鹿中 学校生活

今日の鹿折中

足跡の主 学校訪問

 
 以前に鹿の足跡をご紹介していました。先日の日中に,遂に本人が職員室に挨拶をしにきました。予想外だったのは「ニホンジカ」でなく「カモシカ」だったこと。本校に現れるのはどちらもありなのですが,どちらかと言えばニホンジカが多いように思います。先日ご紹介した足跡,あれは2頭の足跡でした。恐らくニホンジカだと思っていたのです。この日は,4時間目がそろそろ終わって給食になるあたり。職員室の前に立ち止まって,中を覗いている彼(彼女?)がいました。結構大きな個体でしたから,発見した先生はびっくりです。大勢の先生がその姿を確認しました。そして,本人はゆっくり職員室前を進み,花壇のほうに向かいました。今日も,花壇の上を歩いて何かを食べるのかと思いましたが,そうはしませんでした。今回は用務員さんのつくった赤いスズランテープの柵が風で音を立てていていました。中に入れないので彼はスルーして移動。
 そして,なぜか同窓会の石碑「青雲の志」の前でしばらく彼は思索。まるで考えがまとまったかのように,今度はゆっくり石碑を左に回って登校坂へ。しかも,歩道を歩いてゆっくり堂々とと下っていきました。もし,歩道を下から上ってくる人がいたら,さぞびっくりしたでしょうね。用務員さんが工夫した「鹿よけ柵」はひとまず効果があったようです。
 

賞状を頂きました 応募作文

 
 先日,本校生徒が作文コンクールで入賞し,賞状を頂くことができました。
 一つは人権作文コンテストで3年生の及川さんが奨励賞を頂戴しました。人権作文は社会科の学習の一環として夏休みの応募課題としています。一口に人権といっても様々な人権の課題があります。それらについて,テーマを絞って自分の考えをまとめて書いた作文です。及川さんには,仙台法務局気仙沼支所長様や人権養護委員連絡協議会長様に学校へおいでいただき,校長室で賞状や記念品が手渡されました。おめでとうございます。なお,この作文コンテストへの永年の協力に学校に対しても感謝状をいただきました。ありがとうございました。
 もう,一つは「社会を明るくする運動」作文コンテストで1年生の三浦さんが特別賞を頂きました。1月10日(金)の表彰式は仙台市のホテルで行われました。会場では,皆さんの前で賞状をいただき,作文の朗読発表も行われました。犯罪の発生と社会の在り方,地域の支えの大切さと感謝,中学生としての自立に向けた努力などについて,中学生らしい意見がまとめられた作文でした。当日は,少し緊張した面持ちでしたが,しっかりとした朗読ができました。入賞おめでとうございます。
 

ついに鹿よけ柵の設置 効果はどうか

 
 三陸道の工事などが鹿折地区で進捗し,山が荒廃してきているからでしょうか,本校には鹿が度々出現しています。ホームページでも何度かご紹介してきました。ニホンジカが多いのですが,とても可愛らしく,生徒に危害を加えることもなく,共存できていると思うのです。しかし,花壇を荒らす行為だけはいただけません。11月には植栽したばかりのビオラが全部食べられてしまいました。先日は少しだけ残っていた小さなビオラまでしっかりと食べてしまいました。そして,しっかりと足跡も残していったのです。
 
 足跡は花壇だけでなく,どうやらテニスコートにも立ち入ったらしく,テニスコートには多くの足跡が残っています。その足跡を見ると,2頭で学校にやって来たように見えます。これでは今後植栽をしてもまた食べられてしまうのではないか……そういった心配が尽きません。どうしたらいいのでしょうか?
 この事態に,三浦用務員さんが遂に動きました。ある日のこと,下の写真のように赤いスズランテープが花壇の周囲に張り巡らされました。一説には,鹿は赤い色を嫌うということを聞いたそうです。そして風に吹かれるとテープがサラサラと音を立てます。この音も鹿に対して効き目があるのではないか,そう考えて遂に鹿よけ柵ができました。さて,このアイディアはどんな結末となるでしょうか。上手く機能して鹿よけになればいいのですが,期待をしましょう。
 

給食センターの皆さんへ 感謝!

 1月24日~30日は「全国学校給食週間」です。
 本校ではそれに合わせて,いつもおいしい給食を作ってくださっている気仙沼中央給食センターの皆さんに感謝の気持ちを伝えることにしました。
 保健委員会の生徒が中心となり,全校生徒のメッセージをとりまとめています。右下には,給食の好きなメニューをランキングしています。全学年でカレーがランクイン!次点は鶏肉のレモン煮のようです。
 こちらは気仙沼中央給食センターへお届けします!
  
  

鹿3運動ポスター 保健委員会

 
 校舎内に「鹿3運動」(小中連携生活習慣向上運動)を呼びかける新しいポスターが登場しました。内容はもちろん,①「あいさつ」②「早寝早起き」③「メディア1時間」なのですが,生徒会の保健委員会の皆さんが積極的にこれを呼びかけてくれるようになりました。この運動は次第に広く知られるようになってきましたが,その実践化はまだまだといった印象です。生徒自身の生活習慣に対する「セルフ・コントロール能力」がどうしても必要です。今回の保健委員会の取組で,また一歩前進できることを期待します。
 ところで,香川県議会では,ゲームやインターネットの依存症対策に関する条例制定を全国に先駆けて検討しているそうです。その素案では,高校生以下を対象にゲーム利用の時間を1日あたり平日は60分休日は90分に制限するなど,具体的な制限が盛り込まれることになっているそうです。また素案では,夜間の利用は高校生は夜10時以降制限し、小学生や幼児を含む中学生以下は夜9時以降制限することが盛り込まれるということでした。行政からの使用制限が現実化するほど,この問題が深刻化していることが分かります。これは全国的な懸案事項です。大人の皆さんの認識と行動も必要だと思います。写真には「宮城の宝 いただきます」の食育ポスターも写っていますが,子どもたちは大事な「宝」です。メディア利用の弊害を踏まえ,適切な環境で子どもたちを伸ばしていきましょう。