引力は確かにあってすこしだけ
顔が上向く満月の夜
令和5年度本校卒業生Hさんの短歌。
特に助詞の使い方が秀逸で、あまりにも巧みな言葉の選択です。感動の主役はあくまでも月でありながらも、美しい情景に魅せられた心の動きを見事に表現しています。月の引力を潮の満ち引きから日常で感じられる豊かな自然、唐桑で育ったからこそ生み出された歌なのだと思います。
今も、このように言葉を紡げる素敵な生徒がたくさんいる唐桑中学校です。
3月7日(火)の3~4校時に,にじのわ助産院の大森先生と気仙沼市健康増進課,子ども家庭課の皆様をお招きして,「いのちの授業」を行いました。
はじめに,大森先生から「つながるいのち,つなぐいのち」と題して,性についての講話をしていただきました。
後半は妊婦体験と育児体験を行いました。妊婦体験では,想像以上の身体への負担感や自分に託されたいのちの重みなど,,生徒達はさまざまな思いを抱いたようでした。また,育児体験では,参観していただいた保護者の皆様にも参加していただき,親子で育児の大変さや,幼い頃の思い出を振り返って共有することができました。