面瀬小学校ニュース

3年生 野菜収穫

      
   3年生が社会科の「はたらく人とわたしたちのくらし」という学習で,8月にも種まきをさせていただいた岩月宝ヶ沢地区の藤田又兵衛さんの畑で野菜の収穫体験活動を行いました。この学習は農業などで働く人々の仕事を知り,自分たちの生活にどのようにかかわっているかを学ぶためのものです。最初に藤田さんから「野菜は肥料の量によって育ち方が違い,おいしい野菜を作るためには肥料の加減が大切です。」と教えていただきました。藤田さんからのお話の後,畑に入っていよいよ収穫です。予想以上に大きく育った大根や白菜を見て子供たちは「大きいな」「びっくりした」などの歓声をあげながら嬉しそうにどんどん収穫していきました。収穫後には,藤田さんから収穫した野菜を子供たちのおみやげにいただきました。どの子も大喜びでお家に大きな野菜のおみやげを抱えて下校しました。藤田さんにはお礼の手紙を書いてお渡しする予定です。藤田さん,大変ありがとうございました。 

5年生 わかめの種ばさみ体験

     
 5年生が総合的な学習の時間「育てよう,味わおう,伝えよう豊かなる気仙沼」をテーマに,尾崎漁港でわかめの種はさみ体験学習を行いました。これは,わかめの生産から消費までの過程を体験を通して学習することをねらいとした学習です。毎年,わかめの種はさみから収穫までの体験でお世話いただくのは,代表の小野寺憲雄さんをはじめとする「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さんです。わかめの養殖についてのお話をいただいた後,わかめの種をロープのすき間に挟み込んでいきます。子供たちは指導されたことをしっかり理解して,手際よく種はさみを行っていました。また,様々な種類の海藻をいただきました。これからの学習の資料とてし生かしていきたいと思います。わかめの収穫は2月の予定です。今日,種付けしたわかめどのように成長するかを楽しみしている子供たちです。

1年生 ダスキン出前授業

   
 1年生は学級活動「きれいな学校」の学習として,株式会社ダスキンの講師によるお掃除の出前授業を行いました。汚れた教室の絵を見て感じたことを発表したり,良くない掃除の仕方を見て感じたことを考えたりしながら,子供たちは何のために掃除をするのか気付いたことや感じたことをしっかり発表していました。その後,実際に正しいほうきの使い方や雑巾のしぼり方に学びました。全員が一生懸命に練習に取り組んでいました。授業の終わりには,「おそうじ終了証」をいただいて嬉しそうな表情を浮かべていました。今日,学んだことを早速実践する子供たちでした。

くじけず最後まで! 校内持久走大会

       
 子供たちがこれまで練習を重ね準備してきた校内持久走大会が行われました。開会式では校長先生から,「どんなに苦しくなってもくじけずに最後まで走りぬいてください。持久走は自分への挑戦です。」というお話がありました。子供たちは,各学年ごとに体育の授業で持久走の練習した成果を発揮して精一杯の走りを見せてくれました。たくさんの保護者の皆さんが応援してくださったおかげで,大きな拍手とかけ声に後押しされ,苦しくても最後までくじけずに一生懸命に走りぬくことができました。ほとんどの子供が自己記録を更新することができました。今年度の体育的行事はこの持久走大会をもって終了しましたが,これから冬を迎えるにあたって一層体力づくりに励み,健康でたくましい心と体を育んでいきたいと思います。

5年生 海洋教育の授業

      
 5年生が「三陸の豊かさの秘密を探ろう」というテーマで,東京大学の丹羽先生をお迎えして海洋教育の授業を行いました。海流の仕組みを知る実験を通して,潮目にある気仙沼沖が世界でも有数な漁場であり,豊かな水産資源を持っていることに気付くための学習を行いました。丹羽先生の授業はとても分かりやすく,暖流と寒流を色分けして,冷たい水と温かい水が混ざり合うとどのような変化か現われるかについて実験を通して考える授業でした。5年生の子供たちは,興味津々で実験を行ったり,学んだことを意欲的にノートにまとめたりしていました。実験から解ったことの発表では,サンマの漁場や鰹が動くコースについて,海流と漁場の関係をもとに発表していました。感動と学ぶ楽しさを実感する授業でした。
   

