面瀬小学校ニュース

4年生 川と私たちの生活についての学習 

   
 4年生は5,6時間目に総合の学習(海洋教育)として,『未来に残そう面瀬川』~川と私たちの生活について~という学習を行いました。この学習は,川や海の環境は,自分たちの生活の在り方と深くかかわっており、面瀬川の生き物の命や豊かな海の環境を未来につなぐためには,川を汚さない生活の工夫が必要であることに気付くことができることを目標にしています。
 講師として,
NPO法人「森は海の恋人」副理事長の畠山信さんをお招きして,水は山・川・海を循環していくことについて様々な生き物や地形の様子を基にしたお話しと「森は海の恋人」の活動についても学びました。授業のまとめでは,豊かな川や海を残していくために自分たちができることについて話し合いました。子供たちからは,面瀬川の環境を守ることが豊かな気仙沼の海を守ることに結びついていることに理解を深めていました。
 畠山信さん,大変ありがとうございました。

6年生 薬物乱用防止教室

      
  宮城県気仙沼保健福祉事務所の幡野玲子さんと池田翔さんをお迎えして,6年生を対象にした薬物乱用教室を行いました。はじめに,薬物とはどういうものかについて分かりやすく説明していただき,違法薬物を使うことでどのような症状が出て,体にとれほど恐ろしい影響が出るかについて写真などを使って説明されました。  子供たちにとっては少しショックを受けてしまうような写真や説明もありましたが,薬物がどんなに恐ろしい物か十分に理解することができていました。薬物が大きな社会問題となっている今,もうすぐ中学校に進学する6年生の子供たちにとって,今回の薬物乱用防止教室は大変大事な学習になりました。
 

校内席書大会

        
 校内席書大会を行いました。12月から練習を続けてきた書きぞめ練習の集大成です。はじめに校長先生から3つ頑張ってほしいこと「(①気持ちを落ち着けて,集中して最後まで粘り強く取り組むこと。②一筆一筆手本をよく見て丁寧に書くこと。③作品は大事に扱うこと。)と,これまでの練習の成果をしっかり出して,今までで一番良い心のこもった素晴らしい作品を仕上げてください。」というお話がありました。
 1,2年生は硬筆を,3~6年生は毛筆と硬筆に分かれて一人一人が集中して丁寧に一字一字を書き上げていました。より良い字を書けるように先生方の指導にも熱が入っていました。この作品の中から1月27日の市内書きぞめ展に出品される予定です。全校児童の作品は,2月3日~2月17日の校内書きぞめ展として各教室・廊下に展示しますので,参観日や学校におこしの際にご覧いただきたいと思います。

給食委員会による集会活動

   
 給食委員会の子供たちによる児童集会が行われました。今回は「給食の始まりと歴史」というテーマで,クイズやメッセージを取り入れた発表でした。給食は120年前の明治22年から山形県で始まったということや当時から現在までのメニューなど,イラストや文字を使って分かりやすく発表しました。発表のまとめには,給食を作ってくれる人々への感謝の気持ちを伝えていました。今日の発表を聞いて,全校児童が給食の大切さやありがたさについて改めて理解を深めて,好き嫌いなく給食をおいしく食べていけるようにさせたいと思います。

2017スタート

   
 1月10日,全校児童が元気よく登校してきました。始業式では,校長先生から「「酉(とり)年」の4つの意味 (①とても強い意志と決意の持ち主,自分が選んだ道で様々な成果を生み出す。②果物がしっかりと熟してよく実っている。③「幸運を取り込む」のトリという語呂合わせで,昔から商売繁盛や願い事を叶えることができる縁起物。④「申(さる)」と「戌(いぬ)」の間で,仲の悪い猿と犬の間に入って,仲直りをさせる役割をする親切で,お世話好きな動物。)があります。皆さんも,ぜひ今年の「酉年」にあやかって,何事にも「強い意志を持ちながら一番を目指して」頑張り,その成果を「しっかりと実らせて」,誰に対しても「親切に,優しくお世話できる」人になってください。」というお話がありました。 
 作文発表では,3年生の代表児童が,3つの目標(社会科の調べ学習,友達を大切にすること,早ね・早おき・朝ごはんを守り,元気に学校に通いたい)について。4年生の代表児童は,2つのがんばりたいこと(苦手な算数を家族や教えてもらったり,自学やスキルでがんばること。漢字練習に一生懸命がんばること。)について,立派に発表しました。
 全校児童一人一人が自分の目標をしっかりもって学習や運動に取り組み活躍する3学期にしたいと思います。
 

