面瀬小学校ニュース

指導主事学校訪問

    
 10月31日(火)に年に一度の指導主事学校訪問が行われました。これは,気仙沼教育事務所や気仙沼市教育委員会の先生方が来校し,授業づくりや学校事務などについて指導をいただいてよりよい学校づくりに生かしていくものです。今回は国語,生活,総合,道徳の4つ授業を提案しました。指導主事の先生方からは「どの学級もしっとりと落ち着いた雰囲気で学習に取り組んでいて,子供たち一人一人が自分の考えを豊かに伝え合う姿が見られ素晴らしいですね。」というお話をいただきました。特に1年生の生活科の授業では,葦の芽星谷幼稚園や岩月保育所の園児を招いての「おもせっこまつり」に向けて,おもちゃや飾りづくりについて,どうしたら園児のみなさんに楽しんでもらえるか幼児の気持ちを察しながら自分の考えを伝え合う授業を行いました。24日には「おもせっこまつり」でいよいよ園児の皆さんを招いて交流する予定です。これからも教職員が一層研鑽に励み,保護者の皆さんと地域の皆さんの御協力をいただきながら子供たちを育んでいきたいと思います。

4年 親子行事「おにぎり作り」

         
  10月26日に4年生が総合的な学習の時間「山・川・里・海 生命を育む面瀬川」で,これまで学んできた稲作や岩井崎の塩づくり,唐桑の鮭など全て気仙沼産の物を使って,27日のおにぎりづくりの準備をしました。魚藤商店さんの協力をいただき,3枚おろしにして気仙沼の塩をふりかけて仕上げました。その後,田んぼで脱穀作業を行い,全ての食材がそろいました。27日は,いよいよ親子でのおにぎりづくりです。これまでお世話になった面瀬公民館の中井館長さん,田をお借りした畠山正夫さん,魚藤商店などの方々をお招きし,楽しくおいしく1年間の学習の成果のおにぎりを食べました。ふるさと気仙沼の人と自然の素晴らしさを感じた子供たちでした。

火災想定避難訓練

     
  気仙沼消防署の署員の方々をお迎えして火災想定避難訓練を行いました。家庭科室から出火したという想定で火災発生の放送が入ると,どの学級の子供たちも先生の指示をしっかり聞いて校庭に整然と避難しました。避難解除後は,消火器を使った消火訓練を行いました。代表の6年生は大きな声で「火事だ!火事だ!」と周りに知らせて,しっかり消火訓練を行っていました。全体の訓練後に3年生は煙体験を行い,火事の場合はすぐ目の前の様子も見えない状態になり,低い姿勢をとると視界が広がることを学びました。

4年生心を一つに! 市内音楽祭


               第11回気仙沼市立小・中学校音楽祭が行われました。面瀬小学校の4年生は,面瀬フェスティバルで披露した合奏「君をのせて」と合唱「また会える日まで」をおそろいのTシャツを着て,心を一つに元気いっぱい豊かに表現することができました。夏休みからピアノ伴奏の練習を始め,全体で約1か月の練習の成果を発揮することができました。他の学校の発表を聴く態度も立派でした。今後も全員が協力し合い,心を一つにして何事にも精一杯に力を発揮し,活躍していけるように指導していきたいと思います。

ドイツマインツ大学斎藤先生の授業

     
ドイツマインツ大学の齋藤先生が来校し,今回も子供たちがわくわくするような授業をしていただきました。宇宙がどれだけ大きいかを実感できる映像やお話に子供たちは大興奮していました。特に,宇宙を解明するために国際的な協力で建設計画が進められている次世代の素粒子加速器の研究施設(国際リニアコライダー)が,気仙沼から岩手県の北上市にかけて建設される可能性があることを説明されると,子供たちは,自分たちも将来宇宙の研究にかかわれるという思いを高めていました。気仙沼市が齋藤先生の授業をバックアップし,市内の学校の他に今回は気仙沼中央公民館でも開催され,多くの方々が参加されました。今後も齋藤先生の素晴らしい人材の協力を得ながら,宇宙に目を向けて探究する面瀬っ子を育てたいと思います。                                  

5年生 スポーツ笑顔の教室

  
                      
