日誌

カテゴリ:総合学習

畑名人【3年生】


 7月8日に,3年生が校外学習を行いました。今回は,齋藤憲介さんの畑です。気仙沼の農業はどのようなものがあるか,また,その工夫は何か,社会科のみならず,総合的な学習の時間「松岩の名人,名勝を探そう」の学習とも関連させながら畑名人さんに会ってきました。
 始めに見せてもらったのは「たい肥」です。微生物の力を使って発酵させた自然の肥料はもくもくと煙が上がっていました。50度近くもあるそのたい肥を実際に触らせてもらうと「あったか~い。」と子供たちの声があがりました。校外学習や体験学習には,「目で見る,手で触れる」五感をフル活用する場面がたくさんあります。このような学習を大切に考え,実践している松岩小です。
 ビニールハウスでは,きゅうりの苗を見せてもらいまいた。「つぎ木」と呼ばれる技術や,ビニールハウス内の温度管理のしくみなど,たくさんの工夫がありました。

海洋プラスティックゴミを学んだよ【4年生】


 7月7日(水),4年生が総合的な学習の時間に,海洋プラスティックごみについて学習をしました。気仙沼市探究学習コーディネーターの成宮さん,加藤さん,松岩婦人会の鈴木さんをお迎えし,ごみを減らすための,気仙沼市や企業の取組,家庭でできることについて学びました。3R+changeという考え方を教えていただき,意識や生活を変えていくことも,大切だと分かりました。
 家でも,ごみの分別に取り組んでみたい,家族にも伝えたい,海洋プラスティックごみが生き物に与える影響をもっと知りたいという感想が出て,これからの学習への意欲が高まりました。

校外学習【3年生】


 7月1日(木),3年生が総合的な学習の時間に校外学習へ出掛けました。7月は3回の校外学習を予定しているので,その1回目です。

 この日は煙雲館と古谷館八幡神社に出掛けました。

煙雲館では,鮎貝文子さんから,庭園を案内していただいたり,鮎貝家の歴史や落合直文さんのお話をしていただいたりしました。松岩の海でも昔クジラが捕れたこと,庭には世界で1本しか見られない木があることなど,新しく知ったことがたくさんありました。また,鮎貝宗和君のお母さんにもたくさんお世話をしていただきました。ありがとうございました。
 古谷館八幡神社では,神社の様子を見せてもらったり,七夕の短冊作りをさせていただいたりしました。津波が来た時に200人が逃げて助かったこと,また,鈴の音は神様に返事をすることなど,たくさんのことを学ばさせていただきました。帰り道は,校歌にも出てくる面瀬川も見ながら学校へ戻ってきました。


校外学習【5年生】


 6月15日は,5年生が総合の学習で舞根森里海研究所に行き、「森と海の関係」について講話を聞いたり,ヒトデやプランクトンの観察をしたりしました。事前に校長先生から,畠山重篤さんが掲載されている「海」の絵本を紹介されており,その本人に会えることの意義を聞いた子供たちは,この日が来ることをとても楽しみにしていました。
 クラスごとに分かれて,小船に乗って牡蠣イカダまで行き,牡蠣養殖の様子や牡蠣,他にもいろいろな生き物を見ることができました。プランクトンネットですくい上げた海水には小さな生き物がたくさん見られました。別のグループは,タッチプールでヒトデやウニの観察をしました。生き物によって移動の仕方もものの食べ方も違うことを知りました。ラーメンみたいに絡まったアメフラシの卵も見ることができました。
 体験の後に,畠山重篤さんから牡蠣にまつわる「ことわざ」から始まり,顕微鏡で観察された「キートセロス」などのプランクトンが,生鮮鰹の水揚げ日本一の気仙沼を支えているというダイナミックなお話を伺うことができました。

出前授業【3年生】


 6月4日は,3年生が総合「松岩の名人・名勝」の学習で,松岩婦人会会長鈴木玲子さんから,松岩地区のすてきなところ,素晴らしい方々などを教えていただきました。
 松岩小学校区は羽田神社,八幡神社,煙雲館などの歴史があること,また2つの川に恵まれた自然環境の恵みが豊かな地形であること,そこで育った人々には落合直文やオリンピック選手までいることを教わりました。改めて,恵まれた地域ということを実感した子どもたち。もっと深く詳しく調べたいという気持ちが高まりました。