鹿中 学校生活

今日の鹿折中

現代の課題  いじめ・SNS・自死


 とても残念な事件です。誰も幸せにはなれません。先週金曜日,11月9日の朝の職員打合せで,この新聞記事を職員全員で確認しました。この記事を他人事としてとらえずに,想像力を巡らせてイメージ豊かに読み取りたい。そして,私たちの学校で同様なことが起きないために,必要な手立てを実際に打たねばならないと確認しました。
 この不幸なできごとを踏まえ,いじめ,SNS,自死等について,学校と家庭が,それぞれ取り組まなければならないことを,着実に実行していきたいものです。また,生徒会の力を引き出していきたいものです。

生活意識調査


 学校では,全校生徒に対して,毎月,生活意識調査を行っています。個々の生徒が学校生活を,今,どのように感じているか,困りごとはないかなどを把握し,一人一人の理解と改善に努めるものです。
 上は11月7日(水)に実施したアンケート用紙の一部です。いつも,学校生活が楽しいと答える生徒は圧倒的に多いのですが,その理由の1番は「友達」との関わりが楽しいというものです。2番目は「勉強」が分かる,「部活」が楽しい。3番目は「先生」がやさしい,楽しいとなります。結果を待つまでもなく,生徒にとって「友達」の存在は学校生活の明暗を決める大きなポイントだと分かります。そして「勉強」が分かることも,中学校では実に大きなポイントです。逆に考えれば,友達付き合いや,勉強がうまくいかないと,中学校生活は大変な苦痛になるということです。ですから,「いじめ」や「学習不振」などは無視できない,重大な問題です。この問題に学校と家庭で協力して取り組みたいものです。今月は教育相談が予定されていますが,有意義な話し合いをしたいと思います。どうかご協力をお願いします。

学校の紅葉

 朝晩の寒さが一段と強く感じられるようになりました。あの暑い夏のことが,この頃は懐かしく思われます。2学期の教育活動に追われて取り組んでいるうちに,もう後半に入っていることに気付きます。どんな成果が2学期にあがっているのか,これから確かめることになります。11月は教育相談を実施したり,期末テストを実施したりする月です。また,3年生は教育相談で進路希望の決定をします。どの学年の生徒も,勉強面や生活面での自分の進歩を感じれるようになりたいものです。
 校舎中庭の様子をご紹介します。だいぶ色づいてきましたね。3階から見下ろすと,美しい赤が目に飛び込んできます。
 

指導主事訪問での研究授業 生徒も先生も頑張りました

 先週の水曜日,10月31日には指導主事訪問がありました。これは本校の授業の様子を見ていただいたり,関連書類を見ていただいたりして,外部の先生方からご指導をいただく機会です。今年度は,各学年から一つずつ,計3つの授業を見ていただきました。(下記参照)指導にあたっては本校の先生たちがチームを組んで指導方法を検討しました。生徒は,普段の素直さや頑張りをもとに,積極的な学習ができたようです。おいでいただいた先生方からは,生徒の元気さや前向きさ,学習場面での協力の様子などをお褒めいただきました。本校では「分かる,できる喜びを実感させる学習指導の試み」を研究テーマにして,よりよい授業実践を目指して取り組んでいます。この実践が,今後,より多くの成果を上げて,更に笑顔の多い中学校になれたらと思います。
 ・1年1組 英語 「Unit7 ブラジルから来たサッカーコーチ」   及川貴行 先生
 ・2年1組 道徳 「反省と向上」              柏木 啓 先生
 ・3年1組 音楽 「日本の歌の美しさを味わおう『花の街』」 佐藤 巧 先生

  

福祉委員会で ペットボトルキャップ回収中

 
 生徒会の福祉委員会では1学期からペットボトルキャップの回収を全校生徒に呼びかけています。これは自宅から持ってきたキャップを昇降口の学級ボックスに入れて集め,ユニセフを通してポリオワクチンを購入する資金にしてもらうものです。「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し,福祉を推進する」といった国連の提唱する目標(SDGs)の一つを視野に入れた活動です。中学生にもできることを考えて着実に取り組む鹿中生徒の態度は立派だと感心します。1学期に集まったキャップは6,672個(16.68㎏)です。1,600個でワクチンを1人分購入できるので,約4人分のワクチンを全校で寄付したことになります。昔からある,地味な活動ですが,実に尊い活動です。もちろん生徒は2学期も頑張って収集しています。更に尊い命を守ることがでることでしょう。実はこの活動はCO2削減にもつながっています。1学期のCO2削減効果は52.5㎏でした。ご家庭の皆様にもご協力をお願いいたします。
 (関連するSDGsの目標)