引力は確かにあってすこしだけ
顔が上向く満月の夜
令和5年度本校卒業生Hさんの短歌。
特に助詞の使い方が秀逸で、あまりにも巧みな言葉の選択です。感動の主役はあくまでも月でありながらも、美しい情景に魅せられた心の動きを見事に表現しています。月の引力を潮の満ち引きから日常で感じられる豊かな自然、唐桑で育ったからこそ生み出された歌なのだと思います。
今も、このように言葉を紡げる素敵な生徒がたくさんいる唐桑中学校です。
6月14日、文化庁巡回公演事業ミュージカル「いのちてんでんこ」のワークショップを行いました。
このミュージカルは、すでにお知らせしているとおり、6月27日に本校体育館で公演されるものです。単に鑑賞するだけではなく、生徒も参加して作り上げる舞台になるとのこと。この日来校した「みんなのしるし合同会社」の皆さんからは、東日本大震災についてのお話もいただけたことで学びも深まり、また、そのあとに当日に向けた練習と準備を全校で行いました。
6月12日に配布した御案内のとおり、ミュージカルは保護者の皆様にもご鑑賞いただけます。参観者の人数等を確認する必要がありますので、お時間の都合が付き、ご鑑賞いただける場合は、6月20日までに、学級担任へお知らせください。