4年生 ドイツマインツ大学出前授業・円卓会議

      
 毎年,面瀬小学校で宇宙や人体についての楽しい授業をしていだいているドイツマインツ大学の齋藤先生が今年もいらしゃいました。今日は4年生が今学習している理科の単元「星の動き」についてのとても楽しい授業をしていただきました。齋藤先生からは,「4年生にはとてもひらめきのよい,素晴らしいお子さんが何人もいました。」とお褒めの言葉をいただきました。
 午後は,気仙沼市教育委員会主催の「気仙沼ESD/RCE円卓会議2016」が行われました。今回の円卓会議のキーワード,「地域連携,人材育成,社会に開かれた教育課程」をもとに気仙沼高校の校長先生,鹿折公民館長さん,気仙沼地域エネルギー開発の社長さん,気仙沼ユネスコ協会の佐藤さんがパネラーとして,気仙沼の子供たちの可能性を伸ばすことや地域に貢献できる人材の育成する上で必要なことについての話し合いが行われました。淺野校長先生からも面瀬のふれあい農園での活動など地域や関係機関と連携した取り組みの素晴らしさについてのお話がありました。  

1年生 「おもせっこまつり」の準備

   
 1年生が幼稚園や保育所の皆さんをお招きして行う生活科の「おもせっこまつり」の準備として,天神前団地の森林に入って,様々な色をした枯れ葉や木の実を集めに出かけました。地主の佐藤良文さんが子供たちに分かるように丁寧に森林の中を案内してくださいました。また,子供たちが安全に歩けるよう手すりも設置していただきました。1年生は色とりどりの葉やどんぐりなどの木の実を拾いながら,目を輝かせ,どんな飾り付けができるかを考えながら楽しく活動していました。落ち葉でふかふかになった地面を自分の足で踏みしめ,その感触を体感していました。今回集めた材料を使って素敵なおもせっこまつりを行いたいと思います。御案内いただきました佐藤さん,大変ありがとうございました。  

6年生 ふれあい農園 看板設置

    
  ふれ合い農園を運営していただいている地域の皆さんやまちづくり協議会の方々,神戸大学の皆さんが見守る中,ふれ合い農園に6年生全員で作成した手作り看板「あそぼーや」を設置しました。また,手作りの巣箱を設置したり,苗木を植えをしたりしました。6年生全員で作った看板ということで,6年生一人一人が思いを込めて看板の杭を打ち込みました。巣箱も鳥たちが入りやすいように設置場所を選んで丁寧に取り付けました。ふれ合い農園の看板が立ったことで,たくさんの人々にふれ合い農園を知ってもらい,みんなが集う場所にしたいという思いと自然豊かな農園でさらに楽しく充実した活動や学習をしたいという子供たちの願いが伝わってきました。

スポーツ心のプロジェクト 5年生

              
 「スポーツ心のプロジェクト」とは,日本のスポーツ界が一丸となって東日本大震災で被災した全ての子供たち心の回復を支援するものです。今日は,面瀬小学校に1998年以降,長きにわたってアメリカンフットボールの日本代表選手として活躍し,2連覇の優勝を果たした脇坂康生さんと,シドニーオリンピック競泳女子400メートルメドレーリレーの銅メダリストで, 50メートル自由形日本記録保持者の源純夏さんをお迎えして,チームワークの大切さを運動やゲームを通して学んだり,心に響くお話を聞いたりしました。脇坂さんの講話では,人生の中でいろんなチャレンジすることが必要で,大切にしている5つの言葉は,①強い気持ち②考えること③努力すること④あきらめないこと⑤友達を大切にすることだと話されました。脇坂さん,源さん,素晴らしい授業をしていただき,大変ありがとうございました。 
  
   

めざせ!持久走大会

   
   11月8日に実施される校内持久走大会に向けて,どの学年も体育の時間に持久走の練習を行っています。1年生は初めての持久走大会ですので,わくわくしながら楽しんで走っているようです。ゴールした子供たちが走っている友達に「がんばれー!」と大きな声援をして,とても微笑ましく思いました。6年生は,自己記録更新を目標にして,きつい上り坂も精一杯に走っていました。走る度に記録が良くなっているようです。持久走は精神力が表れる種目です。最後まで自分に負けず,あきらめないでコールを目指していかせたいと思います。