駐停車禁止の看板を設置しました

   
 冬休みも残り3日となり,1月10日から3学期がスタートします。子供たちは元気に過ごしているようで,事故やけがの連絡はなく、安心しております。1月は冬本番,朝晩の冷え込みも強くなり,通学路もこれから一層凍結する道路が増えてくると考えます。自分だけでなく,車等周囲にも気を付けながら安全に登下校できるよう指導していきたいと思います。
 3学期開始前に今日は,藤田看板工芸店様製作による「駐停車禁止」の看板を校地東側道路の東階段前に新たに2つ設置しました。この場所については,見通しが悪く,道路も狭いことから,これまでも保護者や地域の皆さんからも駐停車が危険であるという要望が出されており,学校からも駐停車禁止の御協力のお願いを重ねてきました。子供たちの安全・安心な登校と交通事故防止のためにも,一層の御理解と御協力をお願いいたします。
 
なお,安全な降車のために赤田親交会館の駐車場をお使いただいてかまいませんが,最近,ゴミが落ちていることが多いようですので,マナーを守っていただきたいと思います。

第2学期終業式 校長式辞

       
 終業式では,校長先生から8月26日の2学期の始業式で,皆さんに頑張ってほしいことの5つ『深く考える子』『広く興味をもつ子』『くじけず続ける子』『健康一番の子』『言葉を大切にする子』をもとに2学期をふり返えるお話がありました。通信票に書かれていた頑張りを紹介しながら,2学期に子供たち一人一人が様々な場面で活躍し,多くの力を身に付け,その力を発揮したことについてたくさん褒めていただきました。子供たちは校長先生のお話を聞きながら,2学期の授業や行事,活動の様子を思い出しながら聞き入っていました。
 児童代表の作文発表では,2年生と6年生の代表が,面瀬フェスティバルや持久走大会,修学旅行,学習面では,かけ算九九,外国語活動など2学期に頑張ったことや3学期の抱負について立派に発表しました。
 終業式後は,冬休みを安全で充実した生活ができるように生徒指導の担当の先生からお話がありました。
 最後に校内マラソンで,頑張った子供たちにマラソンカートの表彰があり各学年で一番になった子供たちへの表彰がありました。全校1位は校庭175周を走った4年男子が代表で校長先生から賞状を授与されました。

海洋教育 カツオについての出前授業

   
 東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター特任教授の加藤大貴先生をお迎えして,6年生が社会科「世界に歩みだした日本」の一環として,カツオをテーマにした学習を行いました。気仙沼市が誇るカツオにスポットライトを当てて,江戸時代のカツオの扱いや気仙沼のカツオ漁について触れながら,カツオの一大供給地として江戸時代以来,気仙沼が果たしてきた役割を理解し,地域の歴史や産業について興味を向け,「海とともに生きる」姿勢を「伝承」の側面から担うことのできる児童を増やすことを目標にしたものです。
 加藤先生からは,江戸時代の1697年に出された食べ物図鑑に「鰹魚」と載っていることを紹介し,カツオは脂が乗っていて腐りやすかったことから,干して堅くしたことがこの漢字のあてられたことや,江戸時代でもカツオには高い値段がついたことなどについて教えていただきました。また,加藤先生は,各地に魚や海に関する祭りや風習にも触れながら「海と生きていくためには,海や魚のことを知ることも大切だけれども,それらを忘れないため感謝の気持ちをもって文化を残していくことが重要であることを話されました。心に響く授業でした。加藤先生ありがとうございました。