 5年生を対象に元サッカー日本代表の山下芳輝さんをお迎えして,それぞれの学級が体育と道徳の授業として「スポーツ笑顔の教室」が行いました。これは,夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子供たちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。体育では,ボールを使ったゲームを通して,仲間と協力し合うことの大切さを学び,道徳の時間では,自分の将来の夢やその夢をかなえるために何ができるかについて考える学習をしました。何事にもエネルギッシュな山下さんのお話に子供たちは大きな刺激を受けていました。

一人一人の思いを豊かに伝える面瀬フェスティバル

                      

心配した天候も雨が降ることなく,たくさんの保護者の皆さんや地域の皆さんをお迎えして面瀬フェスティバル一般公開を行うことができました。12日の児童公開の反省をもとに,子供たちも先生方も一生懸命に練習や準備に取り組みました。今日はその成果が現れ,子供たちは家族の皆さんや地域の皆様に自分たちの思いを一層力強く,豊かに表現することができました。今年度の児童会のめあて「笑顔,本気,チャレンジで未来へはばたけ面瀬っ子」をしっかり達成することができました。来賓の皆様からも「子供たちの素晴らしい演技を見ることができ感動しました。」とお褒めの言葉をいただきました。今日の面瀬フェスティバルでの力を次の学習や活動に発揮していけるよう保護者や地域の皆様ととともに子供たちを育んでいきたいと思います。本日は,温かな拍手をいただきながら御観覧くださいまして大変ありがとうございました。

豊かな思いを伝えよう! 面瀬フェスティバル児童公開

      
 練習に練習を重ねてきた面瀬フェスティバルの児童公開が行われました。幼・保・小連携として,葦の芽星谷幼稚園や岩月保育所の園児の皆さんを招いて披露することができました。
 体全体で元気に東北のお祭りを表現する1年生,精一杯に踊る姿がとてもパワフルで可愛らしく感じました。5年生の群読「八郎」は,豊かに一人一人の思いを伝える力が現れていました。3年生「そんごくう」は,全員の気持ちを一つにして歌い演奏する姿が見られ,2年生の「十月の花火」は,子供たちが役になりきって演じました。先生方も演技を引き立てるために花火の背景画作りを頑張りました。4年生「心をひとつに,ハーモニー」それぞれの楽器練習から全体練習と,全員の気持ちを一つにして演奏しました。プログラム最後の6年生「時代の流れに」では,本気の演技で表現しようという思いが伝わってきました。いよいよ15日の一般公開,保護者の皆様,地域の皆様,面瀬っ子の素晴らしい演技を楽しみに御来場いただきたいと思います。

子供たちの思いを込めた新面瀬橋の橋名板披露式

     
    学校だよりでも紹介しました面瀬川に架かる「新面瀬橋」の橋名板の披露式が10月9日(月)の体育の日に行われ,橋名板の文字・デザインが採用された6年生の女子2名と御家族の皆さんが式に参加され,感謝状と記念品が贈られました。橋名板の文字とデザインの作成には6年生の希望者で取り組みました。どの作品にも一人一人の地域復興への思いと自分たちの将来への夢が表れ、今回の入賞につながったのだと思います。

4年生 稲刈り体験

     
 4年生が総合的な学習の時間「山・川・里・海の生命を育む面瀬川」で,1年を通して赤田地区の畠山正夫さんの水田で,種籾まき,田植え,カカシ制作と設置,観察などの稲作体験活動を行ってきました。今日は素晴らしい秋晴れの下,稲刈りを行いました。共同教育プラットホーム事業としても子供たちの活動をサポートしていただいている面瀬公民館の中井館長さんや11名の保護者ボランティアの方々に協力をいただいて,はせ作りから稲刈り,はせ掛けまでの活動を行いました。子供たちは畠山正夫さんや校長先生からの説明をしっかり聞いて,わくわくした表情で活動に取り組みました。最初は,のこぎり鎌の使い方が少しぎこちなかったものの,だんだん上手に刈れるようになり,順調に活動を終えることができました。1週間~10日後に脱穀作業も体験しおいしい,心のこもったお米を収穫したいと願っています。

