月立小学校の日常を紹介します

2023年11月の記事一覧

収穫の秋

枝豆の収穫です。

中学年が種をまいたものが大きく育って、今日が収穫吉日となりました。
いつもの通り、収穫の仕方を教えていただいてから作業開始です。

枝豆の収穫です。

 収穫したものをリヤカーに乗せて運んで、天日干し…これから次の「食」につなぐ活動を楽しみにしたいと思います。

 おまけ

今日、11月1日に受賞した蚕の学習について、三陸新報の取材を受けました。

 

朝の集会・サッカー教室

今朝は朝会がありました。
11月はみやぎ教育月間です。そこで、ポスターを活用して「自立」についての話をしました。

ポスターには「宮城県民ひとり一人が健全な自立的人間であるか否かを反省し、また自覚するとともに家庭・仲間・地域の人々等で子どもの教育の在り方、及び生涯学習について考え、話し合い、夢を語る機会であり、その機会を「みやぎ教育の日」と称する。」と書かれてあります。

子供たちには難しいので、少し簡単にして、「反省」を「振り返り」、「自覚」を「気付き」として話をしました。

「みやぎ教育月間」は、宮城県の条例で定められているものです。6年生は社会科の学習で条例についても勉強済みで、話を聞いた後、「あ~それかぁ」と納得していました。

子供たちに「自立」って聞いたことある?と質問すると、言葉自体は、何となく聞いたことがあるみたいでした。ただ、その意味は?

そこで、5つのことを話しました。
①「毎日の生活リズムが整っている」
②「自分の考えを決められる」
③「働いたお金を上手につかえる」
④「社会(集まり)での責任がもてる」
⑤「男女がそれぞれを大事にできる」

子供たちへの問いで、小学生でも5つのことが出来るようになってきているけど、6年生は1年生よりもできることが多いのはなぜか?すると6年生から「経験があるから」とのつぶやきがありました。さすがの6年生です。

続けて、その経験は小学生のみんなは、どこでしていますか?3年生からは「教室」、5年生からは「学校」、そこから、みんな「学校」という言葉が出てきました。

学校は子供たちの社会的自立に向けて、日々担任の先生や周りの友達、保護者のみなさんや地域の方々に力を貸してもらいながら、毎日「自立」に向けての生活をしていることに子どもたち自身も少し気付いた様でした。

この11月を楽しく勉強に気持ちを向けた1か月になればと思います。

さらに、今日はサッカー教室がありました。
昨年度も来ていただいた、元なでしこJAPANの中田麻衣子さんです。

中田さんとの話の中で「失敗をしながら、成長することが大事ですね」との話題になり、子供たちの育ちのためには、失敗をさせないよりも、失敗を通して成長を促すことの大事さを短い時間で共有できたように思いました。本当に子供たちにとっての失敗は大事な経験です。

そして、サッカー教室です。


保護者のみなさんにも参加していただき、体を動かす楽しさと心地よさ、そして、同じ時間を共有していることが、とても良い時間であると、中田さんとも話をしました。

本当に楽しい時間を過ごせました。
中田さん、ありがとうございました。

月立子どもフェスティバルに向けて

今朝は、縦割り班での子どもフェスの話し合いをしました。
上学年の子供たちが、1年生から3年生の子供たちが楽しめる催し物を考えます。自分が楽しむのではなく、下学年の笑顔が生まれる催し物を想像を膨らませながら相談していました。

そこでも、やはり6年生の司会が上手で、最高学年の成長を感じました。
もちろん、先生方のアドバイスもあり、ワクワクいっぱいの子どもフェスになりそうな予感をしています。当日は、おうちの方々も足を運んでいただき、子供たちを励まし、支えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

上学年が子どもフェスの話し合いをしている時に、2年生が給食センター見学の準備をしていました。

新城小学校の2年生と合同での見学会で、そこで月立小学校の紹介があり、その練習をしていました。1年生と3年生に向けてのリハーサルで、タブレットを使って上手に発表をしていました。3年生からも、良かったことと、もっと良くなるために…の提案があり、1年生から3年生も学び合う姿が見られ、これが月立小学校の良いところ!と心でつぶやきました。

2年生の見学の様子も、担任の先生から様子を聞くと、とても落ち着いて見学して、学校紹介も、臆せず堂々と発表していたとのことでした。

給食センターの方々への質問も、見て、聞いて、感じたことを質問して、2年生のお手本となるような時間になったと喜んでいました。本当に3年生に向かって育ちを感じる2人です。

6時間目は委員会活動があり、2つの委員会ごとに活動をしていました。

今週は、週末に焼きいも軽トラ市があります。保護者の方々のお力を借りての活動です。どうぞよろしくお願いいたします。

おかえりなさい

6年生のみなさんが帰ってきました。

表彰を受けた会場の舞台を見ると、その豪華さを感じられずにはいられません。


本当に貴重な体験をしてきたものと思っています。

その6年生が報告に来ました。
表彰状と記念盾を授与され、6年生から感想を聞きました。

感想の多くは、会場の豪華さに驚き、東京という八瀬とは違う景色やそこで生活を営んでいる人がもっている価値観の違いなど、学校では学ぶことのできない体験をしてきたものと感じています。

学校での学びは頭でっかちになりがちです。そこを現実(リアルさ)に足をつけながら、バランス良く深みのある知識に練り上げるのが体験活動です。その体験活動を脈々と受け継いで来たのが蚕の学習であり、月立小学校の様々な体験活動です。

そして、様々な人とのふれ合いがその原点であることも忘れてはならないと思います。

今回の6年生が感じた、これまで感じてきた価値観と、ひとつ外の世界に触れた価値観の違いを、1年生から5年生まで伝えて欲しいと思います。

そして、これからも月立小学校が受け継いで来た体験活動と人とのつながりの中で、子供たちを育てていきたいと思いました。

12月の参観日は、今回の報告会を予定しています。6年生のみなさんの発表を楽しみにしたいと思います。

 

おまけ

低学年に行くと、釣り堀がありました。

遊ばせてもらいました。

 

みやぎ教育月間~蚕の学習の表彰~

2学期に入り、早いもので1か月が経ちました。

宮城県は11月を、明日のみやぎを担う子どもたちを育むため、家庭、地域、学校が連携して教育の充実を図ることをめざして「みやぎ教育月間」としています。そして、11月1日を「みやぎ教育の日」としています。

今日、11月1日に6年生は、これまでの蚕を活用した学習が評価され、東京で表彰を受けています。月立小のこれまでの取り組みの素晴らしさが評価され、喜びいっぱいの11月がスタートしました。

6年生の姿が無く、少し寂しさがありました。
1日の始まりは鹿踊りの練習です。いつもなら6年生が声を掛けて始まりますが、今日は5年生が練習を引っ張っていました。ほんの少し、来年が見えた感じもしました。

ただ、6年生という先輩の姿は頼りになっていたのが、今日はよく分かりました。
何でもそうですが、先輩がいるうちは何となく安心感がありますが、いざ、自分となる緊張感が5年生の姿からも感じ「6年生ってすごいなぁ」と改めて思いました。

6年生が帰ってきたら、旅の話を全校に聞かせてほしいと思います。