鹿中 学校生活

今日の鹿折中

何の相談,何の準備?

 
 1月末の部集会は1・2年生だけで集会室に集まりました。終了後に,生徒会長から生徒のみんなに報告と依頼がありました。そして,プリントが配られました。何かの企画についてお話しし,生徒のみんなに準備をしておいてほしいといった内容のようでした。プリントにはどんなことが書いてあったのでしょうか。
 
 そして2月に入って,3年生がテスト1日目を終えて早めに下校した日。体育館に1・2年生が集まって何かの練習をしていました。少し寒い日だったのですが,先日のプリントをもってきて生徒たちはそろって練習をしていました。担任の先生からも,ここはこうだったのでこうするといいよと助言をもらっていたようです。練習,ご苦労様でした。
 校舎内を歩くと,学習室には下の写真のようなものが置いていました。何ができるのでしょうか。制作が始まっていますね。先日の夕方,2人の女子生徒が部活動とは関係なく活動をしていた様子でしたから,「あれどうしたの?」と声を掛けると,「◎◎の準備をしていたんです!」と教えてくれました。そうか,あれはその準備だったのです。(さて,答えは何でしょう?)
 

咳エチケット・手洗い できることを徹底しましょう

 
 新型コロナウイルスによる肺炎流行が国内でもだいぶ懸念される状況になりました。今後も報道には十分に注意していきたいものです。まず,どんな状況でもやろうと思えばできることは,普段から当たり前のように徹底していきたいものです。
 先日,学校に届いた新型コロナウイルス関係の注意喚起文書には,咳エチケットと手洗いの徹底が強調されていました。もちろん,インフルエンザ対策でも従来から推奨されていることですが,今回の事態にもまずこれを徹底することで対処していきたいものです。この習慣形成は,将来にわたって本人に有効であり,また,社会的に貢献できることです。咳エチケットの資料を見て驚いたことは,マスクなどをしていない場合では,自分の衣服の袖を使って咳への臨時対応することが勧められていることでした。そんな方法を勧めるほど,咳による感染症の流布が問題なのだなと思われました。手洗いにしても,手を濡らす程度にさっと切り上げる人がいたり,ハンカチをもたないで過ごす人がいたり,様々ですね。将来にわたって役立つ,よい習慣形成をしていきたいものです。
 

3年生卒業まであと2週間 カウントダウンカレンダー

 
 1月17日からカウントダウンは始まっています。1月17日で卒業まで「34日」と示されています。これは3年生の残りの登校日数をカウントしています。実はこのカウントダウンカレンダーに最初は気付かなかったのです。なぜなら,去年の3年生は教室前の廊下に掲示していましたが,今年は教室の中でカウントダウンをしていたからです。生徒一人が1枚を担当し,先生も参加して,日数を示すだけでなく,同級生へのメッセージを伝えています。9年間,共に学校生活を歩んできた仲間とお別れをするための前奏曲のようなものでしょうか。イラストで和ませたり,受験勉強への激励の言葉が添えられたりしています。3学期の一日一日が大事にされていることが分かります。君たちの学級であり,学年です。よいまとめをしましょうね。
 
 下の写真は卒業文集を制作している様子を撮影したものです。工夫のある,楽しい文集に仕上がっているようですね。女子生徒が編集会議をしながら締め切りに間に合うように頑張っていました。実は,これは12月のことでした。先日は写真屋さんも学校に来ていましたので,いよいよ卒業アルバム・卒業文集は完成し,納品となりそうです。そう言えば,卒業証書も完成したという連絡もありました。いよいよです。残り2週間,更に一日一日を大事にし,そして楽しんで,中学校生活を終えましょう。
 

気仙沼・本吉地区吹奏楽祭 中学校合同演奏

 
 2月9日(日)には「地方音楽会in気仙沼」が開催され,その第一部は「気仙沼・本吉地方吹奏楽祭」でした。本校の吹奏楽部員ももちろん出演し,素晴しい演奏をしてくれました。練習は昨年12月下旬から既に始まっています。昨年に引き続き,今回も気仙沼市内の中学校吹奏楽部が一緒になっての合同演奏です。普段は少人数で演奏をしている本校生徒ですが,これだけの大編成で演奏できる機会に恵まれ,一生懸命に練習し,当日を迎えることができました。
 演奏曲は3曲です。①「喜びの音楽を奏でて!」②交響組曲「君の名は。」③「宝島」の3曲でした。なかなか顔を合せての十分な練習はできなかったと思うのですが,市内中学生の実力を見せつける素晴しい演奏になりました。3曲ともに,とてもいい演奏だったと思います。市内の生徒が力を合わせるとこんなに素晴しい演奏になるのかと改めて感心しました。小規模校単独では経験できない演奏機会に恵まれ,鹿折中生にとっても本当に良かったと思います。より高いものを目指したくなるような,よい刺激を受ける吹奏楽祭でした。本校吹奏楽部顧問の佐藤先生も当日は指揮者として活躍しました。ご苦労様でした。何かいつもより格好良く思えたのは気のせいでしょうか?
   

梅と桜 咲いています

 
 あまり気にしていなかったので気付くのが遅くなりました。生徒昇降口に花瓶があって,何か枝が活けられているなと思ったのです。よくよく見てみると,梅ではないですか。しかも,花を咲かせているのです。びっくりでした。用務員さんの気遣いですが,この梅はどうしたのでしょう。聞いてみると,保健室前の校庭付近に梅があるのですが,その枝を切ってきたのだそうです。そして,室内で温かくして花を咲かせてくれたのでした。先日までサザンカに気を取られていましたが,梅が咲いているのを見ると何か嬉しくなるのでした。
 
 この写真は登校坂の桜の枝を撮ったものです。冬空の青が素晴らしいですね。そして素晴らしい枝振りに期待感が高まります。しかし,この時期は当然ですが,桜はまだです。寒風の中で枝を震わせて寒さに耐えていました。今,きっともうじきやって来る春のために花芽を準備しているのでしょう。今年は開花が早いかもしれませんね。
 しかし,校舎内では桜がもう咲いていました。5枚の桜の絶景写真が,1年生の教室前の廊下の壁に貼ってあったのです。季節外れの写真。しかも,満開の桜の写真です。一足早く桜をみることができました。なんと,この写真は音楽の授業の宿題を掲示していたものです。前奏を考えるとき,5枚のうちのいずれかの桜のイメージをもとにして生徒に作曲を促すものだったのです。音楽の先生に聞くと,音楽室に貼っていてもあまり見られないので,ここに貼ってみたというのです。確かに……。お陰で一足先に桜を観賞することができました。春が近づいているようです。