秋の交通安全教室

   
 全国的に秋の交通安全運動が展開されていますが,面瀬小学校でも気仙沼警察署の方々や交通指導隊の皆さんをお迎えして,秋の交通安全教室を行いました。校庭では,1,3,5年生が実際の自動車を使って,制動距離や内輪差,死角について実感できる学習をしました。何気ない行動や不注意が大きな事故につなかることを理解していました。屋内では,2,4,6年生が歩行の仕方,衝突の危険,正しい自転車乗り等について,DVDや交通指導隊や警察署員の方々による講話から学びました。自転車の整備やブレーキのかけ方など,具体的に学ぶことができました。今日学んだことを常に意識して,交通事故防止について指導していきたいと思います。

3年生 面瀬川ふれあい農園での活動

   
 3年生は,面瀬川ふれあい農園で総合的な学習の時間「海藻肥料で冬野菜を育てよう,面瀬川探検」という活動を地域の皆さんや保護者ボランティアの皆さんと一緒に行いました。これは,白菜を定植し,海藻肥料で冬野菜を育てることと,水田と面瀬川の生き物を観察して,生き物のつながりや多様性を知ることを目的にした学習です。子供たちは,野菜の観察や草取りを行った後,農園の土をくわで耕し,海藻肥料を入れていきました。子供たちは,海の栄養で野菜を育てることの素晴らしさを感じていました。

修学旅行② 赤べこ絵付け体験・日新館見学

   
 昨晩は,夕食後に赤べこの絵付け体験を行いました。見本とは違う一人一人の個性的な絵付けが見られました。ホテルでの生活では,人との出会いを大切にしたあいさつができ,決まりを守って過ごしていました。消灯後は,自主研修の疲れが出たせいか,どの部屋もぐっすり眠りについていました。
 修学旅行2日目。今朝はさわやかな天気の下,鶴ヶ城で記念写真を撮り,天守閣等の見学をしました。鶴ヶ城から見える会津の景色の中に飯盛山を見つけ,白虎隊士の思いを感じるようでした。
 日新館では,当時の会津藩士の学校生活を「什の掟」のお話と施設見学から,当時の学校生活について興味深く学ぶ姿が見られました。

修学旅行① 飯盛山見学・自主研修

   
 修学旅行1日目。学校を出発して約4時間,バス酔いすることなく6年生全員が元気に会津若松市に到着しました。昼食の釜飯カレーはとてもおいしく,いつもより食欲旺盛な様子が見られました。最初の見学場所の飯盛山に向かい,白虎隊士の少年たちの勇壮で悲しい話を表した剣舞見学とガイドさんの説明を聞き,思いを深めながら白虎隊士のお墓やさざえ堂などの施設を興味深く見学していました。
 飯盛山を見学後,各班ごとの自主研修がスタートしました。会津武家屋敷での慶山焼きや赤べこづくりなどの見学や体験場所に向かいました。リーダーを中心に班全員が協力し合って活動していました。 

入賞おめでとう

  
 第13回JA南三陸少年野球大会で,スポーツ少年団の面瀬小学校野球部が第3位に入賞しました。野球部の子供たちは嬉しそうに校長先生に報告にきました。校長先生からは,「いつも一生懸命に練習を頑張っている成果が現れましたね。6年生の皆さんがこのように学校代表として頑張っている姿を下級生に示すことでよい伝統が築けます。皆さんの魅力を今後も大いに見せてください。そして,これからの大会でも全力を尽くして頑張ってください。」というお話がありました。

1~4年生 思い出いっぱいの遠足

              
  今日は晴天の下,1~4年生の遠足を行いました。
 1年生は,モーランド本吉で動物とふれ合ったり,様々な遊具で遊んだりしながら,自然の豊かさを感じながら,楽しく友達と活動していました。
 2年生は,唐桑の舞根森里海研究所で畠山信さんから,船に乗って海の生き物についての話を聞いたり,九九鳴き浜探検を通して,気仙沼の海の豊かさを感じ取ったりすることができました。
  3年生は,社会科の学習として,魚市場や八葉水産,スーパーマーケット(ビッグハウス)を見学し,地元の産業の特色を学んだり,安波山から見える気仙沼湾を景観の素晴らしさを感じながら,お弁当を食べました。郷土の文化や産業について知り,そこで働く人たちにふれ合うことで,郷土を愛することの尊さを学びました。
 4年生は,伊豆沼サンクチュアリセンターの鳥館や昆虫館の見学を通して,県内の特色ある地域や自然環境などについて,地域の資源を保護し,活動している人々のお話から学ぶことができました。
  どの学年もお世話になった方々の説明をしっかり聞き,大きな声でのあいさつや心からの感謝の言葉を伝えることができました。それぞれ,校外での貴重な体験と学んだことを教室に持ち帰り,しっかり振り返り,きちんとまとめ,絵や作文,新聞など目に見える形で成果に現わしていきます。

