気仙沼市立階上中学校
階上中学校 日記
今日の出来事
市総合防災訓練,避難所初期設営訓練
気仙沼市総合防災訓練の日に合わせて,午前中は地区毎の避難訓練に参加し,避難者の名簿作成をしたり,消火訓練や炊き出しをしたりするなど,中学生も意欲的に活動しました。午後は階上中学校体育館で避難所初期設営訓練を行いました。今年度は,昨年までの活動を見直し,受付を地区毎の待機場所に設置したり,駐車場にテントを設営したりするなど,各委員会が新たな取組を行いました。また,今年度の目玉として設営後は,地域の大人に避難所を引き継ぎ,大人の指示を受けて避難所の運営をする活動も行いました。当日は気仙沼向洋高等学校の有志生徒が参加し,小・中・高・地域で連携した訓練を行うことができました。
宮城県中学校新人・中学校弁論大会壮行式
宮城県中学校新人・中学校弁論大会壮行式を行い,地区大会を1位で勝ち上がった生徒2名が,県大会に向けた決意を発表しました。校長先生のあいさつでは,「この時期に壮行式ができることは,階上中学校として,とても嬉しいことであり,地区を1位で通過したことに自信をもち,地区の代表として自分の力を出し切ってほしい」と話されました。その後,全校生徒によるエールで選手2人を激励しました。
小学生の授業・部活動体験
中学校での授業や部活動の様子を実際に見て,中学校生活へとつなぐ目的で,35名の階上小学校6年生が来校しました。初めに,1年生の生徒会総務3名が中学校生活全般について,写真を見せながら説明しました。中学校生活の説明の後は,全学年・学級の授業参観,そして,実際に英語の授業と音楽の授業を体験してもらいました。最後は,部活動の見学でした。6年生のみなさんの入学を楽しみに待っています。
交通安全教室
階上駐在所の熊田署長を講師としてお招きし,交通安全教室を行いました。熊田署長から,「日が暮れる時間帯が早くなるので下校時は靴に反射材を貼ると事故防止につながることや,道路を横断するときは左右確認を徹底すること,自転車は加害者になる場合もあることから気をつけて運転する必要があること」など,お話いただきました。
プログラミング出前授業
3年生の技術の授業に,気仙沼向洋高等学校 機械技術科の3年生7名をお招きし,プログラミングの授業が行われました。生徒たちは,自分たちでプログラムを組んで機械を操作することに興味をもち,意欲的に学習に励みました。
令和元年度 階上中学校文化祭
文化祭テーマを「蒼穹 ~青空キャンバスに描け 虹のかけ橋~」と掲げ,文化祭が盛大に行われました。準備期間は短いものでしたが,実行委員が中心となって,全校生徒が一丸でステージ発表や係活動に一生懸命取り組み,学校と地域で感動を共有できた文化祭となりました。また,今年度も明戸打ちばやし・虎舞が演じられ,踊り子が太鼓の拍子に合わせてテンポよい踊りを披露してくださいました。吹奏楽部のステージ発表では地元のデュオ「ケンタックー」さんと一緒にチェリーを演奏するなど,会場を大いに盛り上げました。PTA喫茶コーナー,台風19号の募金活動でも,たくさんのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
震災遺構・伝承館での館内ガイド
震災遺構・伝承館で,本校の1~3年生の有志生徒20名が,JICA災害復興支援で来日した研修生12名に,館内ガイドを行いました。当日は,遺構となった旧気仙沼向洋高校舎を案内しながら,津波で流されてきた冷凍工場の衝突痕などを示し,「4階の高さに衝突の痕がある。津波が大きな工場を持ち上げた証で,威力を物語る」などと通訳を介して説明しました。参加した生徒は,「遺構のおかげで言葉では伝わらない教訓が伝承できる。各国の方々に伝えなければならず責任を感じたが,自分たちの言葉で自分たちの思いが伝えられたので良かった」と話しました。今後も活動は続けていく予定です。
防災学習
本校の防災学習のアドバイザー,東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔 准教授に来校していただき,震災の教訓をどう伝えるかアドバイスをいただきました。翔輔先生からは,「地震や津波の本当の怖さを伝えるためにも,地区住民の方々から聞いたお話を発表の中に入れること」,「地域の方々からお話を聞いて感じたことを伝えることも大切であること」など,具体的な例をあげてご指導いただきました。12月1日(日)の防災学習発表会に向けて,貴重な時間となりました。
後期委員会任命式
朝に後期委員会任命式を行いました。若潮会会長は「さらに委員会活動を活性化するために,前期委員会の反省をいかした活動や,新たな取組にチャレンジしてほしい」と話しました。その後,全校生徒一人一人を呼名し,呼ばれた生徒は大きな声で返事をする姿が見られました。校長先生のあいさつでは,「意識一つで変えられるものがあり,返事や三大伝統の一つである「あいさつ」は全員が意識をより高くして取り組んでほしい」と話されました。
郷土料理体験
階上公民館との共同事業で,「階上郷土料理づくり部会」から6名の先生方に来校していただき,本校の3年生が「さんまのすり身汁,さつまいもと茶豆のおふかし,わかめの酢の物」の作り方を教わりました。さんまを3枚におろす作業では,困惑する生徒もいましたが,先生方に優しくご指導いただき,楽しく調理することができました。自分たちで作った料理は美味しく,おかわりする生徒も多くいました。体験を通して,調理することの楽しさや,郷土料理の良さについて実感することができました。
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