鹿中 学校生活

今日の鹿折中

鹿中の「鹿マーク」 幹線道路の歩道にタイル設置

 
 本校で使用している通称「鹿マーク」が鹿折地区の景観をよくするための歩道タイルに使用されることになりました。(左の写真)鹿折地区の被災市街地復興土地区画整理事業を行っているUR都市機構さんと気仙沼市が企画したものです。「鹿マーク」はいくつかパターンがありますが,これはかつて生徒がラフスケッチしたものを,当時の教員がデザイン化して校内で使っているものです。鹿中指定の運動着(Tシャツ)の胸にこの鹿マークがあしらわれています。かわいらしく,インパクトがあって好印象だと評判です。このマークを使って景観タイルを作り,歩道に埋め込むのだそうです。鹿マーク以外にも3種類あるそうですが,新しい町並みを彩るものに本校の鹿マークが活用されることは嬉しいことです。右の地図の赤く色づけされた所の歩道に利用されます。完成にはもう暫くかかるとのことですが,今年の春には皆さんのお目にとまることになります。楽しみにしましょう。

私たちはどこにいるのでしょうか ESD

 
 私たちはどこにいるのでしょうか。日常生活の中では意識しない問いかもしれないのですが,この答えを持ちながら,私たちは学び,生活をしていきたいものです。
 左の写真は暗黒の宇宙に浮かぶ地球の写真です。自分がどこにいるか分かるでしょうか。昔,理科の先生がこう言ったのを覚えています。「私たちは地球の表面にへばりついて生きている,目に見えないくらい小さな塵(ちり)のような存在なのです」…そうかもしれません。そんな塵のような存在が,あれがどうの,これがどうのと争い,対立し合っている世界は不思議です。右の写真は,唐桑半島の漁火パークから岩手県側の空と海を撮ったものです。大気が地表を覆っているのが分かりますね。美しい空と海です。大気は地球をあまねく覆い,この空の下,私たちは同じ空気を吸って生きています。
 宮澤賢治は「自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する。(中略)新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある(後略)」と書いています。(農民芸術概論綱要,1926)本当にそうなればいいですね。学校で取り組むESD(持続可能な社会のための担い手づくり)はこんな認識から進めていきたいと思うのです。

放課後の教室 未来への準備

 
 放課後の教室は未来を見据えた取組がいつも行われています。中学校生活は部活動だけではありません。多様な教育活動があり,そのために先生と準備をしなければならないものも多いのです。上の写真(左)は,面接試験の練習風景です。人生で初めて臨む高校入試。学力テストだけでなく,面接も行われます。宮城公立高校の前期入試や私立高校等でも面接があります。なかには集団面接をする高校も…。ですから,先生と共に練習をして,しっかり自分を表現できるように準備をしているのです。教室には,「1分間面接対策質問一覧」などといったプリントが張り出されていています。学級での練習もあるのですね。よい準備ができているように見えます。
 下の写真は,先日の漢字検定の様子。2学期10月にも行いましたが,3学期にも実施しました。目標の級に合格するために粘り強く頑張っています。そういえば,1月26日(土)には英語検定もありました。そして,下の右側の色紙,さてこれは何でしょう。漢字1文字がそれぞれ書かれています。どうか2年生の保護者の皆様,2月5日にはぜひ学校においでいただいて,この漢字の意味をお聞きください。生徒の発表をお聞きいただき,お励ましをお願いいたします。
 

鹿折中の今後の部活動 説明資料をご覧ください

 1月28日(月)の生徒集会で,本校の今後の部活動について,生徒の皆さんに説明をしました。以前にも触れましたが,生徒数や教員数の減少等の背景から,部活動の充実について検討するときが来ているようです。昨日は生徒に説明をし,むしろこれをチャンスにして,鹿折中の部活動を生徒がより主体的に盛り上げていこうと呼びかけました。ご家庭の皆様にもどうかご理解をいただきたいと思います。昨日,お届けしましたプリントをぜひご覧ください。ホームページの「お知らせ」欄にもリンクを貼って全文を掲載しています。以下には資料の1/5を抜粋したものをお示しします。

たくさんの図書を頂戴しました ありがとうございます

  
 1月23日(水)に,たくさんの生徒用図書をご寄贈していただきました。上の写真はその一部です。創価学会様からのご寄贈です。市教育委員会からのご紹介をいただき,2年前には300冊の図書を本校生徒たちの学習のためにお送りいただきました。引き続き,今回は40冊を図書分類ラベルを付けた状態でご寄贈いただいたのです。同団体では,45年前から小中学校に図書の寄贈を行っているそうです。震災後は,特に被災3県の小中学校に注力して,この活動を続けていらっしゃるということでした。広い分野から司書の方がセレクトした良書です。本校の図書室に置かせていただきます。生徒の皆さん,楽しみにしていてください。わざわざ重い図書をたくさん届けていただきました,同団体東北事務総局の吉峰様,中川様に感謝いたします。ありがとうございました。