鹿中 学校生活

今日の鹿折中

3年生の授業(保健体育) さすがです! 

 
 写真は12月の3年生の保健体育の様子です。女子は柔道でした。以前にも1年男子の柔道をご紹介しましたが,もちろん女子も同様に柔道を学んでいます。ある日は立ち技のテストをしていました。また,ある日は試合(リーグ戦)をしていました。恥ずかしがったり,嫌がったりする生徒は一人もなく,みんな精いっぱい取り組んでいるのです。時折,足をつってしまう生徒が出たりしますが,その介抱もみんなで自然に行うなど,3年間の中学校での学習がよく積み上がったとても素晴らしい態度なのです。
 
 相手に勝つために,互いに手を抜かず必死に組み合う姿,とても立派でした。全員参加のリーグ戦はとても盛り上がっていました。授業参観で保護者の皆さんにも見て頂きました。一生懸命はかっこいいものだと思わされました。
 
 一方男子は柔道の授業を終えて,今度は体育館でバスケットボールの授業をしています。冷えきった体育館の中で,この日はゲームをしていました。おそらくチームごとの作戦があったりするのでしょう。時間に無駄のない授業でした。次々とプレーが展開しています。見ている生徒から歓声が上がり,応援する声,アドバイスする声が聞こえてきます。授業時間の終了近くになると,生徒は自然と片付けの位置に移動しながら試合の様子を見ています。そして終了時間になると,さっそく後片付けが始まります。全員が全体の動きを意識しながら,次々と先を読んだ行動をしているのです。指示を受けずとも時間が有効に生かされている,素早い行動でした。しっかりと走り,一生懸命に身体と頭を使った保健体育の授業でした。さすが3年生と思って授業を見ました。
 

学校東側に大きなクレーン 三陸道建設工事

 
 昨年末から学校の東側丘陵地域に大きなクレーンが見えるようになりました。山の上に顔を出す怪獣映画のように,大きなクレーンがそびえているのです。全部で5つ。これはもちろん三陸道の工事に伴うものです。三陸道は2020年度,つまり来年度に全線が開通する予定になっています。現在開通している気仙沼中央ICから今年度内には仮称:気仙沼港ICが開通する予定です。そこから気仙沼湾横断橋を経て仮称:大島IC,そこから仮称:気仙沼北IC,そして仮称:唐桑南ICへと北伸します。学校から見えるクレーンは気仙沼北ICと唐桑南ICをつなぐ部分の工事のようです。日に日に三陸道の姿が見えるようになりました。近い将来三陸道を北進すると気仙沼湾を渡って唐桑トンネルに入る手前には,本校が道路脇の学校として左下に見下ろせるようになるのだろうと思います。新しい時代が始まりますね。新しい時代の鹿折中学校をお見せしなければなりません。
 

2020年のスタート 家庭・学校・地域で鹿折の子を

 
 写真はあるお祝いの会の様子を撮影したものです。この日のお祝いのために「浪板虎舞保存会」の皆様に大勢おいでいただいて,会場内で虎舞を披露していただきました。もの凄い盛り上がりで,圧巻のパフォーマンスでした。浪板虎舞は宮城県無形民俗文化財に指定されている郷土芸能です。「虎は千里を往って千里を帰る」と言われることから,航海の安全と大漁を祈願するために発展継承され,奉納されてきたものです。鹿折地区の有名な郷土芸能として各地で様々な機会に披露されています。
 実はこの日の演奏・演舞の中に本校生徒たちが参加しているのです。そして,その保護者の皆さんも…。生徒は自信をもって一生懸命に演奏し,踊っていました。郷土の文化に誇りをもって,折々に学校外でこんな文化活動をしているのです。もちろん,この活動の中で子どもたちは地域をよく知り,家庭や学校では得られない物事を学びます。そして,充実した人格を形成し,将来の伝統継承者となっているのです。
 子どもの教育は,親が家庭で愛情を持って子育てをすることが基本です。それに加え,学校や地域社会が家庭ではできない部分をサポートして育てることでよりよく子どもは育つものです。3者の役割の自覚と連携が大事ですね。2020年,新年になりました。この1年も,家庭と学校と地域社会の連携で,鹿折っ子を豊かに育てていきましょう。今年もよろしくお願いいたします。

年末年始 ホームページ更新をお休みします


 1年間,ホームページをご覧頂きありがとうございました。年末年始のため,暫く更新をお休みいたします。更新は新年1月6日(月)より再開いたします。どうかよいお歳をお迎えください。

書き初め 集中した練習ができています

 
 学期末の教室を覗いてみると,国語科の時間には書き初めの学習を行っていました。毛筆と硬筆があるのですが,この日は毛筆です。1年生も2年生もとても真剣に学習をしています。
 毛筆の学習では全員が床に用具を広げて書こうとすると,教室一つでは行うことができないので,隣の学習室も利用して,2教室で同時展開をするのです。支援員さんやT2の先生が付くこともあるのですが,先生一人で2教室を指導する場面もあります。
 
 しかし,生徒は真剣に学習しています。先生の指導や助言を聞きながら,自分で黙々と筆を走らせ,考え,また次の作品に挑んでいます。いつの間にか後に来て覗いている人がいることに気付いてびっくりしています。それだけの集中力で手本を見つめ,紙に向かい,一筆一筆に集中しているのです。小学校からこれまで積み上げてきたものがあるとは言え,この学習態度はとても立派です。集中力のある,美しい努力の姿です。
 
 作品を書いては,暫くそれを眺めている姿が大人びており,中学生らしい成長を遂げていることが感じられ,頼もしく思います。この調子でこれからも頑張るんだよと思わず言いたくなる学習態度なのです。いいですね,鹿折中学校。…2学期の終了です。