日誌

いとひばだより

かるた大会

 例年行っている雪上かるた大会は,閉校した白山小学校で行われていた行事を鹿折小学校で引き継いだものです。
 今年度は積雪が少なかったため,体育館で「寒中かるた大会」として実施しました。
高学年が毎年作り足してきた札を使って,皆元気いっぱいにかるたとりを楽しみました。

学びの教室

 学びの教室では,担当の先生と個別で学習を行っています。例えば,はさみや物差しなどの用具をうまく使えなかったり,字が上手に書けなかったりする場合には,ゲームに取り組むなどして手先を動かし,楽しみながら徐々に上達できるようにしています。また,人との適切な関わり方やコミュニケーションをとる方法についても学ぶことができます。
 教室は落ち着いて学習することができる場になっていて,子供たちは楽しく学習に取り組んでいます。

鹿折中学校防災学習発表会

お隣の鹿折中学校は防災学習に力を入れていて,令和3年度のぼうさい甲子園で「ぼうさい大賞」を受賞しています。
今日は,鹿折中学校の生徒が震災伝承学習で学んできたことを全校児童で聞きました。
調査によって地域の方から伝えられた防災に関する貴重な教えや,中学生が考えた大切なことなどを聞くことができました。鹿折小学校の児童は,地震や津波の恐ろしさを改めて感じるとともに,身を守るための行動について考えることができました。
中学生が小学生に伝えてくれた教訓は次の通りです。

 【じっ】「地震と津波」はセット。
 【さ】最悪の状況を考える。
 【ま】まわりを見て正しい行動をする。

  ①前にあった地震や津波を基準にしないで判断する。
  ②救助隊を頼りにせず,自分から動けるようにする。
  ③日頃から地域の人との仲を深める。

3月11日には,児童が防災について学習してきたことを発表する「防災学習発表会」を行います。

スクールサポートスタッフさんが,鹿折小学校に来てくださっています。

学校内の消毒や清掃などがお仕事です。感染症を予防するため,校内の広い範囲の消毒など,丁寧に行ってくださっています。
時間がかかる作業のため,職員も大変助かっています。


子供たちが安心・安全に学校生活を送ることができるように,きめ細やかなサポートをしてくださっています。学校では引き続き感染症予防対策に力を入れていきます。今後も御家庭の皆様の御協力をお願いいたします。

表彰を行いました

本吉地方読書感想画コンクールと,書き初め展に入賞した児童の表彰を行いました。
どちらも,真剣で地道な努力が反映された素晴らしい作品が評価されたものです。


これからも学びを深め,努力がより良い作品につながるよう,全校児童で頑張ってほしいと思います。入賞者については,学級だより等をご覧ください。

学校再開

「優しさと思いやりはウイルスに勝つ大きな力になる」
これは,鹿折小学校の子供たちに向けて校長先生が繰り返し伝えてきた言葉です。

新型コロナウイルス感染症に立ち向かうには,人々の協力が重要です。協力し合うにはお互いを思いやり,差別と偏見をなくしていくことが大切です。
今日の朝会では,校長先生から言葉の大切さについてお話をいただき,全校児童が深く考えることができました。
鹿折小学校の子供たちは,相手が「うれしいな」「勇気づけられるな」と思える言葉をかけてあげられる子供たちです。コロナに負けない優しい強さを身に付けていると信じています。

1時間目には,各学級で学級活動を行いました。コロナウイルスを正しく理解し,正しい対策について確認しました。これまでの感染症対策を徹底することなど,しっかり話し合うことができました。


2時間目からは,通常授業を行いました。算数や体育,図画工作など,感染症の予防のため,人との接触や大声を出さずに学習を進めました。

子供たちがいる学校はやはり良いものです。来週以降も元気に登校してほしいと思います。

下校の時もしっかりと距離を保っていました。
また月曜日に会いましょう。

臨時休業中のオンライン授業

2月2日と3日は,オンラインで朝の会と帰りの会をしました。
担任の先生にとって,学級の子供たちの顔を見るのはとても嬉しいものです。

今日(3日)には,オンラインでのリモート授業を実施しました。
先生方が消毒作業の合間を縫って,短い時間で準備を頑張りました。
 

明日から待ちに待った学校再開となります。
これまで以上に感染症予防対策をしっかりと行い,子供たちが安心して通える場をつくっていきます。登校する子供たちの,元気な笑顔を心待ちにしています。

