月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース

歯の健康教室&着衣水泳教室

先週後半は出張であったため、7月6日と7日の出来事となります。

7月6日(木)は、歯の健康教室がありました。

コロナ禍で、子供たちの様々な活動が止まっていたひとつに、学校歯科医の先生の歯磨き指導がありました。今回は、学校歯科医の菅原先生と実施再開に向けて相談し、染め出し磨きを行いました。
     

やはり、毎日歯磨きをしているものの、染め出して実際に磨き残しを見ることで、より良い磨き方を意識することが、自分の歯を守る事につながります。子供にとって「見える化」することの効果は計り知れません。

鏡で自分の磨き残しに対して、自分の歯ブラシで磨いてキレイになっていく。ゲーム的要素で言えば、ステージクリアしていく達成感がありますね。

そして、むし歯ゼロの「ダイヤモンド賞」、「よい歯の標語コンクール」の表彰もあり、自分の体を知る時間となりました。
  

「8020」につながる子供たちの健康を、これからもご家庭と一緒に守って参りたいと思います。

7月7日(金)は、着衣水泳教室がありました。

子供の水難事故で一番多いのが「川」で起きていることが、水難学会の記事に書かれてあります。月立にも八瀬川がありますので、人ごとではない気持ちになります。水辺に近付かないことも大事ですが、やはり、命を守る知識と行動を身に付けることが一番であると思っています。

今回の着衣水泳教室では、気仙沼消防署古町出張所の消防士の方々に身を守る方法を教えてもらいました。
        

「浮いて待つ」「身近なものを使って」「ライフジャケットの着用」など、基本的な知識と水の中での行動の、実感が伴った学びをしていました。

「正しく怖がる」とても大切ですね。

避難訓練

業間時間には、竜巻・弾道ミサイル等を想定した避難訓練をしました。

鉄板の扉がある場所に避難し、身の安全を確保する訓練を行いました。
もちろん、先生方の誘導によって避難完了となりました。

子供たちには、先生方も一生懸命にみんなの身を守るために力を注いでいること、そして、それ以上に一人一人が「あぶない」と、身の危険を感じたときには、先生の話があったとしても行動に移して良いことも話しました。

子供たちにいつも伝えているのは「怖いと思うから、これまで人類は生き延びてきた」ことです。正しく怖がることは、自分の身を守る事につながります。

子供たちがもっている大事な感覚を、大切に守っていきたいと思っています。

朝会

今日の朝会では、夏休みの自由研究を話題にしました。

子供たちに「夏休みはどれくらいの期間?」と尋ねると、約1か月という答えが返ってきました。学校に1か月間来ないで、おうちで自分の好きな研究を自由にできる時間は、小学校では6回しか無いことも伝えながら、まずは、挑戦して「やってみよう!」ということを話しました。
   

夏休みの課題は、ドリル、作文、絵を描く等、様々ありますが、子供の時の「何でだろう…」「やってみよう」という気持ちの中で、とりあえず「やってみる」ということ自体に意味があります。もちろん、失敗は織り込み済みです。今日は、私の夏休みの自由研究の失敗談も含めながら、子供たちに話をしました。

休み時間には、うれしいことに4年生が「校長先生、本を貸して下さい…」と校長室までやってきました。まずは、心が動いた瞬間に出会えました。

夏休みまで残り約1週間となります。
自由研究のワクワク感に一歩踏み出す子供たちに出会えるか楽しみです✨

調理実習

5・6年生の調理実習がありました。

今回は「ゆでる・いためる」といった、自分一人でできる、調理の技能を身につける学習となります。

5年生は「青菜をゆでる」、6年生は「野菜をいためる」学習で、それぞれ、包丁で切り、ゆでたり、炒めたりをしていました。
            

家庭科のねらいのひとつは「家庭生活の中で自分でできることを増やす」ことです。そして、家庭科は、学校での学びが家庭での生活に直結する場面も多く、家でも繰り返すことで身につけることができる教科でもあります。

もう少しで夏休みになります。
ぜひ、夏休み中に、お子さんと一緒に料理を作る機会があれば、夏休みの思い出の1ページになると思います。

夏野菜は食べるのも、目で見るのも楽しめます。
盛り付けられた、彩りよいお野菜 ♪いただきます♪。

水泳学習

今年度、初めての水泳学習です。

水着に着替えた子供たちは、やはりどこかウキウキしている気持ちが、「早く、入りたいなぁ」「潜ってみたい」「遊びたい」などなど、それぞれの話している言葉が弾んでいることからも感じていました。

プールに到着し、準備運動、シャワーを浴びて、いよいよプールへ…、これまで声を出せない学習から、少しずつ自分の気持ちを声に出して、本当に子供らしい姿に戻ってきたのだと思いました。いいものです。
    

水なれから、水中での歩き、浮き、潜り、遊び…と、1回目の水泳学習が終わりました。全校での学習でしたが、上学年が下学年と関わり、そこで遊んであげる姿が、特に低学年の子供たちや水が「苦手だなぁ…」と感じている子供たちには、水に慣れていく時間になっているのだと思っています。月立小らしい学習です。
      

