鹿中 学校生活

今日の鹿折中

1学期末 生徒の意識調査 【伸ばしたい面】

 昨日は,意識調査から見られる生徒のよい面をご紹介しました。今日は,一方,今後の課題として伸ばしたい面をご紹介しましょう。
 簡単に整理すると下のようになります。
 生徒は ①難しいことに,失敗を恐れないで挑戦することがないと思っている。
     ②自分にはよいところがあるとは,あまり思っていない。
     ③
自分の未来に期待し,その実現に意欲をもつことが少ない。
     ④社会の未来に期待し,その実現に意欲をもつことが少ない。
     ⑤自分の生活習慣は良いとは思っていない。(問題があると思っている)
     ⑥将来,外国に留学したり,国際的な仕事に就こうとは思っていない。
     ⑦「鹿3運動」の「シックス・イレブン」(睡眠)を実行しているとは思っていない。
     ⑧「鹿3運動」の「メディア1時間」を実行しているとは思っていない。
 全体的な傾向ではありますが,上のような傾向がまだ見られるのが現実です。やはり,自己肯定感や自信,将来への意欲や社会参画意識,健全な生活習慣などが本校生徒の課題となるのです。学校や家庭で「褒める」「励ます」「叱る」を上手にすることで向上させていきたい項目です。
 以下にいくつかの項目を詳しくご紹介します。
 
 
 

1学期末 生徒の意識調査から 【良い面】

 1学期末に,生徒の変容や指導の手応えを把握するために,生徒の意識調査を行いました。その結果,生徒の意識では,よい面として以下の内容が見えてきました。
 生徒は ①毎日,家庭学習に取り組んでいると思っている。
     ②学校での毎日の授業に集中して取り組んでいると思っている。
     ③自分から進んで挨拶をしていると思っている。
     ④学校に来るのが楽しいと思っている。
     ⑤生徒の活動が充実し,主体的な学校生活になっていると思っている。
     ⑥他の人に優しく接していると思っている。
     ⑦今,「鹿3運動」の「挨拶」を実行していると思っている。

 個人差や学年差があるのは当然ですが,大きく見ると上のような傾向がアンケートからはみられているのです。まだまだと感じられる部分もありますが,いい傾向です。
 下にいくつかの項目を詳しくご紹介します。


 

更新をしばらくお休みします

 
 7月20日(土)から夏季休業期間に入りましたが,鹿折中の生徒たちは元気にこの夏を過ごしているようです。一昨日は,中学生最先端科学研修に参加した3年生2名の生徒が帰ってきました。また,中総体東北大会相撲競技に参加した大和田君もよい相撲ができたようです。とても暑くて気持ちのいい夏空が広がる日の多かった夏休み前半でした。この暑さの中で取り組んだ,生徒それぞれの頑張りが2学期の成果となって現れることを心から期待しましょう。
 さて,このホームページも,しばらくの間,更新をお休みいたします。再開は8月21日(水)を予定しています。また,ご覧いただければ幸いです。

河北新報報道 「勉強中スマホ年々増」 

 
 7月28日(日)の河北新報報道にとてもびっくりさせられました。「勉強中スマホ年々増」「中3は6割超」「学力の低下懸念」と見出しの付けられた記事は,仙台市の児童生徒の調査結果を示しながら,このような内容を説明していました。左上の表はその記事の中に示されているものです。仙台市の中学3年生の「60.7%はスマホで音楽を聴きながら勉強している」「44.8%はスマホで動画を見ながら勉強している」「40.5%はスマホで通信アプリを使いながら勉強している」「25.1%はスマホでゲームをしながら勉強している」ということを表しています。仙台市は東北大学と協力して以前からスマホ使用と学力の関係を調査しており,「1時間以上使用すると学習効果を打ち消す」と説明していました。そんな関心から,今回の調査を行ったものと思われます。
 スマホを使いながらの「ながら勉強」が広がっていることに驚きと恐れを感じました。「スマホが子どもたちを飲み込んでいくのではないか」という恐れです。右上のイラストはネット上で紹介されているものですが,うまくこのことを表現しています。私たちに警鐘を鳴らすものです。
 「勉強をするなら,スマホをいじらず,集中して取り組むこと」…こんなことは言われなくとも分かっていることですが,どうでしょう。メディアを賢く利用すること,セルフコントロールすることがとても大切ですね。他人ごとではない問題です。左下のグラフは先の新聞記事に示されているものです。右下は関連する仙台市の調査結果です。参考にしてください。
 

登校坂 横断注意の看板が増設されました

 
 7月下旬のこと,登校坂の自転車置場付近の交差点に目立つように「横断注意」の立看板が立ちました。ご承知の方も多いと思いますが,この付近は道路がS字状にくねっており,見通しがきかなくなっている所です。国道45号線側からの細い道を生徒が登下校することが多いのですが,最近は大島架橋が実現したためか,以前より自動車の通行量が多くなった気がします。特に,学校側から坂を下っていくとスピードも出がちとなるため,自転車置場から登校坂の反対側(歩道側)に横断する生徒は十分に車に気をつけなければならないのです。
 先日は地域住民の方からご指摘をいただき,教育委員会や警察署,気仙沼市役所から現場を見ていただきました。そして三陸道工事をされている三井住友建設様にもご相談し,注意喚起の看板を増設していただいたり,既に設置されている看板を目立つ場所へ移動していただいたのです。お陰様で皆さんに注意をして往来していただく環境が整いました。感謝申し上げます。送迎等で来校される保護者の皆様は既にご承知と思いますが,十分にご注意いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。