4年生 市内音楽祭

   
 気仙沼市民会館を会場に,第10回気仙沼市立小中学校音楽祭が開催されました。面瀬小学校の演奏曲は,リコーダー奏「世界に一つだけの花」と合唱「チャレンジ」。面瀬フェスティバルでも演奏した曲ですが,会場で御覧いただいた保護者の皆さんからは,「素晴らしい演奏と合唱で,きれいなハーモニーでした。」などの感想をいただきました。また,引率の先生方も「歌声がきれいに響き渡っていました。」という感想を,校長先生からは,「他の学校の発表を聴く態度や観客席でのマナーもとても立派でした」と褒められました。そして,他校の先生方からも「面瀬小学校の児童の皆さんの活躍が一際輝き,元気いっぱいの演奏でした」とお褒めの言葉をいただきました。市内の小中学校が集う音楽祭でしたが,面瀬っ子の活躍が一際輝いていました。

面瀬っ子の素晴らしい演技 面瀬フェスティバル 

               
   10月16日(日)は,たくさんの保護者の皆様,御来賓の皆様が見守る中,面瀬フェスティバルを開催しました。どの学年も児童公開での反省を踏まえて,練習や準備に励み,さらに素晴らしい演技や演奏を披露することができました。オープニングの1年生の「開会のことば」と「レッツダンス」は,かわいらしさと楽しさが満ちあふれて,会場から皆さんから拍手がわき上がり,子供たちがいきいきとダンスを踊っていました。5年生の「海と生きる気仙沼~永遠に~」では,全員の心を一つにして,気仙沼の素晴らしさやこれから自分たちでやれることについて,様々な表現方法で豊かに伝えることができました。今川PTA会長さんからは,「5年生の発表内容が現在の気仙沼の素晴らしさをしっかりとらえ,未来の気仙沼についてしっかり考え,よりよいまちを築こうとする子供たちの思いが伝わってきて,とても感動しました。」と話されました。3年生「じゅげむ」は,子供たちの軽妙なセリフが会場の皆さんの笑いを誘っていました。長い名前を早口で言う子供たちの姿が面白さを引き立てていました。2年生「アリとキリギリス」は,それぞれの心の動きが歌や演技にしっかり表わすことができました。4年生の「一つだけのハーモニー」は,動きのある力強い演奏やきれいなハーモニーになり感動的でした。最後の6年生による白虎隊。児童公開とは違って大人の皆さんに白虎隊の少年藩士たちの思いが伝わって,中には目に涙を浮かべながらご覧いただいた方もいらっしゃいました。御来賓の皆様からも,「どの学年も素晴らしい演技で大変感動しました。」などのお褒めの言葉をいただました。面瀬っ子一人一人の素晴らしい活躍が輝いた面瀬フェスティバルになりました。御観覧いただきました皆様,大変ありがとうございました。

ドイツマインツ大学斎藤先生の授業

ドイツマインツ大学の齋藤先生が来校し,今回も子供たちがわくわくするような授業をしていただきました。宇宙がどれだけ大きいかを実感できる映像やお話に子供たちは大興奮していました。特に,宇宙を解明するために国際的な協力で建設計画が進められている次世代の素粒子加速器の研究施設(国際リニアコライダー)が,気仙沼から岩手県の北上市にかけて建設される可能性があることを説明されると,子供たちは,自分たちも将来宇宙の研究にかかわれるという思いを高めていました。気仙沼市が齋藤先生の授業をバックアップし,市内の学校の他に今回は面瀬公民館でも開催され,多くの方々が参加されました。今後も齋藤先生の素晴らしい人材の協力を得ながら,宇宙に目を向けて探究する面瀬っ子を育てたいと思います。                                  

苗木の贈呈・ 傑作俳句がさらに増えました 

     
 三井生命保険株式会社より,「第43回苗木のプレゼント」という支援でコナラとキンシバイの苗木を贈呈いただきました。校庭遊具の後方に植樹しました。これまでも様々な支援等で植樹を行っていますが,樹木で花壇が日陰になるなどの状況もあり,PTAや地域の皆様の御意見を伺いながら,植え替えや伐採を含めた環境整備をしていく予定です。
 先日,お知らせしました子供たちの俳句がさらに増えました。掲示されている友達や他の学年の作品を見て,さらに思考をこらした俳句を作り上げています。明日の面瀬フェスティバルで体育館に掲示しておりますのでご覧いただきたいと思います。 
    
 