御家庭の皆様,御理解,御協力をありがとうございました。温かい励ましのお言葉もいただきました。職員一同,皆様に支えられていることに感謝して励んでまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

職員作業

今日は,朝から全職員で,校舎全体と体育館の清掃・消毒作業を行いました。

校舎の1階から3階まで,教室,トイレ,階段の手すり,ドアの取っ手等々・・・あらゆるところを丁寧に丁寧に清掃・消毒しました。

終わったのは,夕方です。こんなとき,素晴らしいチームワークを発揮するのは,鹿折小学校職員の大きな強みです。もちろん子供たちも同じです。全職員が心に思っていたのは,ただ一つ,「子供たちが元気に登校できますように。」です。

保護者の皆様や地域の皆様には御心配をおかけしておりますが,皆様からいただいている温かい労いやお励ましの言葉や,急なことにもかかわらず黙って御協力くださっている保護者の皆様の陰ながらの御支援が私達のエネルギーとなっております。本当にありがとうございます。

また,オンラインで行う朝・帰りの会や学習の中でこちらを見つめる子供たちの素直な眼差しも大きなエネルギーの素になっています。

金曜日の学校再開に向けて,私達教職員一同,一生懸命頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

海洋フォーラムin鹿折

1月26日に,海洋フォーラムin鹿折を行いました。
これは,本校の児童が「海と生きる探究活動」を通して学んできたことを発表する会です。

これまでに学びを支えてくださった地域の方や企業の方,保護者の皆様を学校にお招きして,成果を聞いていただきました。また,東京大学附属海洋センターなどの外部機関とオンラインでつながり,指導や助言をいただきました。


子供たちは,気仙沼の基幹産業ともいえる漁業の今後についての考察や,地球温暖化防止などの環境問題に対する提言などを発表しました。どの発表にもこれまでの学びの積み重ねが表れていました。

発表した後には,5,6年生がグループに分かれて「海と生きる探究学習」を振り返るワークショップを行いました。

新型コロナウイルス感染症予防対策として,御来校いただいた方々との交流は限定的なものとなってしまいましたが,子供たちの学びに対して温かい励ましの言葉をいただきました。その期待を受け,今後も学びを深めていきたいと思います。
保護者の皆様には,開催にあたって多大な御協力をいただき,ありがとうございました。

職員室の朝の風景

2年生と4年生の子供が,毎朝職員室に挨拶しにきています。
今日は,毎週水曜日に来校している学習サポーターの先生にも挨拶しました。
先生は,自作の皿を回して二人の健康を願いました。
心温まる朝の風景でした。

児童朝会

保健給食委員会による児童朝会をオンラインで行いました。

5,6年生の保健給食委員が,インタビューした結果を基に,調理場の方々の「おいしい給食を残さずに食べてほしい。」という願いを全校児童に伝えました。
また,「一人が一口分食べ残しを減らせば,全校で189人分の食べ物が無駄にならない。」という例を挙げて,食べ物を大切にするために食べ残しを減らすことを訴えました。
日本では,まだ食べられるのに廃棄される食品は一年に570万トンもあるそうです。今日の発表を聞いた鹿折小学校の子供たちが,「食」についてさらに深く考えるようになることを期待しています。

全国学校給食週間

1月24日から30日は,「全国学校給食週間」です。
今週の給食は,宮城県の郷土料理メニューや地元の食材を使った料理がたくさん提供されます。
本日のメニューは,「ごはん,牛乳,さんまのかばやき,きんぴられんこん,白菜の味噌汁」でした。


子供たちがいただく給食は,生産者や調理する給食センターの方々など,多くの方々の努力と協力があってできています。
これからも感謝して,おいしくいただきたいと思います。

6年生 小学校生活最後の学習参観

5校時目は,6年生の小学校生活最後の学習参観がありました。

子供たちは一人一人小学校生活の思い出を発表しました。


探究旅行のこと,市内体育祭のこと,聞いていると皆,その時その時に一生懸命活動に取り組み,友達と協力し合い,様々な経験の中で成長してきたのだなと感じます。

授業後は中学校の入学説明会と懇談会でした。

こうして一つまた一つと令和3年度の行事や活動が終わっていきます・

保護者の皆様,お忙しいところお出でいただきまして,ありがとうございました。


3年生研究授業

今日は,3年生で研究授業を行いました。

教科は「特別の教科 道徳」です。扱った題材は「私たちのふるさと」。ふるさとには自慢するものが何も無いと考えていた女の子が,「蕎麦の話」という本をきっかけにふるさとの良いところに気が付いていくという教材です。授業では,3年生が「海と生きる探究活動」で「天旗」や「波板虎舞」「ワカメ養殖」などの気仙沼の「伝統文化」を学習して,気仙沼や鹿折地区の良さや素晴らしさを知ったことと関連させて学習活動が展開されました。



