鹿中 学校生活

今日の鹿折中

防災学習発表会に向けて

 今年の総合的な学習の時間に行っている防災学習は,震災体験を「聞く」「学ぶ」「共有する」をテーマに実施しています。「聞く」「学ぶ」の学習を終え,「共有する」ための学習を行っています。どんな事実だったのか,そこから何を学んだのか(教訓)をわかりやすく伝えるために,発表方法に工夫を凝らしながら準備にあたっています。今月24日(月)には,東北大学の佐藤翔輔准教授に直接指導してもらいます。発表会は,12月の授業参観日に行う予定です。例年とはひと味違った発表会になるものと思っています。
 

 

学校部門「特別賞」

 今年6月に,生徒会総務が中心となって臨時休業期間の本校生徒の生活や気持ちの変化をアンケート調査し,「COVID-19 鹿中生の記録」という冊子にまとめました。今回,この調査の様子や生徒の鋭い考察を研究論文としてまとめ,公益財団法人日本教育公務員弘済会宮城支部主催の第49回教育実践研究論文に応募したところ,学校部門で「特別賞」を受賞し,宮城支部長の長島勝彦氏が来校し,賞状と副賞が授与されました。長島氏からは,生徒の皆さんの深い思考力や鋭い観察力に驚かされたとのお話もいただきました。
 

屋上からの風景

 本校屋上に設置してある市の防災無線の保守点検の方と一緒に,屋上にのぼってみました。学校のそばを三陸自動車道が通ることが実感でき,さらには気仙沼湾もきれいに見ることができました。秋晴れの中の紅葉もきれいでした。防災無線の保守点検がなかったらできなかった体験でした。
 

 

総合防災訓練

 今日は,気仙沼市の津波総合防災訓練の日でした。本校でも,2つの訓練を実施しました。1つは,宮北バス様と合同のスクールバス防災訓練でした。スクールバス乗車時に大きな地震があった場合を想定したものでした。宮北バスの運転手さんの他,市教委の担当者も乗車して体験しました。学校到着後は,乗車生徒と宮北バスの乗務員さんで振り返りを行いました。2つ目は,避難所初期設営訓練です。9時3分に大津波警報が出されたとの放送を受け,目標時間20分で避難所設営に取りかかり,18分で設営できました。その様子は,地域の方にも見ていただきました。今日の訓練の様子は,ミヤギテレビ,河北新報,三陸新報の皆様にもご覧いただきました。
 

 

 

朝の風景

 今朝,登校坂の落ち葉掃除に励んでいたのは,ボランティア委員の皆さんです。きれいになった登校坂を歩いてくると,スッキリとした気持ちになります。寒い中,ボランティア委員の皆さん,ありがとうございました。