鹿中 学校生活

今日の鹿折中

思い出して! メディアに潜む危険②

 残りのキーワードは2つです。どうでしょう,覚えていますか? 自分自身で自分の生活習慣をコントロールできるといいですね。健康は前向きさや柔軟性を生み出します。頑張れる体質を生み出します。
 キーワード③は「奪われる時間」でしたね。1日4時間メディアと接触すると,起きている時間の4分の1を消費してしまいます。20年で5年分の時間を失い,人と人との関係から学ぶべきものが十分に得られないで,年齢だけ大人になるのです。年齢は20歳でも心は15歳程度…「大人子ども」の出現です。あなたはそうなってはいけません。要注意です!


 キーワード④は「笑顔を失う慢性疲労」でした。メディア依存の子供たちの写真を見せられましたが,覚えていますか? あなたはどうですか?笑顔のある生活を失ってはいけません。メディア機器による慢性疲労…要注意です。

 最後に田澤先生はこんなことも話していました。下を見てください。家族との触れ合いや会話,一緒に食事をとることを大事にしましょう。
 最後に保護者の皆さま,大事なお子様をゲーム機やスマホに奪われてはいけません。ご家庭でのメディア利用,親子の触れ合いについてご工夫をお願いいたします。

思い出して! メディアに潜む危険①

  
 生徒の皆さんは覚えているでしょうか。9月27日(金)に小児科医:田澤雄作先生に来校いただいて「メディアに潜む危険を知ろう」と題したお話をお聞きしましたね。鹿3運動の一環でした。その後,養護教諭の豊田先生が,特別号保健だよりでキーワードを使ってまとめてくれました。とても大事な内容なので,生徒の皆さんにぜひもう一度思い出してほしいのです。以下に2つのキーワードを確認しましょう。

 キーワード①は「前頭葉」でした。映像メディアは前頭葉の機能を傷害し,学力,スポーツ力,コミュニケーション力を低下させ,慢性疲労を生み,笑顔を減らし,発達障害を生みます。要注意です!  


 キーワード②は「メディア依存」でした。ゲームで脳内にドーパミンが放出されると依存状態になり,日常生活でのよろこびや快感が感じられなくなる。要注意です!


スマホより見るべきもの 人の目

  
 ポスター3種を掲載してみました。左側のポスター,出処は分からないのですが,とてもインパクトのあるポスターです。いいポスターですね。「スマホよりみるべきもの 人の目 スマホじゃ見えないものがある」というコピー,説得力があるように思います。大人も中学生も下を見ている時代です。目と目を合わせるコミュニケーションを大事にしないといけませんね。気を付けましょう。
 さて,真ん中のポスター,これは今年の新作です。ネット社会の健全な発展に向けた連絡協議会が毎年作成し,学校等に配布しているものです。相変わらずSNSなどでの書き込みが青少年の対人関係を悪化させています。だいぶ危険の認識はされるようになってきましたが,青少年は大人と違ってゼロからこの危険を学ばなければなりません。毎年,毎年,繰り返して指導しなければならない,ゆゆしき問題なのです。気を抜いてはいけない問題です。
 右側は昨年のポスターです。大人も失敗してしまう問題です。ネットの問題は現代社会が取り組まなければならない問題です。便利さだけを強調して,問題をうやむやにしてしまうのはどうでしょうか。人と人が信頼して結びつく技術でありたいものですね。気を付けましょう。

親子奉仕作業(除草作業) ありがとうございました

 
 11月2日(土)の午後からPTAの有志の皆さまには校庭の除草作業をしていただきました。大変ありがとうございました。生徒たちが防災訓練の片づけ作業をしていたころ,保護者の皆さまにお集り頂き丁寧に作業をしていただきました。また,生徒たちも防災訓練を終了して校庭に出て,前回の鹿中きれいの日で取り切れなかった部分に再挑戦してくれました。機械の投入もあって,ついに校庭が清々しい環境となりました。長時間にわたってご協力をいただき,大変ありがとうございました。
 作業は午後3時ごろに終了しましたが,生徒たちも最後の最後までしっかりと仕事をして後片付けをしてくれました。昇降口の掃き掃除など,大変ご苦労様でしたね。
 

小中合同総合防災訓練④ 被災体験を聞く会

 
 避難所設営訓練を終了した3年生は11時ごろからは「被災体験を聞く会」に参加していました。これは今回初の試みです。東日本大震災発災当時,今の中学3年生は小学校入学前でした。ですから,震災の記憶はあるものの,子どものことですから,曖昧で断片的な理解をしているようでした。これまでは被災地の子どもたちの心のケアを重視していたので,あまりストレートな事実を扱わなかったのですが,本校では「震災を学ぶことがこれからは大事だ」と考えて今年度は取り組んできました。
 
 そこで,今回の防災訓練に合わせて「被災体験を聞く会」を3年生だけに実施したのです。語り部となって被災体験をお話ししてくださる方は3年生の保護者と先生です。今回は3名の方に語り部になってもらいました。畠山PTA会長さん,米倉さん,小山先生の3名です。あの時,自分はどうしたのか,どう感じたのか,今どう思うかなど,当時のことを詳しくお話ししていただきながら,大事なメッセージを発信していただきました。身近な方々が身近な場所で語る「あの時」を生徒は真剣に聞きました。もっと多くの鹿折の人々からこのようなお話をお聞きしたいと感じた会の様子です。お忙しい中ご協力をいただいた皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。「保護者語り部」…これからも行っていきたい新企画でした。