気仙沼市立大島小学校
~ 詩人 水上不二の故郷から ~
7月15日の2,3校時に,全校が上下の学年に分かれて「着衣泳」を実施しました。2時間目に下学年が行い,3時間目が上学年でした。
着衣泳を行う目的は,いざという時に自分の身を守る,「命」を守るということです。体操着を着て最初にプールに入った子どもたちは,「うわ~!」「気持ち悪い~!」といった声を上げながら,徐々にその感触に慣れていったようでした。先生方からは「浮いて待つ」というキーワードを教えられ,体の力を抜いて大の字で泳ぐ練習をしました。体に力が入って緊張し,お尻が下がると浮きません。その感覚をつかむまで,何度も練習する姿が見られました。
後半はペットボトルを使って体を楽に浮かばせる方法を練習し,ペットボトル1本で思ったよりも体が浮くことを実感していました。はじめて浮くことができた子は,「浮けた~!」と歓声も上がり,感覚を体感できた様子でした。
実際にこのような状況になることが無いのが一番ですが,もしもの時の危険を回避する知識と感覚が子どもたちの身に付いてくれていることを願います。
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