最後は、高学年が今年初めての泳力チャレンジでした。
 

お天気も良く、暑いなぁ~と感じていたこともあり、高く上がった水しぶきが気持ちよかった時間になりました。

新月中運動会~創造~

新月中学校の運動会に招待されました。

外での行事にはいつも天気の心配がつきまとい、新月中学校の先生方も昨日までの雲行きに一喜一憂していたことと思っていました。

そして…青空も雲の隙間から見えるお天気となり、新月地区の皆様の日々精進の賜と思いながら、同じ地域に住んでいる中学生の姿に頼もしさを感じていました。

入場から選手宣誓、実行委員長の生徒さんの挨拶。その力強い挨拶には「協力」「感謝」に通じる言葉が綴られて、小学校、中学校、年齢関係なく、本当に同じ思いの中で「今」を過ごしているのだと、改めて心動かされました。また、実行委員となった生徒さんの後ろ姿からも、その凜とした姿勢を感じていました。
 

運動会のテーマ「創造~創り出せ笑顔あふれる青春~」
新月中学校の生徒さんが、テーマに向かって一人一人が頑張り、支え合っている姿が、競技中、その合間のテントの中の至る所で見ることができ、生徒さんと先生方で創っている運動会と感じました。
  

月立小学校OBの生徒さんも教えていただきながら、吹奏楽の演奏、応援合戦、いろいろな競技で、今の瞬間の時間を大事にしている真剣で、穏やかで、思いやりの表情に遠目ながら触れることができ、本当に嬉しい思いを持ち帰ることができました。

子供の時間は、生まれてからずっと主役として続いています。その時間の流れの中に、小学校の先生方が存在し、中学校の先生方につながり…大人への一歩を歩んでいます。

子供たちの今の「瞬間」の時間の重なりを大事にしながら、新月中学校につながる月立小学校での「笑顔」を創り出せればと思っています。

とてもすがすがしい運動会でありました。
新月中学校の生徒さん、月立小学校OBの生徒さん、先生方、ありがとうございました。

少年消防クラブ入会式

月立小学校も少年消防クラブに入会することとなりました。

少年消防クラブは、主に小学校4年生から高校生が参加して、防火・防災の知識を身につけるために活動しているのが少年消防クラブ(BFC=「Boys and girls Fire Club」)です。
すでに、気仙沼地域で加入している小学校もあり、今回、月立小学校の中学年が入会することとなりました。

今日は、気仙沼消防署長さんが来校し、3・4年生に少年消防クラブのバッチを付与していただきました。
      
年間を通して、防火・防災などに関する学習を消防署の方々と一緒に学んで行くこととなります。
今日は、入会式と防火の学習として、花火の使いからの資料をもらい、防火に対する関心をもっていました。
  
バッチをもらった子供たちは、これからの少年消防クラブでの学習を楽しみにしている様子でありました。

今回は、3・4年生の入会でありましたが、全校で防火・防災の意識を高め、自分の命を大事に出来る子供たちに育てられればと思っています。

校内研究授業~高学年~

子供たちが、新しい事を知る楽しさを味わえる授業はどうあればよいか?を月立小学校の先生方で勉強する研修会がありました。

今回は、高学年の子供たちと担任の先生とで創る算数の授業参観しました。

月立小学校は複式指導での授業をしていますので、5年生、6年生とそれぞれの教科書の内容は違いますが、実は関連事項が多く、6年生は5年生の学習を振り返り、その振り返りを基にして、今の学習をしています。
この関連事項の重なりがある展開が、複式指導のよさであると考えています。
      

毎日の授業の中で、子供が「なるほど~」「あっ、わかった」「なんで?」「そういうことか」などなど、日常の言葉があふれる姿があればあるほど、子供たちの時間になります。そして、間違った時こそ、本当の学びの時間でもあります。
子供の楽しさが見える時間を、先生方と追い求めたいと思っています。

早稲谷鹿踊親子教室 開講式

昨夜、伝承館で開講式がありました。

4年生以上の子供たちが集まり、鹿踊親子教室での目標を話していました。
        
早稲谷鹿踊が誕生した言い伝えには、心打たれる思いがあり、伝統芸能として受け継ぐ部分も大事ですが、その思いに触れることで、より深い継承になるのだろうと感じていました。
  

早稲谷鹿踊保存会の皆様方には、今年度もお世話になります。

どうぞよろしくお願いします。

野外活動 解団式

昨日、野外活動の解団式がありました。

「1週間前は野外活動だったんだよね」との、つぶやきもあり、あっという間に思い出になってしまったことを振り返っていました。

そんな中で、7人の子供たちからは、それぞれ心で感じてきたことを、今後の生活に生かして行きたいとの発表がありました。
 

ひとつひとつの活動を終える度に、成長を感じる子供たちでした。