第2回学校評議員会

   
 第2回の学校評議員・外部評価委員会を行いました。はじめに校長挨拶では,「地域の方々の御協力のお陰で学校の教育活動が軌道に乗っておりますことに感謝を申し上げます。」とお話されました。今回は平成28年度の本校教育活動の成果と課題「やさしく(特別支援教育,生徒指導)」「かしこく(学力向上,海洋教育)」「たくましく(体力向上,各種大会での活躍,感染症予防)」と家庭・地域との連携の大きく4点について,2学期の取組事例と成果・課題を挙げながら資料に基づき各担当から報告しました。その後,委員の皆さんと情報交換をしました。外部評価委員の面瀬中学校の菊田校長先生からは,「スマホ,ゲーム,携帯,交通事故など今日出た課題は小中共通するものであり,参考にしたい。」と話され,中井面瀬公民館長さんからは,「生徒指導のSОSカード」を有効活用して,情報収集と即対応を行ってほしい。」また,評議員の気仙沼鈑金取締役の千葉さんからは,「いじめは親子の関係も現れていると思う。親の考え方や態度が子供に影響している。」など貴重な意見をいただきました。今回の話合いを基にさらによりよい教育活動を推進したいと思います。評議員・外部評価委員の皆さん大変ありがとうございました。 

面瀬学童保育と合同避難訓練

                   
   面瀬学童保育センターと合同で緊急地震速報による避難訓練を行いました。今回の訓練のねらいは,(1)テレビやラジオ,携帯電話から流れる「緊急地震速報を聞いたら,慌てず身の安全を確保できるようにする。(2)学校での授業中及び学童における保育中を想定し,同時刻,同時間帯に強い地震が発生した際の安全な非難の仕方や態度を育てる。というものです。14:30に地震が発生したことを想定し,校舎西門付近を第1避難所とし,学童保育センターからと校舎からの避難を開始しました。面瀬学童保育センターの子供たちは,緊急地震速報が鳴るとすぐに防災頭巾をかぶって,ダンゴムシのポーズをとっていました。避難指示が出るとおしゃべりすることなく避難する様子が見られました。今回は面瀬学童保育センターの防災基本指針が策定されたことから,学童保育と小学校の授業が行われる時間に避難訓練を実施したものです。今後もどんな場面でも子供たちが速やかに避難行動がとれるように防災訓練を実施していきたいと思います。

校長講話「江戸しぐさ」

   
 校長先生から「江戸しぐさ」についてのお話がありました。「江戸しぐさとは,江戸商人たちが築き上げた人の上に立つ者の行動を表したものです。江戸の人々は,お天道様にははずかしくないように行動することや,人のおかげで物事が成り立っているという考えを通して,真心もって人間関係を大切にしようとしていました。江戸時代は260年以上もの間,戦争のない平和な時代が続きました。その平和な安心な社会を支えたのがお互いに気持ちよくくらしていくための知恵である「江戸しぐさ」です。いくつか紹介します。「肩引き・蟹歩き」・・・せまい道ですれ違う時のしぐさ。「傘かしげ」・・・雨の日にすれ違う時に相手をぬらさないしぐさ。「こぶし腰うかせ」・・・複数の人が一緒にすわる時のしぐさ。「会釈のまなざし」・・・たがいに会釈してあいさつを交わすしぐさ。七三歩き」・・・自分の道は三分,相手の道は七分のしぐさ。「うかつあやまり」・・・お互いに「すみません」と謝るしぐさ。「束の間くじさ」・・・他人と一言二言あいさつを交わすしぐさ。「念入りしぐさ」・・・火の消し忘れや忘れ物を確認するしぐさ。などです。この「江戸しぐさ」から学ぶことは,「思い」は見えないけど「思いやり」は目に見えること。「心」は見えないけど,「心づかい」は目に見えることです。全校の皆さんもこの江戸しぐさのような気持ちをもって思いやりのある優しい行動をとってほしいと思います。」とお話されました。子供一人一人が興味深い表情で校長先生のお話を聞いていました。教室にかえって早速,江戸しぐさを実践する子供の様子も見られました。

