日誌

気分はすっかり小学生…☆

 大谷幼稚園のばら組さん(年長児学級)をお迎えし、幼稚園・小学校の交流会「あきのおもちゃまつり」を開催しました。元気いっぱいのばら組のみなさんは、「楽しみだね!」「どんな遊びをするのかな?」「私のお姉ちゃん、小学校にいるんだよ!」と、たくさんの言葉を交わしながら、園舎から少し離れた大谷小学校を目指します。

 小学校では1年生の子供たちが園児の皆さんの到着を今か今かと首を長くして待っていました。1年生は6つのグループに別れ、けん玉、魚釣り、的当てなどのお店を準備しており、園児の皆さんを楽しませるための準備はもう万端です!

 はじめの会では、自分たちが用意したお店の紹介を行いました。原稿を読むだけでなく、園児の皆さんや幼稚園の先生方の反応を確かめながら紹介する姿から、プレゼンテーションの能力の高まりを感じました。

 おもちゃまつりが始まると、園児の皆さんは遊びに、1年生の子供たちはお店の運営に夢中になりました。どのお店にもお客さんを楽しませる工夫があったようで、園児の皆さんはもちろん、会場に向かった校長、教頭をはじめ、多くの大人も夢中に、そして笑顔になりました。

 交流会の最後は1年生の教室での給食試食会です。新型コロナウイルス感染症の流行前は例年行っていたようですが、その後は実施を見合わせていた活動であり、5年振りの実施となりました。みんなで一緒に食べるハンバーグは、いつもより更においしく感じたことと思います。

 今回の交流会には大谷幼稚園から6名の園児の皆さんが参加しました。ちょっぴり小学生気分を味わった子供たちは、それぞれの家庭に戻ってから家族にどのようなことを語ったのでしょうか。本校の1年生にとって、相手の気持ちを大切に考える、とても深い学びとなりました。御協力をいただいた大谷幼稚園の先生方、大変ありがとうございました。