鹿中 学校生活

今日の鹿折中

校内美術館 先輩たちの作品で学んでいます

 
 先日は美術室に置いてある生徒たちの作品をご紹介しましたが,今日は美術室周辺の廊下に掲示してある生徒作品をご紹介します。これは,いわゆる「校内美術館」です。美術室は1階の職員室の向かい側にあるのですが,入口付近は少し薄暗い場所にあります。その廊下を中心として,職員室や会議室のほうまでたくさんの美術作品が掲示されています。ここでご紹介している作品は一部分です。しかも,全て生徒作品です。そこがポイントです。
 
 これらは,代々の卒業生が在校中に制作した作品で,各種作品展などで入賞したものを寄贈していただいたものです。それを現在の後輩たちが参考にしています。また,この作品たちは学校を賑やかにしてくれています。有名な作家の方々の作品も勉強になるのですが,自分たちと同じ世代の生徒が制作したものだと思うと,生徒たちはとても刺激を受けます。自分はどんな作品を創ろうかなと考えるのです。そして,先輩たちの着眼や発想,表現方法を見ることで,自分の作品を豊かに構想できるのです。生徒作品による校内美術館,とてもいいと思います。どうか今後も先輩たちの作品の寄贈をお願いします。
 

学校の日常 戻るか!? 

 
 学校は臨時休業期間を終了し,3月25日(水)からは通常の春休みに準じた学校活動に戻ることになりました。明日,27日(金)にはまだ実施できないでいた3学期修了式と離任式を行って1年のけじめをつける予定です。やっとこの時がやってきました。しかし,問題の原因となる感染症は終息していません。今後,集団感染が生じて爆発的な流行となったり,最悪,都市封鎖となる事態となったりする可能性も残っています。どうなるか不安ですが,とにかくできる対応をしっかりとしながら臨んでいくしかありません。本校では来週からは部活動が可能になるのですが,写真のような学校の日常は戻るのでしょうか?
 
 学校は,社会を学ぶ場ですから少し厳しい場所ではありますが,生徒たちを励まし,自信をつけさせ,生きる喜びを感じさせる場所でもあります。ですから,子どもたちにとって学校はとても大事な場所です。9年前の震災のときにも経験したことですが,学校を正常化することはもの凄く大切なことです。未来は学校で育まれているのですから。写真のような学校の日常が生徒たちに戻ることを強く願います。
 どんなことがあっても,これからも皆様のご協力をいただき,子どもたちと学校を大切にしていきたいと思います。どうか,ご協力ください。
 

すごい賞状があるんです!

 
 会議室の正面には生徒や先生・PTAが頂いたたくさんの賞状が掲げられています。その中の真ん中にあるのが左上の写真です。写真入りの額が2枚並んでいるものです。これは昭和49年7月24日に中総体県大会陸上競技で男子が総合優勝したもの。そして女子が総合優勝したときのものです。つまり,県大会でのアベック優勝です。このできごとは今も伝説になっている大快挙でした。ですから,会議室の真ん中の一番高いところに写真入りで並べて掲げているのです。すごい賞状です。なお,鹿折中の女子陸上部は昭和45年,昭和52年にも県大会で総合優勝しています。伝統ある陸上競技部だったのですね。また,会議室には昭和51年に男子バレーボール部が3月の県選抜優勝大会で優勝したときの賞状も掲げられています。
 いよいよ臨時休業が解かれて30日(月)からは部活動ができるようになります。現在の鹿折中生の皆さんにも先輩たちに負けず,部活動での偉業を成し遂げてほしいと思います。頑張りましょう!
 

保護者あてメール(春休み・部活動)

 本日,市教育委員会からの連絡を受け,下記のとおり保護者の皆様にメールを送信しましたので,確認のため掲載します。


保護者あてメール(春休み・部活動) 令和2年3月24日

 臨時休業措置へのご理解とご協力,ありがとうございます。
さて,3月25日からの学校活動について,市教育委員会より下記の連絡がありましたのでお知らせします。
①春季休業の扱い(令和2年3月25日(水)~4月7日(火))
 臨時休業期間とせず,感染防止対策を講じた上で,通常に準じた春季休業とします。登校日を必要に応じて各学校が設定することがあります。
②春季休業中の部活動
  春季休業期間中の部活動を認めますが,感染防止策を徹底させます。(活動前の健康チェックは必須とし,屋内の場合には広いスペースで十分な換気を行うようにします。)
③新年度当初の行事
 入学式,始業式,年度初めの諸行事は,文科省ガイドラインに沿って後日方針を示します。

 そこで,本校では,3月30日(月)から部活動を再開する予定です。活動日等は3月27日(金)の修了式・離任式後の学活でお子様に「春休みのしおり」を配布して連絡をします。ご家庭で「健康チェック」をして登校し,1日2時間程度の活動となる予定です。なお,参加を強制するものではありません。また,活動の有無は部ごとに異なります。部ごとにメールでご連絡することもありますのでご承知願います。

学校評価④ 次年度の構想

   基本的には,来年度も今年度の内容を継続します。学校教育目標は従来のものですが,今年度,生徒向けのスローガン「未来を夢見る人間になろう」を制定して経営方針や重点努力事項を刷新しました。しかし,生徒の未来を夢見る姿はまだ弱いので,継続して2年目に取り組み,更なる成果を導きます。
 なお,経営方針の9項目の関係は上図のように捉えています。教育目標を達成するために,生徒への①理解と愛情をベースにして,②生徒の活動や,保護者・地域との⑨協働・連携を大事にする。そして,教師が⑦指導のポイントを押さえ,⑧生徒の安心安全や教師の働き方を工夫しながら,⑥3年間の効果的指導をする。そのことで,③生徒の夢や希望を育み,④学力を向上させ,⑤爽やかな生活を目指すというものです。なお,評価指標は来年度も同様とします。
 最後に,来年度の教育活動の具体については,今後工夫・検討していきますが,以下の方向性を意識して,実践やその継続を試みたいと思います。この実践や実践の継続には,教師同士の情報交換や連携の充実が必要だと思われます。また,教員研修を今まで以上に充実させることも大切です。教師の健康や規律の保持,適切な働き方の推進は当然のことです。とりわけ,学校と保護者との丁寧な対話による相互理解と相互協調の充実が今後も重要なことだと思います