鹿中 学校生活

今日の鹿折中

鹿峰会入会式

       
 
 少し前のことになりましたが,入学式の翌日,4月9日(火)には鹿峰会入会式がありました。「鹿峰会」(ろくほうかい)とは鹿折中学校生徒会の呼称です。生徒たちは3月の委員会活動のころから,新1年生を生徒会に迎える,この式の計画を立て,それぞれ準備をしてきました。部活動紹介のために,各部では春休み中にビデオ撮影をしたりと,地道に準備をしてきた大きな行事でした。
 総務の皆さんはリハーサルも行って準備をしてきたので,当日は各自の役割をしっかりと果たしてよい行事にすることができました。それぞれのあいさつが実にしっかりと述べられていたなと感じます。生徒会の歌の斉唱から始まり,入会の言葉があり,委員会活動,部活動が説明されました。生徒が学校の主役であるためには,生徒の活動が主体的でなければなりません。これまでの生徒がよく活動に取り組んできたことを引き継いで,今年度も生徒自身が更に楽しい,居心地の良い学校生活になるよう活動を工夫してほしいと思います。吹奏楽部の皆さんの生演奏もよかったですね。
 校長先生からは,新入生が入学したので,改めて「未来を夢見る人間」はどんな人間なのか,質問されました。生徒がこのような人間になることを意識して励んでほしいと話されました。
 
 

年度初めは防災マニュアルの確認 11日は防災学習の日

 
 毎月11日は,本校の「防災学習の日」です。朝の短学活で防災について学習します。年度の初めなので,今回は「防災マニュアル」の確認,読み合わせでした。様々なケースについて,このようにしますと整理された資料を読んで,いざという時の行動の仕方を確認しました。「いざ」という時が,いつ来るのか分かりません。ですから,折に触れて,決めごとを定期的に確認していくことが重要です。今回,生徒はマニュアルの確認をしました。一方,ご家庭にいるときはどうでしょうか。また,家庭と学校の間,つまり,登下校時の避難行動や安全管理はどうでしょうか。ぜひ,有事を具体的に想定して,家庭での対応の仕方や,連絡の取り方,登下校時の危険や避難について,親子で話合っていただきたいと思います。命を守る行動を的確にとれるよう,ご家庭でぜひご指導ください。
 

複数担任制!

  
 新年度になり,新学期が始まりました。2・3年生の教室でも学級開きが行われ,新たな1年のスタートを切りました。上の写真のように,新しい担任の先生から学級便りを配布されて1年への期待と自覚を深めたり,新しい教科書を手にして今年の勉強への意欲を高めたりしています。
 ところで,下の写真を見るとお分かりのように,教室には複数の先生が入っています。本校では意図的に複数の先生が出入りする方式をとっているのです。名付けて「複数担任制」と校内では言っています。つまり,先生たちのチームによる指導をやろうとしているのです。生徒が多様であることは言うまでもありません。先生だって様々な個性や能力があります。得意・不得意もありますし,男女や年齢の問題があります。また,出張等で在・不在の時があります。ですから,学級担任だけでなく,学年主任や副担任などが常に教室で生徒に関わっていて,先生たちがチームで指導をし,生徒を見守り,励ます体制のほうがよりよい指導ができると考えたのです。本校では,昨年度からこんな指導体制を目指してきました。今年度は更にこのやり方を充実させたいと考えています。養護教諭も,教務主任も,主幹教諭も教室に行って生徒と関わります。教師にとっても,生徒をよく知ること,よく関わることは有効です。私たちは,この複数担任制を成功させたいと考えています。
 
 

入学式の裏方として 2・3年生の活躍

 
 1週間前の入学式,当然,新1年生が主役の行事ではあったのですが,いつものように在校生が裏方として活躍していました。当日の清掃活動はもちろん,1年生を迎える教室の装飾,1年生に手渡す新しい中学校の教科書の運搬,写真を見るとその様子が分かります。ありがとうございました。
 また,式場の準備の様子は下の写真をご覧ください。今回も丁寧な作業をしてくれました。椅子を並べてきれいに拭いたり,個数を確認して真っ直ぐにしてくれました。また,鉢花をステージに飾ってくれたり,ステージのセッティングをしたり,式次第を高い場所に貼ってくれたり,様々な仕事を2・3年生はやってくれました。自分たちの後輩となる人たちを温かく迎えようと一生懸命だったのです。先生たちと2・3年生の裏方としての堅実な仕事があってこその入学式だったのです。ご苦労様でした。
 
 

鹿折中の桜 もうじきです

 
 もう桜が開花したのではないのです。上の写真は去年の春の桜です。本校の登校坂の左右には桜があります。だいぶ成長した桜です。枝が市道に覆い被さっているので,桜のトンネルになっています。しかも,右側と左側の桜は品種が違うのでしょう,まるで紅白のトンネルのように色合いの違う桜が咲くのです。生徒はこの桜の下を毎日登下校します。今年ももうじき咲くのではないかと思って,私たちは楽しみに見上げているのです。開花が楽しみです。
 さて,登校坂を登り切った校庭の周囲にも桜の木がたくさんあります。やはり色々な品種の桜だと思うのですが,生徒たちは校庭や教室の窓から,この桜の風景を楽しんでいます。それにしても,去年の今頃はまだ校庭は工事中だったのだなと改めて思わされました。
 鹿折中学校にとっては「桜」は特別な樹木です。総合的な学習の時間を,本校では「さくら学習」と名付けていることからもお分かりでしょう。桜のように,花の中の花となり,愛される中学校になりたいものです。