日誌

掘って掘って掘って…!

 南三陸自然環境活用センターの研究員の皆様やNPO浜わらすの皆様の協力をいただき、4年生の子供たちが大谷海岸で「スナガニ生態調査」を行いました。「スナガニたくさん見付けるぞ~!」と意気込んで出発した4年生でしたが、調査の様子はどうだったのでしょうか。

 砂浜に行ってみると、甲羅の幅が3cmほどの小さなスナガニを探し、4年生の子供たちが大きくて深い穴を掘っていました。中には砂浜に寝転び、穴に頭と上半身を突っ込むような姿勢になって頑張る子もいました。それでもなかなか思うようにスナガニは見付かりません。それもそのはず、スナガニは小さい上に、非常に素早く、そして…

 この通り、甲羅の模様が砂と似ていて、本当に目立ちません。この写真の中にいるスナガニ、見付けることができますか??それでも子供たちは諦めずに、運動着を砂だらけにし、汗を流し、ほっぺたにも砂をくっつけて夢中になります。遠くから聞こえてくる「見付けた~!」「先生~!博士~!!やっと出てきました~!!」という声を耳に入れ、一生懸命に砂を掻き出します。

 しばらくすると…

 やっと出ました!追い求めていたスナガニです!!

 お世話いただいた研究員の皆さんによると、昨日の強風で巣穴が塞がってしまったことや朝に気温が下がったことでスナガニが冬ごもりを始めてしまったことで、今日はスナガニを探すのがとても困難な1日だったということです。子供たちの中には「こんなに苦労したのに1匹も見付からなかった…」と、肩を落とす子もいましたが、仲間や担任と声を掛け合い、協力しながら必死になった経験は、ずっとずっと大事な思い出になるだろうと感じました。

 さて、実は今回の調査の目的は「スナガニを見付けること」ではありません。本当の目的は「スナガニの生態を確かめ、海辺で起きている環境の変化について考えること」です。活動終盤、子供たちは調査員の先生を囲みながらスナガニの甲羅の幅を調べたり、見付けたスナガニの種類を分類したりする学びに取り組みました。ここで考察したこと、明らかになったことについては、あとは4年生の子供たちに(^_^)

 

 校舎内では各学年の担任が子供たちと一緒に心を熱くして最後の練習に臨んでいます。明日は大谷小の歴史に残るような、すごい1日になりそうです…☆