面瀬小学校ニュース

学生ボランティアによる学習支援

   
 宮城教育大学が「平成28年度 冬季 気仙沼ボランティア」として,東日本大震災の被害を受けた児童の学習,生活の支援を行い,児童の健やかな発育を図ることなどを目的に,2月13日(月)~17日(金)までの5日間,市内8つの小学校に学生ボランティアを派遣する事業が行われています。
 面瀬小学校には,早稲田大学3年の西塚悠人(にしづかゆうと)さんと奈良教育大学3年の栩山拓也(とちやまたくや)さんの2人が派遣されています。2人とも教員を目指している学生です。西塚さんは2年1組に,栩山さんは4年2組の学習支援を行っており,子供たち一人一人と積極的にコミュニケーションをとりながら,優しく,丁寧な学習支援を行っています。休み時間も子供たちと一緒に過ごしています。
 2人からは「面瀬小学校の子供たちは、元気いっぱいで,いつも楽しそうに学習や運動に取り組んでいます。」という話がありました。たくさんの子供たちへの学習支援を通して,多くのことを学び,素晴らしい教師になってほしいと思います。 

清掃時間中の避難訓練

         
    毎月の防災の日に様々な状況を想定した防災訓練を実施していますが,今日は,清掃時間中に大きな地震が発生したことを想定しての避難訓練を行いました。緊急地震速報が流れるとすぐに避難行動をとる子供たちの姿が見られました。教室,廊下,階段,昇降口,トイレ,屋外など,場に応じた避難ができていました。今後もいつ起こるか分からない災害を常に意識させ,速やかな避難行動がとれるように指導していきたいと思います。

平成28年度入学説明会

   
    平成29年度に就学する児童の保護者を対象にした入学説明会を行いました。はじめに就学期子育て講座として,気仙沼地区薬物乱用防止指導員をされている幡野玲子さんお迎えして「迷っていませんか?子どもの行儀・しつけ」というテーマでのお話をいただきました。正しい礼儀をもとにした挨拶の仕方,箸の持ち方ができない子供は,鉛筆の持ち方も正しくできないことなどについてユーモアを含めて力強くお話されました。特に「親は家庭で子供をしつけ縫いし,学校はデニムのように強くミシン掛けをする」という表現をされ,家庭教育の重要さを話されていたことが印象的でした。
 入学説明会では,校長先生から規則正しい生活習慣を身に付けさせることの大切さや当たり前のことをしっかりできるようにさせることなど,入学に向けて家庭で子供に身に付けさせなくてはいけないことについて話されました。続いて,入学までの準備や健康生活等の心得,安全な登下校などについて説明をしました。就学児の保護者の皆さんは,終始メモを取りながら真剣な表情で説明を聞いていました。

5年生 国語「メティアの関わりについて考えよう」

   
 面瀬小学校では,校内研究のテーマを「自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成~単元づくりと交流活動の工夫を通して~」として,国語の授業づくりの研究に取り組んでおり,全学級で授業実践を行っています。
 今日は,今年度最後の授業研究として「わたしたちとメディアの関わりについて考えよう」という学習をしました。この学習は身近なメディアに関心をもって読み、それらの特性や付き合い方を考えること等を目標にしたものです。2枚の気仙沼のポスターをもとにポスターの作り手が伝えたいこと(黒い部分)とポスターには表れていないがイメージできること(白い部分)について,自分→ペア→グループで学ぶ授業を行いました。子供たちは,「海と生きるとは、海から命をもらっていることを伝うえようとしていることだと思う。」などの考えを書いていました。
 今後も,自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成を目指して全職員が研鑽に励んでいきたいと思います。   

第4回 全国海洋教育サミットへの参加

    
 東京大学を会場に第4回全国海洋教育サミットが開催されました。気仙沼市からは,4つの小学校(面瀬小,階上小,大島小,唐桑小)と気仙沼高校(5つのグループ)が参加しました。本校からは,校長先生をはじめ3名の先生方と学校代表として,5年生の女子2名が参加しました。
 2月4日のサミット前日には,東京到着後,普段は見ることができない東京大学構内や国立科学博物館を訪れ,驚きや興味を抱きながら見学や貴重な体験をし,他校の友達たちとの交流を深めました。
 2月5日のサミット当日は,全国から72の発表団体が集合した大勢の会場で,面瀬小学校の5年生女子2名が『「海と生きる」気仙沼 魅力再発見』というテーマに,生鮮カツオ水揚げ連続日本一を誇る気仙沼の魅力を「自然」「風土・歴史」「産業」「食」の視点から調べ,活動を通して分かったことや,海とのかかわりを今後も大切にしていくことについて,気仙沼のよさと魅力を多くの参加者の前で力強く発表しました。2人とも原稿を見ずに,自分の言葉で堂々とアピールできた素晴らしい発表でした。 

