鹿中 学校生活

今日の鹿折中

ユニセフから感謝状をいただきました

 
 先日,学校にユニセフから感謝状が届ききました。生徒会が行った募金に対しての感謝状です。文面にはこのように書かれています。「このたびは,ユニセフ募金へのご協力ありがとうございます。鹿折中学校のみなさんが,世界の子どもたちが直面する問題について考え,ユニセフに協力してくださったことを心強く思います。みなさんからの募金は,世界150以上の国と地域でユニセフの様々な活動に大切に使わせていただきます。ユニセフは,貧困,紛争などの厳しい状況下で懸命に生きる子どもたちを支え,すべての子どもの権利が守られる世界を目指して活動を続けています。これからも同じ地球に生きる仲間として力を合わせ,よりよい世界を築いていきましょう。」…と。
 「SDGs」の基本理念を表す言葉に「誰も置き去りにしない」(no one will be left behind)という言葉があります。私たちの理想を目指しましょう。生徒会のみなさん,ありがとう。

教室の掲示物から

 
 教室の掲示物から2つご紹介します。左はカレンダー。なぜか2つ並んでいるところをみると,日付というよりは日めくりの言葉に意味があるようです。様々な金言にふれて人格を豊かにさせたいという思いではないでしょうか。さて,「泣く子は育つ」…「子どもが大声で泣くのは生命力が旺盛ということだから,よく泣く子は丈夫に育つということ」という解説が書かれています。「泣く」という一見「負の側面」の中に,「育つ」という「正の側面」を見つけるようなものの見方が参考になりますね。そんな発想や考え方を中学生にもまねてほしいです。また,「心のエースをねらえ!」もいい言葉です。「エース」は心の中にもあるのだというものです。生徒たちに,自分の心の持ち方ということを気付かせたいものです。
 次に右側です。これは初めて知りました。「ひみこの食育標語」というものらしいです。「みんなが嫌がる食べ方」を示しています。自分では気づきにくいものです。「き肘」「べ散らかす」「の食べ物が見える」「ちゃくちゃ食べる」「ずそうに食べる」「るずる汁をすする」「喰い」の七つを示し,最初の音をつなげて「つたなくまずい」とまとめています。なるほどです。ご家庭でも話題にしてみてはどうでしょう。

福祉を高める会 小島先生のお話をお聞きしました

 
 12月2日(日)には「福祉を高める会」がありました。本校PTA畠山会長さんが,今年度は「気仙沼市手をつなぐ育成会連合会」の会長さんを務めていらっしゃいます。本校PTAや鹿折小学校PTAの皆様にもご協力をいただいて,研修会を開催することができました。皆様のご協力に感謝を申し上げます。
 当日は,講師として,全国手をつなぐ育成連合会副会長(栃木県会長)の小島幸子さんをお迎えして「これからの育成会活動について」と題したお話をお聞きしました。小島さんが障がい児の母として経験されたこと,そのことから考えたことなどを,ストレートに,とても温かく,そしてパワフルにお話ししてくださいました。このお話は更に大勢の皆様にもお聞きいただきたいと感じる内容でした。どの子も人として尊重されて,よりよく学び,育ち,充実して生きる社会になれるよう,私たちは努力しなければと感じるものでした。鹿折地区においても工夫した活動をしていきたいものです。以下に当日のプレゼンから抜粋して内容をご紹介します。
 

校舎内で見つけたもの ③ ほっとするもの

 
 教室には「何だろうこれは?」と思う物がよくあります。左の写真は教室にあったホワイトボードの写真です。サンタクロースが描かれているので,いよいよ年末になったなと感じさせられます。生徒もクリスマスを楽しみにしているのでしょうか。それにしても,左上の生き物は「チンアナゴ」では。サンタクロースとの取り合わせが不思議ですが,なぜかほんわかと調和しているようにも感じられます。
 右の写真の「ありがとう1ー1BOX」は教室黒板左側の棚の上にあるもの。どうやら級友の様子をみていて,生徒同士が感謝したいことや良かったことを紙に書いて入れる物のようです。頑張っていることや感謝したいことを言葉に出すことで友達の良さをよく知り,感謝を伝えることに活用しているものです。感謝の言葉を受けた生徒は自己肯定感が高まることを狙っています。互いのよさを認めあって教室に温かい雰囲気が生み出されています。ご家庭でもこの発想は大事ではないでしょうか。

青少年健全育成文集「燈火」 入選おめでとう

 
 毎年実施されている青少年健全育成文集「燈火」の入選作品が発表されました。本校3年生の佐藤蓮くん,2年生の畠山詞さんの作品が入選しました。おめでとうございます。11月17日(土)の気仙沼市家庭教育大会の席上では,佐藤蓮くんが代表生徒として教育長さんから直接賞状をいただきました。そして,作品を朗読発表しました。
 「僕は走ることが嫌いだ。走った結果には勝敗がつくことが多いからだ。……」という出だし。自分の体験から生まれた文章でした。1学期の陸上大会のできごと,中総体県大会,2学期の駅伝大会のときのことなど,蓮くんの姿を思い出させてくれる内容です。この経験を胸に今後も力強く歩んでほしいと思います。
 以下に作品を紹介します。 →作文原稿 燈火30(佐藤蓮) .pdf