月立小学校の日常を紹介します

2023年7月の記事一覧

おそうじ=幸せを招く

今週は節目の週です。
夏休みに入ることもあり、みんなで大掃除に励みました。
いつも以上に「校舎に感謝」という心持ちでお掃除をしていました。
 

大掃除と言えば、年末ですね。
おうちをきれいに整えて歳神様を迎える儀式をずっと昔から行われてきています。「どうぞ、我が家にいらして下さい…」と気持ちで、日本の文化の「謙虚さ」がにじみでています。

幸せを招くためには、節目で心を整える活動が必要なのかな…と思っています。それが、繰り返される活動「ルーティン=日課(おつとめ)」です。
学校が楽しい場所であるためには、日々、みんなで相手の幸せを願い、感謝する「おつとめ」があって、その思いや願いが、小さな幸せにつながっているように思います。

今日、一生懸命にお掃除をしている子供たちの姿からも感じられました。
  

明日は、夏休み前の節目の日です。
4月からの日々に感謝しながら、楽しい夏休みにつないで行ければと思います。

もうすぐ夏休み

早いもので、今週21日(金)からは夏休みです。
先週は、学習参観日があり、夏休み前の子供たちの姿を見ていただきました。

子供たちの姿を毎日見ていると、4月の姿と今の姿の違いに気が付くことがあるもので、日々の会話の中の話題の弾ませ方や、興味・関心の向け方、質問の仕方と内容など、一人一人の成長に「おっ、違ってきたなぁ」と感じます。
    

以前も話題にしましたが、子供を主役にして話を聞くと、ちょっとした成長の姿に触れることができます。子供たちに「語らせる」といった所でしょうか。子供たちは大人の期待を知って、その期待にたどり着こうと頑張っています。ありのままの子供の姿で選択して、自分の足で歩んだ足跡は、フワフワせずはっきりしています。その「はっきりさ」があれば、歩んでみたものの「あれっ、違うな」と自身が気付けば、分かれ道まで戻ることも早いし、進む自信も付いてきます。

夏休みも、お子さんを主役にして、いろいろなお手伝いや自由研究、体験的な学習に没頭できる時間があればと思います。

4月から子供たちの学校生活を支えていたのは、やはり健康です。その健康はご家庭の協力があってと思っております。夏休みも、同じく元気に過ごせるように、食事や睡眠など、規則正しいリズムで生活できるように声がけをお願いいたします。

残り2日間もよろしくお願いいたします。

校外学習

5・6年生が校外学習で、地域で苗木を扱っている「菅原苗木店」を訪問しました。
今日、5・6年生が訪問することを知って、お子さんとご家族で「手作りの案内ボード」を作っていただきました。
その気持ちに感激していました。
 
ありがとうございます。

月立小学校を取り囲んでいる山々には、沢山の針葉樹や広葉樹があります。そして、その山々を管理することを「治山」という言葉であることも学んできました。最近、西日本の大雨で土砂災害が発生していることを話題に、山の樹木管理が災害を未然に防ぐ役割を果たしていることも教えていただきました。
     

6年生は歴史の勉強とも関連があり、昔から、国を守るためには「治水」と「治山」に殿様方は力を注ぎ、自然を制御することで、人々を守り、産業を発展させてきました。国を守る根本の勉強を教えてもらった時間だったように思います。

学校での学習を、より広く、より深くするきっかけが、今日のように、様々な方々に会って、その仕事に力を注いできた思いや願いを、子供たちの学びの原動力にできることと思っています。その地域力をもっているのが「月立」「八瀬」と感じています。

これからも、地域の方々を「先生」にしながら、子供たちのこれからを創っていければと願っています。

今日は、ご家族全員で迎えていただき、本当に心地よい時間の中で子供たちも勉強できたと思います。

ありがとうございました。✨

Web長縄跳び

昨年度に続き、Web長縄跳び前期大会で表彰を受けました。
今年度は、1年生から6年生までの混合の部で取り組んだ結果となります。

宮城県教育委員会から指導主事の高橋様が来校し、子供たちに賞状と応援のメッセージをいただきました。
  

高橋様からは、みんなで運動することを続けて欲しいことのメッセージがあり、子供たちも、それに答えるように返事をしていました。

子供も大人も、健康な体が第一です。
これから夏休みに入りますが、健康な毎日を心掛けて行きたいものですね。

子供たちの頑張りを褒めていただいた1日でした。

歯の健康教室&着衣水泳教室

先週後半は出張であったため、7月6日と7日の出来事となります。

7月6日(木)は、歯の健康教室がありました。

コロナ禍で、子供たちの様々な活動が止まっていたひとつに、学校歯科医の先生の歯磨き指導がありました。今回は、学校歯科医の菅原先生と実施再開に向けて相談し、染め出し磨きを行いました。
     

やはり、毎日歯磨きをしているものの、染め出して実際に磨き残しを見ることで、より良い磨き方を意識することが、自分の歯を守る事につながります。子供にとって「見える化」することの効果は計り知れません。

鏡で自分の磨き残しに対して、自分の歯ブラシで磨いてキレイになっていく。ゲーム的要素で言えば、ステージクリアしていく達成感がありますね。

そして、むし歯ゼロの「ダイヤモンド賞」、「よい歯の標語コンクール」の表彰もあり、自分の体を知る時間となりました。
  

「8020」につながる子供たちの健康を、これからもご家庭と一緒に守って参りたいと思います。

7月7日(金)は、着衣水泳教室がありました。

子供の水難事故で一番多いのが「川」で起きていることが、水難学会の記事に書かれてあります。月立にも八瀬川がありますので、人ごとではない気持ちになります。水辺に近付かないことも大事ですが、やはり、命を守る知識と行動を身に付けることが一番であると思っています。

今回の着衣水泳教室では、気仙沼消防署古町出張所の消防士の方々に身を守る方法を教えてもらいました。
        

「浮いて待つ」「身近なものを使って」「ライフジャケットの着用」など、基本的な知識と水の中での行動の、実感が伴った学びをしていました。

「正しく怖がる」とても大切ですね。