鹿中 学校生活

今日の鹿折中

地域でも活躍しています 浪板虎舞 

  
 生徒たちは地域でも活動し活躍しています。一例をご紹介します。上の写真は宮城県指定無形民族文化財に登録されている「浪板虎舞」の様子です。これは,先日,鹿折小学校で「海洋教育こどもサミット」が開かれた折に,アトラクションとして虎舞を披露したときの写真です。浪板虎舞は航海の安全を祈願するものです。この日は,本校3年生と2年生がこの公演の実施に協力しました。素晴らしい笛の音を奏でて会場を盛り上げました。学校だけでなく,生徒たちは地域でも貴重な人材として活動しています。また,地域の大人と一緒に活動することで,様々な勉強をさせてもらい,地域の一員としての自覚をはぐくんでいます。地域の皆様,どうか今後も生徒たちを温かくご指導ください。よろしくお願いいたします。

校舎内で見つけたもの ② 保健委員会ポスター

 

 
 校舎内には色々な掲示物があります。今回は保健委員会の生徒たちが描いたポスターを紹介します。換気と風邪予防,歯磨きの励行,インフルエンザの罹患防止などを呼びかけるポスターが見られます。優しいタッチで描かれた,さりげないポスターですが,校舎内を歩く度に自然と目に入ってくるものです。いいですね。
 いよいよ冬到来です。インフルエンザの流行が心配な時季になりました。どの生徒も「うがい」や「手洗い」をしっかりして,罹患しないようにしたいものです。3年生は受験を控えた大事な時期です。1・2年生も健康維持に留意して学校生活を充実させましょう。先週月曜日のある教室では,10以上の生徒がマスクをしていました。少し気がかりです。心と体の健康を大事にしましょう。
 (お願い)発熱したときは,登校を見合わせ,医療機関での受診をお願いします。インフルエンザは伝染病です。咳エチケットなどを意識しましょう。インフルエンザに罹ったら,一般には発症から5日,解熱後2日までは,登校できないことになっています。医師からの指示を得て登校させてください。

スマホ使用 学習に影響

 1週間近く前には,保護者の皆様にお子様の通信機器へのご指導と管理について,学校とPTAの連名で文書をお届けし,お願いをしたところです。その後,11月20日(火)の河北新報には「スマホ利用と学習への影響」についての記事が出ていましたのでご紹介します。
 記事の内容は以前から指摘されていたことですが,ご家庭ではどのようにお感じになられていたでしょうか。「スマホ利用が1時間以上になると学習効果を打ち消す(学習が身に付かない)」というのは今や定説です。スマホに限らず,通信機器利用は一日1時間までにするというルールをご家庭で検討されてはどうかと思います。本校生徒の実態をみると,通信機器の利用で一番多いのは「一日1~2時間利用している」と答える生徒です。ですから,多くの生徒が危険なゾーンに入っていると学校では感じています。家庭で子どもが機械と過ごすのではなく,家族と直接声を交わし,互いの顔を見るコミュニケーションができたらなと思うのですが。

平和に関する作文コンクール 3年三浦楓さん 優秀賞おめどとう

 
 11月17日(土)には市役所で気仙沼市平和学習報告会が行われました。最初に「平和に関する作文コンクール」の表彰がありました。本校3年生の三浦楓さんが見事優秀賞を受賞し,市長さんから直接賞状をいただきました。おめでとうございます。学習発表の部では,他の受賞者とともに,三浦さんも受賞作文「平和への一歩」を朗読しました。そして,一人一人が平和の種をまいていくことの重要性を述べました。たいへん堂々と立派に発表することができたと思います。難しく,大きな課題ですが,平和な世界の実現を求めて,中学生でも考えたり,できることを実践したりしていきましょう。
 作文の内容を紹介します。→ 作文原稿 平和作文30(三浦楓).pdf
 

3年1組「給食基本法」って何?

 

 3年1組の教室に「給食基本法」というものが掲示されていることに気付きました。(写真)
(1条)3ー1の給食の象徴は超給食長(ある生徒の氏名)である。
(2条)給食を残しそうな人は食べそうな人にゆずる
(3条)4時間目が終わったら速やかに並ぶ
(4条)「いただきます」は心をこめて言う
(5条)残り3分で食べ終わっていない人は無言で食べる
(6条)給食長の命令に従う
(7条)給食を食べることは生徒の権利であり義務である
 給食をおいしく食べよう!
 …こんなことが書いてあるのです。担任の先生に聞くと,給食の残食が多いので少しでも減らそうと,生徒が発案してこんな基本法をつくり,楽しく取り組んでいるとのこと。なかなか面白い発想です。学級通信によると,11月14日は「完食DAY」と名付けて取り組み,3年1組スタート以来,初の完食だったそうです。無理をして食べることはないのですが,残食の問題に気付き,自分たちで楽しく課題に取り組むことはとてもいいことです。また,一人一人の違いにも着目し,気遣いをしながら配膳をしたり,食事をするのもいいですね。
 SDGsと関連づけることはないのですが,この活動にこんな関連があるかもしれません。世界にはちゃんと食べることができない人々がいます。「食品ロス」の問題もあります。