鹿中 学校生活

今日の鹿折中

前期委員会活動 終了

 
 生徒会活動の基本は,学級活動と委員会活動です。9月26日(木)は前期の委員会活動の総括の日でした。半年間の活動を振り返り,頑張れたこと,なかなかうまくいかなかったこと,これからの活動のことなどを話し合っていました。充実した活動ができたと思える委員会もあれば,もっとやろうと思えば色々なことができたのではないかと少し後悔をする委員会もあったと思います。それぞれの委員会が全校に対してよい影響を与える活動ができたらと思っているようでした。これからも工夫のある活動を楽しくやっていきたいものです。
 ある委員会では,それぞれの学年の持ち味が出されていたこと,失敗もあったけれど前向きな工夫ができていたこと,今後も積極的に取り組んでほしいことなど,3年生の委員長から1・2年生の皆に話されていました。その話し方は本当に思いをもって取り組んできたことが伝わるものでした。委員のみんなからは感動の拍手が送られていました。委員長が頑張ったことを讃え,思いをもって話してくれたことに対する拍手だったと思います。とてもよい場面を見ました。後期の委員会活動,どの委員会も更に飛躍ができることを期待します。
 

ソフト部 登米地区大会準優勝 おめでとう

 
 ソフトボール部は豊里中学校との合同チームが認められて、登米地区中体連新人大会に出場することができました。昨年に続き,臨時的な救済措置としてご配慮をいただきました。ソフト部の3人は,今年の気仙沼・本吉地区中総体には出場できなかったので,今年度初めての公式戦です。
 
 大会は9月28日₍土₎・29日(日)の2日間,登米市豊里運動公園グラウンドで行われました。豊里中の皆さんとは夏休みから合同練習をしていましたが,十分な練習ができたわけではありません。また,日常も生徒3人と顧問の先生との練習です。しかし,貴重な大会参加のチャンスです。3人はできうる限りの準備をして今回の大会に臨みました。
 
 大会は4チームの総当たりリーグ戦形式で行われました。初戦は津山中学校に勝利しました。翌日の2試合目には,佐沼中・南方中合同チームに圧倒されてしまい,敗戦を喫しました。そして,最後の第3戦は中田中学校との試合です。接戦を制して勝利。2勝1敗で準優勝となりました。県新人大会へも出場することが決定しました。
 
 監督を務めていただいた豊里中の佐々木先生や,本校顧問の佐藤先生,戸羽先生がこの合同チームを丁寧に指導し,励ましくれたことが生徒たちの力になったと思います。先生たちも生徒とともに一生懸命でした。また,保護者の皆さんには合同練習の際には遠くから送迎をしていただき,豊里中の保護者の皆さんとともに,大会では熱い声援で応援してくれました。ご協力ありがとうございました。今回の地区大会をよい学びにして県大会では更に実力を開花させてほしいと思います。県大会も豊里中・鹿折中の力を合わせて頑張りましょう。
 

男子保健体育 ソフトボールの授業

 
 昔の子どもたちは広場に集まって野球をして遊んでいました。…こんな風景はだいぶ昔のことになってしまったかもしれません。当時の子どもたちにとっては,野球はスポーツではなく,遊びだったような気がします。ですから,ほとんどの男子生徒はキャッチボールやバッティングができたように思います。しかし今は,広場に集まって野球する子どもたちは見えなくなりました。
 でも,最近の男子の保健体育の授業にはそんな雰囲気が漂っているのです。休み時間になると,生徒が校庭に出て準備運動のランニングが始まります。授業が始まると,キャッチボールが始まり,そして,ゲームをします。2つのチームに分かれて対戦です。大きな声が校庭から聞こえてきます。プレーに一喜一憂する声。指示を出したり,励ましたり,歓声があがったりと,とても楽しそうで,思わず校庭のほうを見てしまいます。先日は相手の打った打球が身体を直撃してしまった生徒に「大丈夫かーっ!」と仲間から心配する声がかかっていました。いいですね,生徒が大きな声を出しながら,楽しげに活動しているのは。野球が遊びだった頃の子どもたちの様子が校庭に見られるのです。
 

給食当番 マスク忘れ多し?

 
 先日の職員会議で話題になったのです。…最近,給食当番のマスク忘れが多い。翌日も同じく忘れてくる。きちんとした身なりで当番をする意識が弱くなっているのではないか。また,給食ではお箸を忘れる生徒も多いように思われる。…こんな意見でした。そう言えば,しばらく当番の様子を見ていなかったなと思い,給食の始まりの時間に様子を見てみたのです。本校では当番の生徒は自分のエプロンを着用し,三角巾を身に付けます。そして,マスクです。学校によっては白衣を購入して3年間使用するところもあるのですが,本校では家庭にあるエプロンでいいと思っています。この日の生徒たちは全員がマスクを着用していました。あれ,職員会議の話題とは少し違っているようです。皆,忘れ物をすることなく,きちんとした身なりで,きびきびと行動をしていました。
 
 当番は,まず,配膳室の前で手指の消毒をします。そして,食管や牛乳を教室まで分担して運ぶのです。教室では,協力をして配膳をし,食事のあとは片付けをして,食管等を配膳室に返却します。この作業をあまり時間をかけずに,てきぱきとやらなければなりません。1年生もようやく中学校のスピードになれてきたようです。それにしても,いつもしっかりと自分の役割を果たそうとする生徒の姿は立派です。マスク忘れや,お箸忘れがあったかもしれませんが,もう一度自覚を高める機会になったようでした。この日の給食メニューは右下の写真のような内容でした。美味しく頂くことができました。ごちそうさまでした。
 

サルビアと萩の花 どっちがきれい? 9月18日

 
 先日ご紹介した職員室前の花壇のサルビア。マリーゴールドと共に夏の終わりを表現しています。むしろ真夏より今のほうがきれいに咲いているかもしれません。しかし,右側の写真は初めてご紹介する萩の花です。こちらは秋を表現する,古来から宮城を代表してきた花です。萩の花は何か寂しげと思っていたですが,よく見ると結構豪華に見える花なのですね。秋の花は寂しげといった固定観念にとらわれていたかもしれません。サルビアと萩,この二つが同時に校地内で咲き誇っています。
 萩は中庭にもありますが,校庭東側駐車場のフェンス際にある株が結構大きいのです。改めてみると,こんなに大きかったのかと驚くほどです。生徒が校庭で活動している様子を見守っている萩です。生徒にも見てほしいものです。