最後に担任の三上先生が「私も気仙沼に来て,みんなと一緒に海と生きる探究活動の学習をして,気仙沼や鹿折が大好きになりました。」と熱い思いを語りました。全職員が参観する中,3年生の子供たちは真剣に授業に臨み,しっかり自分の考えを発表していました。子供たちの成長を大きく感じた時間でした。

海と生きる探究活動 みらい造船見学

5年生の児童は「世界とつながるぼくらの海郷学」をテーマに,
気仙沼の産業を支える企業の協力を得て学びを深めています。
本日は「みらい造船」を見学し,漁業に不可欠な造船について学びました。


造船の工程だけではなく,働く方の誇りや進水時の喜びなどについて説明を受け,
子供たちは造り手の想いを深く受け止めていました。
後継者不足等の課題を知った子供たちの中には,
今後の学びで解決の方向を探っていこうとしている児童もいます。
今回の見学を通して,さらに学びが深まりました。



校内席書大会

本日午後に,校内席書大会を行いました。
毛筆に取り組む児童は若草ホールと音楽室に分かれ,
張り詰めた雰囲気で作品を書き上げました。
硬筆に取り組む児童は自分の教室で,
今までで最高の作品を仕上げるために頑張りました。
どの児童も,集中して取り組んだ結果が字に表れています。
今日仕上がった作品は,市内書きぞめ展や校内書きぞめ展で展示されます。

委員会活動

今日の6時間目は委員会活動を行いました。

運動委員会は,外遊びに使う道具の整理や,
新型コロナウイルス感染症を予防する遊び方に関するポスターづくりを行いました。
他の委員会も,それぞれ積極的に活動しています。
全校児童のためにアイディアを出し,
進んで活動する5,6年生の姿が下級生の目に頼もしく映ることでしょう。
これからも良い校風が受け継がれていくと思います。

百人一首かるたに親しむ会

3・4年生の子供たちが楽しみにしていた,「百人一首かるたに親しむ会」を2・3校時に行いました。

読み手はいつもお願いしている,気仙沼演劇塾代表の鈴木恒子さんです。

日本独特の調べに乗せた美しい読み上げに,初めて聞く3年生の子供たちから思わず拍手が湧き上がりました。


鈴木さんから子供たちに

「私がこうして百人一首を読めるようになったのは,子どもの頃,母が読んでくれたからです。お正月になると友達や兄弟と母が読んでくれた『百人一首』を楽しみました。友達や兄弟より多くカルタをとるために一生懸命に和歌を覚えました。お正月になるとカルタ取りが楽しみでとてもわくわくしました。その時には和歌の意味はよく分かりませんでしたが,後から中学校や高校で和歌を勉強して,詠んだ人の気持ちや思いを知りました。皆さんもいつか勉強すると分かるようになると思います。もう上の句を聞いただけで取れる人も多くなっていることは素晴らしいですね。これからもたくさん和歌を覚えてください。」等のお話がありました。

確かに,鈴木さんの読み上げや子供たちが札をとる様子を見ていると,心がほっとするような豊かな気持ちになり,今の遊びにはない何か大切なことを感じます。

今年も感染症対策のため,密を避けて競技ではなく個人戦としました。来年は対戦式の競技ができると良いなと願っています。

統合した浦島小学校から引き継いだ伝統行事は,今も子供たちの心を豊かにしてくれています。御家庭でもぜひお子さんと楽しんでみてください。

書きぞめ練習

今日から3学期の書きぞめ練習が始まりました。

新型コロナウイルス感染症予防のため,当初の予定より時間を短縮して行っていますが,皆,真剣な表情で練習に取り組んでいました。

教室では,5時間目や6時間目を利用して,皆で硬筆練習に取り組む姿が見られます。

席書大会まであと少し。学級での練習にも力を入れて頑張ります。