鹿中 学校生活

今日の鹿折中

委員会活動が学校生活を充実させています

 
 
 鹿折中学校の生徒はどの生徒も各種委員会に所属し,日頃から委員会活動を頑張っています。毎日の活動ですから,大変ですが,この活動が鹿折中学校の学校生活を充実させる原動力です。責任をもって取り組むだけでなく,よく工夫して楽しく頑張っているのがとてもいいです。写真は右上が学級委員会の話合い,左上は保健委員会の話合いの様子です。
 下の写真2枚は放送委員会の活動の様子です。先日の昼の放送では,食育週間の企画番組を放送していました。放送原稿も自分たちでつくっています。ある日はこんな内容を全校に伝えていました。
 「皆さんは,日頃から家事などの手伝いをしていますか? 中学生ができる手伝いには,自分で給食の箸を洗う,休日などの時間のある日はご飯をつくったり,買い物に行くなどがあります。…(略)…中学生は自宅にいる時間が少なく,どうしても家族とのつながりが薄れてしまいます。しかし,手伝いによって家族との会話が増え,自分も家族の一員だという意識も強くなります。…(略)…積極的に家庭の仕事に参加しましょう。」
 …生徒のこんな活動で前向きな学校生活が行われているのです。

オワリとハジマリ


 これは何か,お分かりでしょうか。…校舎中庭の枯葉の写真です。12月も中盤となり,いよいよ本格的な冬の到来です。以前にご紹介した紅葉の中庭には落ち葉がこのように降り積もり,まるで茶色の絨毯のようになっています。これは物事のオワリであり,ハジマリの姿です。2学期,そして今年,それぞれが頑張ったことは既に結果が出ています。充実したオワリもあればそうでないときもありました。しかし,オワリはハジマリ。これが足下の第一歩となって,来年に花を咲かせ,実をつけることもあるでしょう。自然の移ろいは私達に何かを示しているのでしょうか。この枯葉から,まだ見ぬ未来に思わず期待を寄せてしまうのです。

会場を圧倒 アンサンブルコンテスト金賞 おめでとう

 
 
 昨日12月9日(日)に「はまなすホール」で開催されたアンサンブルコンテスト地区大会で,本校の吹奏楽部が金賞を受賞しました。おめでとうございます。打楽器3重奏「ケルベロス・ドラムス」を演奏しての受賞です。来月には県大会に出場します。
 会場での撮影や録音が禁じられているのでご紹介できないのですが,上は校内での様子です。顧問の佐藤先生の指導を受けて,3人は一生懸命に練習してきました。先週金曜日の昼休みには校内でのお披露目会を開催し,校内の生徒や先生に演奏を紹介しました。大勢の生徒が演奏を聞き,大きな拍手をもらいました。おかげで本番のコンテストでも集中力のある,とても素晴らしい演奏ができました。ケルベロスとは,ギリシャ神話に出てくる頭を3つ持つ犬の怪物です。3人が入り乱れながら激しい曲を演奏している姿は,これが「ケルベロス」かと思わせるものでした。会場の聴衆を圧倒する演奏でした。この難しい曲をここまでよく自分たちのものにしてきたと感心します。県大会でもいい演奏ができることを願います。応援していただいた皆さん,ありがとうございました。

学校警察連絡協議会でのお話(子どもへの上手な聞き方)

 過日,地区の学校警察連絡協議会の研修会が開催されました。この協議会は「学警連」と言われ,子どもの健全育成を目指す,小中高,警察,関係者等で組織する会合です。冬休みを控えて互いに情報交換し,打合せをするものでした。
 その際の研修会で参考になるお話をお聞きしましたのでご紹介します。講師は仙台少年鑑別所の内山博之先生でした。ご紹介するのは「子どもへの上手な聞き方」に関する部分です。当日のプレゼン資料から3つご紹介します。
 
 ①(左)「たいしたことではないけれど…」は言葉どおりでないかもしれない。
 子どもに話を聞くとき,本人が「たいしたことではないけれど…」と言って話し出す内容は実は重要だったりする。子ども自身が重要なことだとは分かっていないことがある。また,大切なことほど話しにくい内容なので,こんなふうに子どもは言うことがある。
②(右)うまくいったときや,成功したときの秘訣を確認すること。
 
うまくいったとき,自分の中の「どんな力が使われたか」を子どもから聞き出し,自覚させることで,今後もそうできるようにさせるのが大切。子どもになぜ失敗したかを問うことはあまり有効でない。
③(左下)自分の中での変化(よさ)を自覚させたり,未来の進歩をイメージさせること。
 子どもに聞くことをとおして,他人との比較ではなく,過去の自分と今の自分の変化(よさ),今の自分と未来の自分の進歩のイメージ化(目標)を考えさせることが大切である。

ユニセフから感謝状をいただきました

 
 先日,学校にユニセフから感謝状が届ききました。生徒会が行った募金に対しての感謝状です。文面にはこのように書かれています。「このたびは,ユニセフ募金へのご協力ありがとうございます。鹿折中学校のみなさんが,世界の子どもたちが直面する問題について考え,ユニセフに協力してくださったことを心強く思います。みなさんからの募金は,世界150以上の国と地域でユニセフの様々な活動に大切に使わせていただきます。ユニセフは,貧困,紛争などの厳しい状況下で懸命に生きる子どもたちを支え,すべての子どもの権利が守られる世界を目指して活動を続けています。これからも同じ地球に生きる仲間として力を合わせ,よりよい世界を築いていきましょう。」…と。
 「SDGs」の基本理念を表す言葉に「誰も置き去りにしない」(no one will be left behind)という言葉があります。私たちの理想を目指しましょう。生徒会のみなさん,ありがとう。