鹿中 学校生活

今日の鹿折中

スマホ18の約束(ご紹介)

 先週,スクールカンセラーの國政先生からお便りが発行されましたが,その中に紹介されている「スマホ18の約束」はご存じだったでしょうか? お便りでは前半部分だけが紹介されていました。そこで,ネット上で調べてみると,アメリカ人の下の写真のお母さんが,下の写真の息子さんにスマホをプレゼントしたときに,期待と戒めを込めて契約書を作り,子どもにスマホを賢く利用することを願ったものだと分かります。このお母さんの人間に対する洞察力の深さ,親の責任や役割を果たそうとする姿勢が伝わってくる文章です。私たちの教育や子育ての参考になるものです。

 
  以下に18のうち,7番以降をご紹介します。

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 7 このテクノロジーを使って嘘をついたり,人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え,喧嘩に参加しないこと。
 8 人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。
 9 友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。
 10 ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。
 11 公共の場では電源を落とすなり,サイレントモードにすること。特にレストラン,映画館や他の人間と話す時はそうしてください。あなたは失礼なことをしない子です,iPhoneがそれを変えてはいけません。
 12 他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり,貰ったりしては行けません。笑わないで。あなたの高知能でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし,あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。よくない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし,風評を消すのもなおさら難しい。
 13 写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に収録されます。
 14 ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし,あなたの一部でもありません。携帯なしで生活することを覚えてください。流行に流されない,FOMO(自分だけが取り残されるていると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。
 15 新しい音楽,クラシック音楽,あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてください。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。
 16 ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。
 17 上を向いて歩いてください。あなたの周りの世界を良く見てください。窓から外を覗いてください。鳥の鳴き声を聞いてください。知らない人と会話をもってみてください。グーグル検索なしで考えてみてください。
 18 もしあなたが失敗したら,そのときはこの携帯をあなたから奪います。その失敗について私と話し合います。また一からスタートします。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。

防災新聞 防災学習から考えたことを発信する

 
 上の写真は2学期末の放課後の風景です。この日は美術室が1年生から3年生までの大勢の生徒が集まって大賑わいでした。なぜなら,1学期から課題となっていた防災新聞(壁新聞)の締め切りが間近になっているからです。まだ完成していないグループのみんなは必死に仕上げをしています。1学期から継続して勉強している防災についての勉強。この中の幾つかに焦点を当てたり,新たにアンケート調査をしたりして記事をつくり,新聞にまとめて発信するのです。鹿中生に防災学習が浸透していることを感じさせる風景でした。完成した新聞は,3学期に入って,校舎1階の廊下に全校生徒分が掲示されています。(下の写真,一部)なかなかよくできた新聞もあるようです。現在は先生方で審査中です。ご来校の際にはどうぞご覧になってください。
 

生徒数の変化 新しい現実・新しい学校づくり

 少子高齢社会です。上の表は本校の生徒数の変化を表しています。震災直後の平成23年度は全校の生徒数は218人でした。そして,7年を経た今年度は118人です。この間,本校の生徒数は100人も減少したのです。主たる原因は,人口の減少と出生数の減少です。このことは,他校も同様です。本校の来年度は102名になる予定で,以降は100名余りの生徒数で暫く安定する見通しです。
 このことから,生徒の学校生活や,学校の指導も変化することは当然です。学年が単学級になると,生徒の切磋琢磨や仲間作りも変わってくるでしょうし,昔と同じように部活動をすることも難しくなります。反面,一人一人を細やかに指導し助言することができるようになると思います。これからは新しい現実を踏まえた新しい学校づくりをしていくことが大切ですね。生徒諸君にも,一人一人が一層大きな存在感を発揮することで,学校全体の輝きを大きくしてほしいものです。同時に,PTA会員数や職員数も減るわけですから,私たち大人も考えなくてはなりません。新しい学校づくりにチャレンジしていきましょう。
 
 ※写真は今年度の入学式の風景です。

なぜリボンが? ナイスなアイディアです

  
 このリボンは何でしょう?…よくよく見ると,水洗トイレのレバーにピンクのリボン。校舎内すべてのトイレのレバーに,このリボンが取りつけられました。そのねらいは,使用後に足でレバーを踏みつけて水を流すのを防止するためです。足で踏みつけてレバーが汚れたり,壊れたりするのを防止するのです。このリボンがついていると,自然に手でレバーを操作する気持ちになるといいます。生徒の発想ですが,ナイスなアイディアです。いいと思います。ちょっとした工夫で,丁寧な気持ちで物に接するようになるのですね。この発想,他にも活用できるかもしれません。

インフルエンザ流行 今が大事なポイント

 インフルエンザ対策を!
 珍しく2学期末までに市内でのインフルエンザの発症がなく,安心していたのですが,新年になって一気に罹患者が急増しています。本校では先週末の段階で3名が罹患しました。小・中・高を問わず,市内の他校では罹患者が多数となったため,学級閉鎖や部活動中止等の措置をとるところが出ています。本校もピンチです。爆発的な感染が起きないようにしなければなりません。木曜日には早速アルコールで校舎内を除菌しましたし,金曜日は特に心配な学級は全員がマスク着用で過ごしました。この3連休の過ごし方が大事なポイントになります。今後に影響すると思います。生徒や職員は,ぜひ危機感をもって具体的な予防行動をお願いします。インフルエンザの流行で,3年生の受験が危ぶまれたり,大会等に参加できなくなることもあります。罹患防止に最善を尽くしましょう。下は先週の保健だよりからの抜粋です。もう一度ご確認ください。