鹿中 学校生活

今日の鹿折中

車いす体験・高齢者体験 1年生

 
 1年生の総合は「社会にはどのような課題があるのか」を探究します。その学習の一つとして,1学期には防災を学びました。また,高齢者施設を訪問して,少子高齢社会について学びました。2学期にはそのことを更に深めるために,今回は車いす体験と高齢者体験を行いました。今回もリバーサイド春圃様のご協力をいただいての学習です。ご協力,たいへんありがとうございました。
 
 当日はたくさんの車いすと高齢者体験キットをお持ちいただきました。車いすに人を乗せるときの注意事項や車いすでの移動方法などを丁寧にご指導いただきました。段差の乗り越え方,坂の下り方や上り方,止まっているときなど,どの人も知っておきたい内容です。
 
 次に高齢者体験です。目がよく見えない,体を真っすぐに伸ばせない,耳がよく聞こえない,体が重いなどの体験をするために,装具をまず付けました。なぜか生徒はとても楽し気なのですが,実際の高齢者の方々は毎日の生活がこのような状態で行われていることが分かったようでした。交代をしながら,互いにお年寄りの生活感覚を体で理解をしていました。このことを知って,1年生の諸君は今後更に豊かに成長することができるのではないかと思います。楽しく経験させていただいた今回の学習から今後の生き方を考えてほしいと思いました。
 

鹿折南住宅の皆さんとの交流会③ 3年生

  
 今回の交流会の実施には,実は国語科の勉強も関係しているのです。生徒は国語科の学習として,交流会の開催をお知らせし,交流会においでいただくことをお願いするチラシの作成を勉強しました。何が,いつ,どこで,どんな内容で行われるのかを上手に表現するにはどうしたらいいかを学びました。そして,実際にそれを印刷してチラシとして南住宅の皆さんに配布させていただきました。
 また,当日の開始前には,南住宅の皆さんの世帯を個別訪問させていただき,交流会においでいただくようお願いをしてきました。これも国語科の勉強の一つと考えているのです。どのようにお話をすれば,相手に分かりやすく伝わり,興味を持っていただき,失礼なく好印象でお話しできるのか,実はこれも国語科の勉強です。実際の活動を活用しながら,教科の学習を進めていくことはとても意義ある方法だと思っています。何より学習の必然性があり,学習成果の実感が得られるからです。学ぶことの意義がよく伝わるのです。

鹿折南住宅の皆さんとの交流会② 3年生

 
 交流会には30名を超える皆さんにおいでいただきました。また,生徒の活動を見守っていただいた皆さんのご協力もいただきました。大変ありがとうございました。
 特別な何かはなかったのですが,気軽に接することのできる内容がかえってよかったかもしれません。将棋やオセロなどでは中学生を上手に褒めていただいて大変感謝です。
 
 生徒たちは交流会の締めに,合唱を披露しました。「大切なもの」「上を向いて歩こう」「鹿折中学校校歌」でした。南住宅のみなさんにも一緒に歌っていただきました。中学生は今回の交流会から,地域の中での自分たちの役割を実感することができたと思います。そして,今後の地域づくりへの意欲をもち,日常的な地域のコミュニケーションの重要性にも気付くことができたようです。最後は列をつくって皆さんをお見送りをして交流会を終えました。この交流会の実施にご尽力いただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございました。
 

鹿折南住宅の皆さんとの交流会① 3年生

 
 3年生の総合学習「地域づくり学習」の第3弾は「鹿折南住宅の皆さんとの交流会」です。9月27日(金)には福祉センターやすらぎを会場に交流会を実施しました。被災後の地域コミュニティー創出のために中学生ができることはなんだろうと考えた結果,今回の活動を実施するものです。今年の3年生も工夫のある交流会を企画し,実施てくれました。
 
 当日は晴天に恵まれました。開会の行事では活動内容の紹介も行い,それぞれのブースに分かれた交流が始まりました。ゲームを一緒に行うグループ,グランドゴルフおするグループ,おやつ作りをするグループなどに分かれて交流をしました。活動をしながら楽しく会話し,親しくなることができたでしょうか。中学生は少し緊張気味だったかもしれません。おいでいただいた方々のほうが,うまく場をつくっていただき,上手に中学生をうまく支えていただいていたかもしれません。たいへんありがとうございます。でも,中学生も一生懸命でしたので,その思いは皆さんに伝わっているのかなと思いました。鹿折南住宅の皆さんのご協力,ご配慮ありがとうございました。
 

前期委員会活動 終了

 
 生徒会活動の基本は,学級活動と委員会活動です。9月26日(木)は前期の委員会活動の総括の日でした。半年間の活動を振り返り,頑張れたこと,なかなかうまくいかなかったこと,これからの活動のことなどを話し合っていました。充実した活動ができたと思える委員会もあれば,もっとやろうと思えば色々なことができたのではないかと少し後悔をする委員会もあったと思います。それぞれの委員会が全校に対してよい影響を与える活動ができたらと思っているようでした。これからも工夫のある活動を楽しくやっていきたいものです。
 ある委員会では,それぞれの学年の持ち味が出されていたこと,失敗もあったけれど前向きな工夫ができていたこと,今後も積極的に取り組んでほしいことなど,3年生の委員長から1・2年生の皆に話されていました。その話し方は本当に思いをもって取り組んできたことが伝わるものでした。委員のみんなからは感動の拍手が送られていました。委員長が頑張ったことを讃え,思いをもって話してくれたことに対する拍手だったと思います。とてもよい場面を見ました。後期の委員会活動,どの委員会も更に飛躍ができることを期待します。