4年生 カカシ設置・塩づくり体験

   
  
 4年生が,総合的な学習の時間「山・川・里・海の生命を育む面瀬川」の学習として,地域を支える人の存在や日本の伝統食であるよさに気付くことを目標に,赤田地区の畠山正夫さんの田んぼでの稲作体験を行っています。田んぼ全体に見事な稲穂が実っています。畠山さんの水田では,かかしや鳥の鳴き声が出る機械などの野鳥対策がなされていますが,4年生の子供たちも自分たちで工夫を凝らした7体の手作りのかかしを作り,9月8日にたんぼに設置しました。頭や体などしっかりとした骨格に,子供たちが持ち寄った不要な帽子や衣類を着せたかかしは,まるで生きた人のように見えるすばらしい出来栄えです。子供たちの稲作への思いが一層強まり,おいしいお米を収穫しようと頑張っています。
 9月11日には,同じ総合的な学習の時間のテーマで,階上観光協会菊田さんや気仙沼コンベンション協会の小野寺さんをお迎えして,塩づくり体験をしました。江戸時代から続く,岩井埼の塩づくりの歴史や人々の苦労や工夫などを学んだ後,実際に塩づくりをしました。海水を蒸発させて塩を取り出す作業は火加減や塩水の混ぜ方はなかなか難しく,全員が集中して取り組んでいました。
   気仙沼の地域を支える人々や食文化のすばらしさを実感する学習から,子供たちが自分の考えをしっかりもって行動する力がついてきています。
 

防犯教室

   
 気仙沼警察署生活安全課の伊藤少年警察補導員さんをお迎えして,防犯教室を行いました。不審者に遭った場合の行動や注意することを分かりやすく,指導していただきました。1~3年生は,「いかのおすし」のかぶりものをした子供たちがロールプレイングをし,行動の仕方を学び,高学年は,「万引きをしない」「携帯アブナイ」「なぐらない」「いじめダメ」「夜遊びしない」の『まけないよ』を合言葉にして,防犯意識を高める学習をしました。これからも家庭や地域の皆さんと連携して,子供たちが安全に生活できるようにしていきたいと思います。  

1年生 岩井埼への校外学習 

   
 1年生が生活科の学習「うみとあそぼう」をテーマに岩井埼に校外学習に海に関心をもってかかわり,海のすばらしさに気付くとともに,磯で見付けた貝殻や海藻などを利用して,友達と一緒に工夫して遊ぶことや,海とかかわることで自分の住んでいる地域のよさに気付き,愛着をもつことを目標にした学習です。
 子供たちは,貝殻や海藻,シーグラスを見つけたり,潮だまりにいる魚を声を上げながら嬉しそうにつかまえたりして,磯のどんな場所にどんな生き物がいるかなどについて興味をもって意欲的に取り組んでいました。

校内水泳大会

      
 今年の水泳学習の集大成である校内水泳大会を行いました。たくさんの御家族の皆さんが応援する中,低・中・高学年ごとに個人競技(水泳検定)や団体種目を行いました。1年生の中には,水泳学習の始まりには,水に顔をつけることができなかった子が勢いよく泳ぐことができるようになり,今年で水泳学習が最後となる6年生は,会場人々の大きな声援に後押しされながら精一杯に泳ぎ,自己記録を更新していました。どの学年の代表児童の感想発表にも今年の水泳練習を頑張ってきたことや楽しかったこと,来年の目標に向けての思いなどが表れていました。子供たち一人一人の生き生きとした活躍が見られた校内水泳大会でした。