鹿中 学校生活

今日の鹿折中

私立高校の授業料に対する支援が拡大されました

 
 今年の4月から私立高校の授業料実質無償化となるといったお知らせです。これは国の施策によるものです。
 とてもいいニュースですね。従来からも授業料への支援はあったのですが,一層の拡充がこの4月から行われます。生徒への支援金は年額39万円余りとなります。対象は年収590万円未満の世帯の生徒です。これはなかり充実した支援金となるように思います。今まで私立高校への進学に際しては,私立の特色ある教育が魅力ではあるものの,その授業料の高さがネックになる場合がありましたが,今回の制度拡充で授業料の面ではかなりの支援となります。授業料を気にせず,一生懸命に実力を出し切って勉強できる環境が整ってきました。
 こうなると,公立であれ,私立であれ,自分次第で道は拓けることになります。家庭の経済力にかかわらず,学べる環境を整えてくれた皆さんに感謝をしたいものです。
 詳しくはこのパンフをご覧ください→ 私立高校実質授業料無償化パンフ 文科省.pdf

進級と卒業を祝う会 ありがとうございました

 
 少し前のことになってしまいましたが,2月22日(土)には鹿折地区手をつなぐ育成会の主催で「進級と卒業を祝う会」が開催されました。この会は毎年実施されているものです。鹿折地区の特別支援学級の児童生徒の進級や卒業に際して,この1年の頑張りを讃え,卒業をする子どもたちの前途に期待を寄せる行事です。当日は,始めの言葉を畠山会長さんが行い,お祝いの言葉を中学校の校長先生が述べ,それぞれが自己紹介をしました。
 そして,メインのお楽しみとして,読み聞かせサークル「ほっとけーき」の皆様に読み聞かせを楽しませていただきました。「ほっとけーき」の皆さんの巧みな表現に大人も子どもも引き込まれました。歌やゲームを交えての楽しいパフォーマンス,本当に素晴らしかったです。大変ありがとうございます。
 
 ご公演の後には,畠山会長さんから気仙沼支援学校のご紹介を映像をもとにしてしていただきました。先輩の皆さんの活躍の様子をお聞きし,将来の自分の姿として,とても参考になるお話でした。会の最後に,参加した3名の児童生徒がそれぞれの抱負を皆さんに紹介しました。そして,会からはお祝いの品をいただきました。大変ありがとうございました。
 大勢の皆さんにこれまでの頑張りを褒めていただき,これからの成長に期待を寄せていただきました。生徒代表がお礼の言葉を述べました。そして,全員で記念撮影をして会を終了しました。1時間半ほどの会でしたが,温かく優しい時間が開場に流れていました。子どもたちは,これからも頑張るぞといった気持ちになったようです。鹿折地区手をつなぐ育成会の皆様には,祝う会を実施していただき,本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。
 

3年生を送る会 1・2年生が3年生に感謝

  
 何かの準備が行われているようだとお伝えしていましたが,その答えは「3年生を送る会」でした。2月25日(火),1・2年生は午前中で期末テストを終え,6校時に「送る会」を実施しました。準備期間は1か月以上。実は,生徒会総務の生徒は,期末テストの期間でしたが,前週のテスト1日目の放課後にリハーサルをしっかりやっていたのでした。当日,会場の体育館に向かって歩いて行くと,中庭にいつものアイドルがやってきていました。サザンカの左脇にカモシカがいてこちらを見ています。恐らく自分も「送る会」に参加しようと思ってやってきたのでしょうね。
  
 少し寒い会場ではありましたが,大事な会でしたので生徒たちの緊張感や特別感が伝わってきます。開会宣言,生徒会長の開会のあいさつ,校長先生のお話があり,恒例の部活動ごとの先輩へのVTRメッセージが届けられました。また,以前にお世話になった先生方からのビデオレターもあり,とても懐かしい気持ちになりました。女子卓球部は「エクスカリバー授与式」を行って先輩たちに紹介していました。(「エクスカリバー」って何?)どうやらこれは恒例のものらしいのです。
  
 そして,記念品の贈呈。部活動ごとに先輩一人一人に手作りカレンダーをつくって差し上げました。そして1・2年がZARDの「負けないで」を使った替え歌を歌って先輩たちを心から応援しました。先日の放課後の練習会はこの曲を上手に歌うための練習会だったようですね。
  
 3年生からも感謝の言葉が述べられました。そして,部活動ごとのメッセージを記したポスターが後輩に送られ,合唱曲を披露していただきました。後輩たちのことを応援する気持ちで真剣に歌ってくれた合唱曲はレミオロメンの「3月9日」でした。会を終えて,3年生が会場を去った後には1・2年生だけが残りました。やり切ったという満足感があったようです。先輩からのメッセージポスターを見て感動している生徒もいました。
 生徒が主人公となって学校を盛り上げている鹿折中学校らしい「3年生を送る会」となりました。みんな頑張りました。とてもよい会になりましたね。
  

最後の日⑤ 下校の様子 3年生が

 
 左上の写真は生徒昇降口の下駄箱の写真です。登校してくると生徒は上履きに履き換え,下足はこのように下駄箱に収まるのです。昇降口の下駄箱がカラフルな色で一杯になると,とても嬉しく,気持ちのよい一日のスタートになります。なぜなら,それは欠席者がいないということなのですから。先生たちは毎日この下駄場を見ているのです。
 さて,2月28日(金)は6校時目に全校集会をして,1・2年生は学級で担任の先生からお話を受けて,清掃し,帰りの会をして下校となりました。部活動はありません。暫く学校に来ないので,今日の荷物は多くなっています。しかし,様子をみると,生徒たちは明るく元気に下校して行ったようです。「さようなら!」と元気よく挨拶をして昇降口から飛び出していきました。この様子をみて,少し安心しました。今回の突然の臨時休業を生徒たちは冷静に受け止めてくれたなと感じたからです。
 
 しかし,変なこともありました。昇降口を出た3年生10名ぐらいが一列に並び始めたのです。なぜ,ここで彼らは整列をするのだろうと暫く様子を見ていました。ニコニコしていました。彼らは少しずつ前に出て,向こうのほうをみて笑っているのです。分かりました。これは「だるまさんが転んだ」です。それにしても,なぜこのタイミング?と思ったのですが,担任の先生に聞くと昨日もやっていたとのこと。卒業を前にしたときのあの気持ちなのだなと思うのでした。素早く下校しないのはどうかとも思うのですが,卒業を前にして友達とまたこんなふうに遊んでみたいと思う気持ちも分からないわけでもありません。まあ,いいことにしましょう。遊んだ後に,丸くなって楽しそうに話している様子も中学校生活ですね。最後の日のめんこい出来事でした。
 

最後の日④ 入試事前指導 3年生

 
 6時間目の全校集会で,今回の臨時休業のことについて校長先生や戸羽先生,及川先生からお話をいただいた後,3年生は教室に戻って宮城公立高校入学試験のための事前指導がありました。当日の注意事項などを聞き,受験票を配布してもらい,引率の先生と当日の打合せをしていました。
 3年生はいつも堅実な学習ぶりした。1年間をとおして,その姿は変わりませんでした。そのとき,そのときにやるべきことをしっかりとやってきた3年生です。その努力は生徒たちを裏切らないはずです。当日は落ち着いて過ごし,その実力をしっかりと出し切ってほしいと思いました。昨日が試験日でしたが,きっとやり切って帰宅したのではないでしょうか。よい知らせを待ちましょう。