令和3年度

2021年9月の記事一覧

2-1算数,5-2書写を参観して

 今日は2校時に校舎を回ることが出来ました。
 5年2組は書写の学習でした。手本についての解説の後,かな文字のつながりを意識して先ずは鉛筆で写し書きをしました。その後,毛筆で手本を見ながら練習していきます。
 
 手本を見ていない子は自分の頭の中の「きずな」という文字を書きます。「きずな」とは読めますが手本とは違います。どこから始まってどこまで引くのか,線の太さは,曲がり具合は・・・・手本を見て同じように書くことは,実はとても難しいことです。なので,R先生は手本をよく見るよう声掛けしていました。
 
 2年1組の算数。学習規律がしっかり出来ており,テンポ良く,反応よく授業が進められていました。中でも感心したのはノートがしっかり書かれていることです。黒板に書かれたとものと同じです。全員が。
 
 黒板を見るとN先生は黄色い丸を書いています。それはノートには書かれていません。「一文字あける」の約束なのでしょう。先生の板書をしっかり真似して書いているから子どもたちのノートは美しいのです。
 二つの授業から「習うことは倣うこと」という先輩の教えを思い出しました。「習う」は「教えを受けて身に付けること」,「倣う」は「真似る,模倣」という意味です。先輩は,「身に付けるためには先ず真似ることが大切。そこを疎かにするな。」と教えてくれました。先輩の授業を真似して授業づくりをしたものです。「真似する」「パクる」,なんとなくイメージが悪い言葉ですが,大切な行為だと私は捉えています。思い出話をしてしまいました。
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1-1 国語「はなしたいな ききたいな」最終回

 2校時1年1組の国語の授業を参観しました。今日は最後のまとめ,発表会の本番です。私の都合などで今日まで延びました。
 
 今日は担任のM先生から「あいてをみて」という発表者のめあてが一つ加えられました。延びた分,たくさん練習して原稿を見ないでも話せる子も現れたからです。
 
 前回,撮った映像を見て「声がちょっと小さかった」と反省した子もいました。その子たちの様子を見ていたら,前回よりも声を張って話していたようです。こういう過程が尊いと私は思います。
 
 質問や感想もだいぶこなれてきて,話し手が話したことを尋ねるような質問はなくなりました。感想も具体的にいいねと認めるものが増えました。
 子どもたちの伸びが感じられた楽しい授業実践でした。9月初めからずっとかかわってきたこの単元の実践は,M先生に全国小学校国語教育研究大会愛媛大会で発表してもらう予定です。
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3年生 図工の学習

 4校時,3年生の図工の授業を参観しました。「にじんで広がる色の世界」とう単元で,白いクレヨンで描いた形を生かし,絵の具をにじませた世界を描く内容です。
 
 3年生は水彩の基礎がしっかり身に付いており,絵の具を濃いまま画用紙塗ってしまうような児童はいません。でも,今日の複数の色をにじませて表すという課題は結構難しかったようです。1時間延長した4校時のO先生の解説や友達の良い描き方を見ることで,子どもたちは技術的な部分をイメージと合致させることが出来たようです。
 
 タコは赤,魚は青,海藻は緑というような概念を崩すことによって広がりが生まれます。教科書のねらっているのも,そこなのでしょう。別な色味を加えた子からいい作品が見られるようになりました。
  
 端っこの細かいところから慎重に進めていたので仕上がりまではもう少し時間が必要なようです。どんなステキな作品になるのでしょうか。完成が楽しみです。 
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5-2 家庭科ミシンの学習

 5校時,5年2組の家庭科の学習を覗いてみました。家庭科室での授業ですが,調理台の方まで使って子ども同士の間隔を広くとって座っていました。
 
 今日からミシンの学習ということで,手縫いとミシン縫いの違いを板書で提示し,ミシンが上糸と下糸を絡み合わせて縫うという仕組みを確認しました。この後一人一人ミシンを使ってみるのかなと,勝手に考えて一旦職員室に行き,家庭科室に戻ったら2時間扱いのはずが5校時で終了していました。

 子どもが使うミシンは,ボビンに糸がなかったり,上糸と下糸の調子がくるっていたりしていて毎年最初の時間は調整だけで終わってしまうことがあります。そんな感じだったのかな。今度初めてのミシンの学習の様子をしっかりお伝えします。
 今日は,学校にはいたのですが別件の対応で十分な取材が出来ませんでした。中途半端な記事になってしまいました。ゴメンナサイ。
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4-1 初任研授業研究

 2校時,4年生の算数の授業を参観しました。
 前にもお伝えしましたが,初任のC先生は「初任者研修」(初任研)に取り組んでいます。校内での研修は毎週金曜日,大谷小からお出でいただく拠点校指導教員のK先生,校内の指導教員のY先生等に授業を参観してもらい指導を受けています。私もその授業研究を参観しました。
 
 内容は,87÷25の商を立てるため割る数の25を20と見て仮商を立てるか,30と見るかを判断し,その後仮商を修正して正しい商を立てて計算するというわり算学習のポイントの一つです。
 
 25だと30と見た方が修正がないという事実から,「20に近いか30に近いかで仮商を立てるための割る数を決める。真ん中の5は切り上げして仮商を立てた方がいいかも・・・。」と気づくのがねらいです。計算練習をこなしていくうちにそのことを実感していたようです。
 
 コロナ対策の強化で4年の算数は子どもを教室と児童会室の2つに分けて少人数指導を進めています。今日の授業研究もそのまま半分の子どもたちとの授業でした。心なしかC先生の指導にも余裕があったように感じました。
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