1年生 保育所との授業参観・給食交流会

       
 前回12月1日の幼・保・小の交流活動に引き続き,今日は前沢・岩月保育所のみなさんをお迎えして授業参観と給食交流会を行いました。2回目の訪問ということでで園児の皆さんはすっかり小学校にうちとけた様子でした。まず,1年生の4時間目の授業参観では,国語と算数の授業を教室の後ろに並べられたイスにしっかり座って行儀よく参観していました。教科書やノートを使用し,全員が担任の先生のお話をきちんと聞きながら真剣に学習し,積極的に発表している姿に憧れを感じている様子でした。そして,いよいよ待ちに待った給食の時間,1年生が給食の配膳の仕方を優しく教えてあげていました。また,園児の皆さんにとってははじめての給食ということで,松岩共同調理上の栄養教諭の村上先生にお出でいただき,正しい配膳の仕方,給食を作る道具の紹介,好き嫌いをせず残さず食べることについての給食のお話をいただきました。同じ机やグループの友達と楽しく語らい、かかわりながら,おいしい給食をどの子も残さずたべました。
 そして,給食が終わって,そろそろお帰りの時間になった時,突然,教室にサンタクロース(校長先生)が現れました。楽しく活動したことと給食を残さず食べたごほうびとして,園児の皆さん一人一人にちょっと早いクリスマスプレゼントを渡していただきました。 園児の皆さんはとても嬉しいよい一日になりました。 

幼・保・小連携 おもせっこまつり

                  
 幼・保・小の連携の一つの活動として、1年生が岩月・前沢保育所と葦の芽星谷幼稚園のみなさんを迎えて、生活科の「おもせっこまつり」を行いました。この活動のねらいは、秋のおもちゃで年下の子供たちと遊ぶ中で、おもちゃの遊びをさらに工夫したり、相手の喜びを実感したりすることで、人とかかわることの楽しさが分かり、自分の成長に気づくことができること」をねらいとしたものです。
 はじまりの会では,1年生の代表が「おもせっこまつりにようこそ。わたしたちはあきの木の葉や木の実を使って楽しいお店屋さんをひらきました。ほいくしょやようちえんのみなさんがよろこんでくれるようにくふうしてじゅんびしてきました。きょうはたのしくあそんでいってください。」と立派にお迎えのことばを伝えました。おまつりがスタートするとうれしそうに園児のみなさんが様々なお店が準備された1年生教室に入っていきました。お店番の1年生の子供たちが元気よく声をかけて園児のみなさんを招き入れていました。また,今日はいつも生活科の学習でお世話になっている藤本春男さんがどんぐりなどの様々な木の実をもってきていただき、一層、おまつりを盛り上げていただました。おまつりの間,子供たちはとてもいい笑顔でした。素敵な交流になりました。

学習参観・PTA講演会

        
 今年度第3回目の学習参観行いました。各学級での授業づくりや子供たちの学習の様子をご覧いただきました。6年生は,総合的な学習の時間「未来都市気仙沼~ぼくらの桃源郷づくり~」として,ふれあい農園でお世話になった方々をお招きして,面瀬のまちづくりについて学習してきた成果を発表しました。多くの方に協力をいただき,学ぶことができたことに感謝の言葉を入れて一つ一つの活動を振り返りながら発表しました。1年生から5年生は,各教科・領域で自分の考えをしっかりもち,感じたことや気付いたことなどをしっかり伝える授業を行いました。お子さんの学習の様子はいかがだったでしょうか。また,学習参観後は,PTA研修部主催の講演会「KDDI スマホ・ケータイ安全教室」を開催し,講師の先生からスマホ・ケータイの実態と具体的な事例にもとづいた話を聞くことができました。本校の課題でもあるスマホ・ケータイ等の正しい使い方やルールについて理解を深められる講演だったと考えます。ぜひ,御家庭でも改めて話し合っていただきたいと思います。 

