引力は確かにあってすこしだけ
顔が上向く満月の夜
令和5年度本校卒業生Hさんの短歌。
特に助詞の使い方が秀逸で、あまりにも巧みな言葉の選択です。感動の主役はあくまでも月でありながらも、美しい情景に魅せられた心の動きを見事に表現しています。月の引力を潮の満ち引きから日常で感じられる豊かな自然、唐桑で育ったからこそ生み出された歌なのだと思います。
今も、このように言葉を紡げる素敵な生徒がたくさんいる唐桑中学校です。
6月15日(水)の5・6校時に,臼福本店の臼井社長と新富寿司の鈴木大将をゲストティーチャーにお迎えして,気仙沼の食についてのお話を伺いました。マグロ漁や資源管理のお話,SDGsに関連した様々な問題,ネット上で展開される経済活動や仮想空間の話など,これまでに聴いたことがないようなお話をたくさん聴くことができました。今,生徒たちは様々なゲストティーチャーとの出会いからたくさんの情報をインプットし,「10年後の唐桑のまちづくり」という形でアウトプットするために試行錯誤中です。今後の展開がますます楽しみです。
なお,今回の授業の様子はミヤギテレビ「OH!バンデス」の取材が入っています。放送予定については未定です。