気仙沼市立階上中学校
階上中学校 日記
今日の出来事
1月11日 「110番の日」キャンペーン 一日警察署長
110番の正しい利用を周知するイベントがイオン気仙沼店で開催されました。気仙沼警察署より,今年は,気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館で語り部活動に取り組んでいる階上中学校の生徒に一日警察署長をやってもらいたいと依頼があり,本校生徒2名が大役を務めました。2人は笠松警察署長から委嘱状を受け取った後,「110番を正しく使い,安心安全な気仙沼を築いていこう」とあいさつをし,気仙沼警察署員とともに寸劇にも参加し,110番の正しい通報方法を伝えました。
生徒集会
放課後に生徒集会を行い,いじめ防止標語コンテストの参加の呼び掛けをしました。はじめに,生徒会長が,3学期の学校生活をよりよいものにするためにも,全校でいじめ防止について考えようと話しました。その後,生徒会総務の生徒たちが,昨年度の作品を紹介しました。全校生徒でいじめ防止に取り組んでいきたいと思います。
第3学期始業式
3学期始業式を行いました。式辞では,校長先生から各学年に向けた励ましの言葉をかけていただくと同時に,「今年は平和の象徴とも言われる東京オリンピック,パラリンピックがあり,祭典を目に焼き付けて多くのことを学んでほしい。そして,これまで以上に楽しく,行きたくなる学校をつくり,東京2020に負けないくらい思い出に残る1年にしよう」と話されました。各学年の代表生徒は,次年度に向けて学習面や生活面を見直し改善を図ること,卒業に向けて感謝の気持ちを大切に充実した日々を送ることなど,それぞれの思いを堂々と発表しました。
気仙沼市五大ニュース候補決定
気仙沼中央公民館による「あなたが選ぶ気仙沼市の五大ニュース」の項目が決定され,階上小・中PTAが参加した『階上地区「荒磯まつり」が9年ぶりに復活』と『階上中学校の生徒が東日本大震災遺構・伝承館での語り部活動、安倍首相も案内』が選ばれました。
第2学期終業式
2学期終業式を行いました。式辞では,校長先生から,防災活動を中心とした活躍を称えられました。また,「冬休み中は家族との時間を大切に過ごしてほしい」と話されました。学年代表発表では,各学年の生徒が充実した2学期の思い出と,冬休みの学習と生活目標を発表しました。終業式後には,検定の合格証や各種大会の表彰を行いました。
志教育実践発表会
今年度階上地区中学校区は宮城県教育委員会から志教育支援事業の推進地区に指定されました。12月18日に,その実践発表会が気仙沼向洋高校体育館を会場に行われました。当日は,教員・保護者・地域住民など約120名が参加し,本校は防災学習の探究的学習で行った「伝承」について,19のグループが発表しました。参加した方々から,たくさんのお褒めの言葉をいただき,有意義な1日になりました。
福祉委員会 ハローアルソン
本校では,ハローアルソンの活動として,歯ブラシ,タオル,鉛筆,ノート等を集め,みうら歯科クリニックを通して,フィリピンの子供たちに寄付を行っています。福祉委員会が中心となり,各学級へ物品の寄付を呼び掛け,集まった品物は福祉委員の代表生徒が副院長の三浦嘉麿先生に届けてきました。1月からは,さらにポスター掲示やチラシの配布,呼び掛けを行い,より多くの品物を集めていきたいと考えています。ご家庭でのご協力をお願い致します。
保育実習
2学年全員が階上保育所で保育実習を行いました。2学期後半から家庭科の「幼児の生活と遊び」の単元で,幼児が遊ぶおもちゃづくりを班ごとに分かれて行ってきました。「もぐらたたき」「的あて」「魚釣りゲーム」などのおもちゃを作成し当日を迎えました。幼児も大変喜び,生徒たちも終始笑顔でした。実際に幼児とふれ合う体験から,多くのことを学んだようです。
防災学習発表会
今年度の防災学習では,階上地区の方20名に東日本大震災当時の様子について聞き取り調査を行い,教訓や学びを伝承する活動に取り組んできました。その集大成として,本校の体育館で防災学習発表会を行いました。第1部の生徒発表セッションでは,「伝承」をテーマとして,19のグループに分かれ,どのようにしたら次世代の人に伝わるのか考え,紙芝居や劇,ポスターなどを通して,改めて防災の重要性を発表しました。第2部のディスカッションでは,第1部の発表内容を振り返りながら,ゲストの方々からコメントをいただき,地域の方々と生徒が,防災をテーマに意見交換を行いました。ゲストのコメントに対して,たくさんの生徒が自ら意見を発表する姿が見られました。当日は,テレビ局や新聞社が取材に入り,生徒の活躍がテレビや新聞で紹介されました。
安倍首相の震災遺構・伝承館視察をガイド
安倍首相の来県,震災遺構・伝承館の視察に当たり,復興庁から本校生徒に館内ガイドをしてほしいという依頼があり,本校の3年生5名が館内でガイドを行いました。その後,安倍首相との懇談では,生徒が一人ずつ,「小さいころ見た津波の恐ろしさを世界中の人に伝えたい」「震災でいただいた恩を,防災の発信で返していきたい」などと抱負を述べました。安倍首相からは,「災害を語り継いでいくことは,次の災害において被害をいかに少なくするかにつながる。皆さんのように語り継いでいくことが大切」と話されました。生徒は,「震災を知らない世代が増えている。各地に災害が起きており,今後も防災のために発信していきたい」と話し,防災に対してより意識を高めることができました。
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