気仙沼市小学校交流サッカー大会

        
   11月26日(土)に気仙沼小学校校庭を会場に気仙沼市小学校交流サッカー大会が行われました。面瀬小学校は6年生11名で出場しました。朝はとても気温が低く寒かったのですが,大会が始まる9時には気温も上がり,風もなく,とてもいいコンディションで大会が進められました。試合結果は,1回戦目に大谷小学校と対戦。最初に2ゴールを決めましたがその後逆転され,5対2で敗戦しました。2試合目は,九条小学校と対戦し1対0で勝利し,午後の3位決定戦に進みました。3位決定戦では,津谷小学校と対戦しましたが,1対0で惜敗しました。大会成績は第4位となりましたが,これまで放課後練習の成果を十分に発揮することができたと思います。6年生にとってまた一つ心に残る思い出ができました。指導していただいた先生方,応援された保護者の皆さん,先生方ありがとうございました。

海洋教育 こどもサミットin東北

           
    11月25日(金)に「海洋教育こどもサミットin東北」が面瀬小学校体育館を会場に行われました。本サミットの目的は,東北各地域で行われている「海洋教育」の実践や研究を児童・生徒が紹介し合い,意見交換や交流をすることで,地域理解や相互理解を深め,「海洋教育」に対する意欲と向上を図るものです。
  主催は,気仙沼市教育委員会,岩手県洋野町教育委員会,東京大学海洋アライアンス海洋教育促進センター,日本財団で,参加校は気仙沼市から幼稚園(1),小学校(7),中学校(3)の計11校と,岩手県洋野町から小学校(8),中学校(4)の計12校。また,気仙沼高校,向洋高校,岩手県立種市高校,山形県立加茂水産高校が参加しました。高校生が運営の中心となって司会・進行を行い,小中高の児童生徒と教職員,大学関係者や来賓等,合計320名によるこどもサミットが盛大に開催されました。
  オープニングのアトラクションでは,本校5年生が面瀬フェスティバルで御覧いただいた「『海と生きる』気仙沼~永遠に~」を披露しました。参加者からは,「面瀬小学校の5年生のアトラクションがまさに海洋教育こどもサミットが何を求めるのかを表すダイジェスト版となり,素晴らしい内容でした」と絶賛されました。
 ポスターセッションでは,参加校が7~8のブースに分かれて,各校の取組についての発表と質疑が行われました。気仙沼市からは「カキ養殖体験」「みどりの真珠プロジェクト」「地域との連携」「海と地域防災」等。岩手県洋野町からは「ウニの養殖体験」「漁業復興」「自ら学び,自らを修める生徒の育成」「海を素材としたグローバルリテラシー育成」等。山形県からは「海を守る人づくり」等,素晴らしい実践が発表され,その発表に対して積極的な質疑が行われました。面瀬小の5年生も暖流と寒流が混じりあう実験の様子の動画をもとに気仙沼沖がいかに素晴らしい漁場であるかや「海と生きる気仙沼元気プロジェクト」として取り組んだ「面瀬オリジナル気仙沼丼づくり」の発表をしました。 振り返りでは,参加者が小グループに分かれてサミット全体やポスターセッション等について感想等を発表し合い,学びや気付きを共有しました。高校生が中心となって「海と生きるために何をしていくか」「今後,深めていきたいこと」等について活気ある話合いが行われました。
 面瀬小学校で,これまでに経験したことのない素晴らしいこどもサミットが行われ,自分たちの学びを多くの人々に伝え,交流できたことを大きな自信として,学習を進めていきたいと思います。 

書きぞめ伝講会・職員作業

                 
   今朝は福島県沖地震が発生し,気仙沼市にも津波注意報(その後津波警報)が発令されたため臨時休校となりました。津波警報発令ということで御家庭でも心配されたと思います。沿岸部の御家庭の皆さんは,速やかに避難できたでしょうか。改めて日頃から防災意識を高めていくことが重要であることを感じました。今後とも学校,家庭,地域における防災教育を充実させていきたいと思います。さて,今日は,子供たちのいない学校でしたが,午前中は児童及び地区の安全確認を全職員で行い,教職員は当初,放課後に予定していた書きぞめ指導の伝講会を行いました。      