面瀬フェスティバル児童公開

             
 面瀬フェスティバルの児童公開を行いました。1年生の開会のことばから6年生の閉会のことばまで,ダンスや劇,合唱・合奏,学習発表等,子供たち一人一人がこれまでの練習の成果を発揮して,精一杯に歌い,踊り,演奏し,演じました。
 1年生の「レッツ!キッズダンス」は,ヒップホップダンスの基本練習をしっかりマスターし,かっこいいダンスを披露しました。2年生の劇「アリとキリギリス」は,アリとキリギリスそれぞれの様子を面白く上手にダンスや歌で表現しました。3年生は,劇「じゅげむ」は,とても長い名前の男の子にかかわる人々の楽しいお話。3年生がテンポ良く,楽しく演じています。4年生の「世界に一つだけのハーモニー」は,市内音楽祭で披露する合唱・合奏です。リズムにのせて様々なフォーメーションで演奏しています。5年生の学習発表「『海と生きる』気仙沼~永遠に~」は,総合的な学習の時間で学んだ内容をもとに,気仙沼の素晴らしさや未来について歌や和太鼓等を取り入れた発表です。5年生の地域を愛する強いメッセージを伝えていました。そして,6年生の「白虎隊」は,修学旅行でも学んだ会津の少年藩士たちの志と悲劇を見事に演じています。
   今日は,前沢保育所や岩月保育所の園児のみなさんも鑑賞に来て,嬉しそうに小学生の演技を観ていました。16日(日)の一般公開では,一層素晴らしい演技で,保護者の皆さんや地域の皆さんに喜びや感動を贈りたいと思います。どうぞ楽しみに御来校ください。

俳句に夢中!面瀬っ子 

      
     
   10月4日の朝会(校長講話)で,校長先生から「秋をさがそう」というお話がありました。「秋になると樹木は色付き,山は紅葉になります。でもよく見ると紅く色付く紅葉だけでなく,黄色くなる黄葉(おうよう),茶色くなる褐葉(かつよう)と,鮮やかで素晴らしい様々な色付きになります。こうした秋の様子を表した俳句を紹介します。皆さんからも秋の俳句を大募集します。自分でも,友達と一緒でも,家族と一緒でもかまいませんから,俳句を作ってみましょう。」というお話がありました。この呼び掛けに,毎日,たくさんの子供たちが自作の俳句を校長室に提出しに来ています。中には3句,5句と次々に作った作品を複数提出する子もいます。子供たちの作品は,現在職員室前に掲示していますが,面瀬フェスティバルでは,体育館に掲示してご覧いただく予定ですので,楽しみにいらしていただきたいと思います。
 

特別教室からの避難訓練

    
 9月は,保護者の皆さんや地域の皆さんの御協力をいただきながら,登下校時の避難訓練を行いました。10月の防災訓練の日として,今日は,マグニチュード7.5の大地震発生を想定して,特別教室や体育館等からの避難訓練を行いました。教室とは違って地震が発生した際の身の守り方や避難経路を確認しながら,静かに素早く避難するように指導しました。どの学年の子供たちも真剣な表情でいっかり取り組む様子が見られました。いつ発生するか分からない様々な災害に対して,どんな時も落ち着いて行動できるように今後も継続した指導を行っていきます。

豊かに伝え合う子供の育成 研究授業

   
    1年2組と4年1組が国語の研究授業を行いました。1年生は2時間目に,おはなしをよもう「サラダでげんき」という単元で,お母さんを元気にするために誰がどんなことをしたかを考えて,伝えたいことを書く学習をしました。1年生は,登場する動物たちの気持ちになってしっかり考えていました。また,4年生は,3時間目に,感想を伝え合おう「ごんぎつね」で,物語を読んで,中心となる人物と他の人物とのかかわりについて考え,感想を伝える学習をしました。「ごんぎつね」の物語のクライマックス。ごんと兵十のそれぞれの思いや心の動きをしっかり読み取っていたました。
 

校庭・廊下の環境整備

   
 全校で,校庭南側の学級花壇の整備をしています。今日は,4年1組が丁寧に花壇の除草をしました。取った草はあっという間に作業用の一輪車数台分にもなりました。きれいに整備された花壇に咲いた花はとてもきれいでした。これから秋真っ盛りです。校庭の植物に目を配り,秋を感じていきたいと思います。

面瀬小卒業生 教師を目指して! 

   
 9月25日(月)から9月30日(金)までの5日間,面瀬小学校卒業生の東北福祉大学教育学部1年の武田茜里さんが,教育実践活動(授業参観,授業補助等)として,本校で実習に取り組みました。4年2組を中心に全学年・学級で一人一人の子供たちとふれ合いながら,授業や給食,清掃等の補助を行いました。母校で実習できる嬉しさと感謝の気持ちをもって,一生懸命に取り組む茜里先生の姿が見られました。立派な教師になるために頑張ってほしいと思います。