虹だったために,思わず写真をとりました。何か良いことの前触れかもしれませんね。期待しましょう。
    虹の足            吉野 弘
 
  雨があがって
  雲間から
  乾麺みたいに真直ぐな
  陽差しがたくさん地上に刺さり
  行手に榛名山が見えたころ
  山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
  眼下にひろがる田圃の上に
  虹がそっと足を下ろしたのを!
  野面にすらりと足を置いて
  虹のアーチが軽やかに
  すっくと空に立ったのを!

  その足の底に
  小さな村といくつかの家が
  すっぽり抱かれて染められていたのだ。
  それなのに
  家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
  ……おーい、君の家が虹の中にあるぞォ
  乗客たちは頬を火照らせ
  野面に立った虹の足に見とれた。

  多分、あれはバスの中の僕らには見えて
  村の人々には見えないのだ。

  そんなこともあるのだろう
  他人には見えて
  自分には見えない幸福の中で
  格別驚きもせず
  幸福に生きていることが……。

保健講話「思春期とストレス」 全校生徒でお聴きしました

 10月29日(月)の5・6校時に保健講話を全校生徒でお聴きしました。講師は東北大学大学院教授(震災子ども支援室長)の加藤道代先生です。先生からは,①思春期の気持ちの特徴,②自分で心の調子を整えること,他の人の力を借りること,③話を聞いてあげることの大事さ,④大学生の体験や中学生へのメッセージなどつについて,分かりやすく,丁寧にお話をしていただきました。
 お話を伺って,生徒からも質問がありました。Q1解決できない,どうしようもないことがあったときはどうしたらいいですか? Q2勉強などで自信をつけるにはどうしたらいいですか? Q3腹式呼吸のほかにリラックスする方法はありますか? Q4先生ご自身のストレスの解消法はどんな方法ですか? …など,とても素直でよい質問でした。
 この講話をとおして,生徒が自分自身や友達についての理解を深め,今後ストレスとうまく付合っていくことができるようになることを願っています。加藤先生からは生徒の学ぶ姿勢を褒めていただきました。ありがとうございました。
 

総合防災訓練 事前学習を行いました

 10月26日(金)の5・6校時は総合的な学習の時間です。内容は,11月4日(日)に実施する総合防災訓練の事前学習でした。各グループごとの研修や準備をしました。例えば,気仙沼市総務部危機管理課から講師を派遣していただき,避難所開設訓練「HUG」(避難所開設のための図上訓練)をさせていただきました。また,鹿折公民館さんのご尽力で栄養士会からお二人の栄養士さんをお招きし,非常時の食事づくり(サバイバル飯→サバ飯づくり)を学習させていただきました。生徒は各自の担当ごとに真剣な面持ちで学習しました。訓練当日にこの学習を生かしてほしいものです。ご指導やお世話いただいた皆さんに感謝を申し上げます。