児童会活動 あすなろ祭り

       
 児童会主催の「あすなろ祭り」を行いました。これは,「①低学年は児童会の楽しさを味わわせる。②中学年は低学年のお世話を進んでしようとする気持ちをもたせる。③高学年は上級生としての自覚をもたせるとともに計画的・創造的に実践できるような態度を育てる。」ことをめあてにした活動です。開会行事では,全校児童が体育館に集まり,実行委員が活動の目的や流れを確認したり,高学年が各コーナー紹介を行ったりしました。その後,いよいよお祭りがスタートしました。縦割り班ごとに高学年の担当が1~4年生を体育館や特別教室に設置したコーナーに案内し,時間を決めて活動に取り組みました。さかなつり,ふくわらい,ペットボトルボウリング,コマまわし,バスケットのフリースロー,サッカー缶くずし,輪投げストライクショットなど,どのコーナーも準備に時間をかけず,尚且つみんなが楽しめるもので,めあての通り低・中学年は子供たちはみんな生き生きと楽しそうに活動し,高学年は下級生が楽しめるように心がけて取り組んでいる様子が見られました。閉会行事では,下級生年から「5,6年生の人たちにお世話してもらえてとてもうれしかったです。」,5,6年生からは「下級生のお世話ができてとてもうれしかったです。」といった感想発表がありました。面瀬っ子の優しさと思いやりの姿が見られた活動になりました。

4年生 面瀬川源流の探索

   
 4年生が総合的な学習の時間「未来に残そう面瀬川」をテーマに,①面瀬川の様子(どこから,どのように,どこに向かって)②面瀬川周辺(水辺,田畑など)③面瀬川と生活とのつながりの,①~③について観察,調査等を通して深く学び,面瀬川と自分たちとのかかわりについて自分の考えもつことを目標に,バスに乗って校外学習に出かけました。最初に尾崎漁港で面瀬川の河口の様子を見学してから,面瀬川の源流である高大堰取水口に向かいました。高大堰では,いつもお世話になっている地域の藤田正人さんがいらっしゃって,子供たちに面瀬川をもとに面瀬地区の歴史についてのお話をいただきました。「270年前には測量の技術がなかったため,夜に松明の明かりで水面を照らし水位を測ったことや,昔は用水路は土で作られていたのが,昭和40年にはコンクリートの用水路になったことなど」について,とても興味深いお話に子供たちは聞き入っていました。その後,高大堰の用水路を歩きながらじっくり見学し,今までに感じたことのない面瀬川を知ることができました。藤田正人さん大変ありがとうございました。 

5年生 面瀬オリジナル気仙沼丼を作ろう

       
 5年生が総合的な学習の時間『海と生きる気仙沼 元気プロジェクト 創造編 面瀬オリジナル気仙沼丼を作ろう』をテーマに,気仙沼市の水揚げの金額上位の魚を活用した気仙沼ならではの海鮮丼を親子で調理し食することでその豊かさを味わうことを目的にした洋教育の授業を行いました。これまで長年マグロ料理のみを扱ってきましたが,気仙沼の魚食の魅力をより深く,より鮮明に実感できるように今年はマグロの他にカツオやメカジキ,サンマ等も取り入れました。初めに宮城県北部鰹鮪協同組合事務局の菊田和博さんから「水産資源の保護とこれからの気仙沼の漁業」というテーマでお話をいただきました。気仙沼沖の豊かな水産資源について,これまで社会科で学んだ親潮や黒潮の学習と重ね合わせて確認し,学ぶことができました。また,魚を捕りすぎない工夫や漁業に携わる後継者不足の問題などについても子供たちは集中して学習していました。講話の後は,北かつまぐろ屋の今野棟崇料理長さんを講師に迎えて親子調理実習を行いました。海鮮丼のデザインは子供たちが考えたものです。料理長さんの素晴らしい包丁さばきによるデモンストレーションを見せていただきました。その後,いよいよ親子での調理。新鮮で品質の良い食材を使って,親子や友達と協力し合ってオリジナル海鮮丼を完成させました。見た目も良く,最高の味でした。食育の面からも本校のこの取組が高く評価され,この度ESD大賞「ネスレ日本ヘルシーキッズ賞」を受賞しました。来る12月3日に金沢大学で表彰されます。この学習を通して改めて気仙沼の海や人の豊かさを感じることができました。