5年生 わかめの収穫

     
 5年生が海洋教育の一環として,総合的な学習の時間「育てよう,味わおう,伝えよう豊かなる気仙沼」をテーマに尾崎漁港でわかめの収穫体験学習を行いました。これは,気仙沼のわかめの生産から消費までの過程を体験を通して学習することをねらいとしたものです。昨年11月10日に種はさみを行い,あれから3か月が経ちました。今回も小野寺憲雄さんをはじめとする「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さんの御指導の下,わかめの収穫を行いました。大きく育ったわかめをどんどん刈り取っていきました。刈り取ったわかめは大きな熱湯でボイルしてもらいました。学校に戻り,家庭科室で熱湯でわかめを洗い,ゆでてからしゃぶしゃぶにして食べました。子供たちはわかめをしゃぶしゃぶにして食べた経験がなかったことから,初めての食感を楽しんでいました。
  この学習を通して子供たちは,わかめの種はさみから収穫までの過程で,気仙沼の海の豊かさや働く人々の思いや願いを十分に理解することができました。
 御指導いただきました小野寺憲雄さん,「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さん大変ありがとうございました。 

3年「面瀬川の生き物」についての学習

         
    東京大学特任研究員の田中隼人先生をお迎えして,3年生が総合的な学習の時間「面瀬の生き物」についての学習をしました。これは,面瀬川にすむ生き物についての話を聞き,川にすむ生き物と環境とのかかわりを学ぶことで、自然や環境を守ることの大切さに気付くことを目標にした学習です。
 授業のはじめでは,子供たちがこれまでの面瀬川の学習で見つけた生き物について発表しました。
田中先生からは,面瀬川の生き物や環境をもとに川にすむ生き物についてのお話をしていただきました。自分たちで見つけた生き物が面瀬川のどのような場所(川の流れが速さ,石や砂の多さ,落ち葉や水草のあるところ,きれいな水,汚れた水)にすんでいるか環境によって生物が異なることを分かりやすく学びました。田中先生は面瀬川の豊かな環境の素晴らしさを子供たちに伝えられ,この環境を維持することの大切さを教えてくださいました。

1年生 凧あげに夢中

    
 1年生が生活科「昔の遊び」で手作りの凧あげを行いました。この学習は,地域の方に昔からの遊びを教わったり一緒に遊んだりする中で,昔からの遊びのよさや楽しさ,地域の方のよさや優しさに気付くことができることや,海洋教育の一環として「天旗」の名で昔から親しまれてきた気仙沼港の凧文化に触れさせることを目標としています。
 今日は気仙沼凧の会の加藤斉克さんをはじめ6名の方々が,1年生の子供たちに凧の作り方やあげ方を指導していただきました。風にのって凧がぐんぐん青空に舞い上がってく様子に歓声をあげる子供たちでした。凧の会の皆さんと一緒に,手作り凧の面白さと凧揚げの楽しさを感じながら,うれしそうに活動することができました。

1年生 学校のまわり探検

    
 1年生が生活科「おもせのふゆ」の学習で学校のまわり探検に出かけました。この学習は,学校の周りを歩き,学校周辺の自然とふれ合い,季節の変化を感じとることを目標にしています。いつもの見慣れた通学路から前にも木の実を拾いに行った天神前団地周辺の森林に続く道を進みました。途中,野菜の直売所があり,採れたての野菜が並んでいました。いつもの景色と違って,今まで気づかなかったいろんなものをたくさん発見しました。そして,寺沢の渡辺仁一さんの牛舎を見学させていただきました。牛を間近で見る経験のない子供が多く,うれしそうに餌を与えていました。渡辺さんからは子供たち全員にヤクルトをいただまました。いろんな発見ができた探検になりました。渡辺さんありがとうございました。

6年生 雪かきボランティア

    
 今朝は校庭一面が真っ白になるほどの雪が積りました。いつの間にか校舎前の通路の雪かきをする6年生の姿が見られました。日頃からあいさつ運動を頑張っている6年生ですが,これまでも,秋には枯れ葉掃除など気が付くと進んで奉仕作業に取り組んでいます。登校してきた下級生たちも6年生の頼もしい姿を見ていました。この6年生の思いを手本にして下級生の子供たちにも意識を高めていかせたいと思います。卒業まであと1か月あまりとなりましたが,小学校生活のまとめをしっかり頑張っている6年生です。