令和3年度

2-1算数,5-2書写を参観して

 今日は2校時に校舎を回ることが出来ました。
 5年2組は書写の学習でした。手本についての解説の後,かな文字のつながりを意識して先ずは鉛筆で写し書きをしました。その後,毛筆で手本を見ながら練習していきます。
 
 手本を見ていない子は自分の頭の中の「きずな」という文字を書きます。「きずな」とは読めますが手本とは違います。どこから始まってどこまで引くのか,線の太さは,曲がり具合は・・・・手本を見て同じように書くことは,実はとても難しいことです。なので,R先生は手本をよく見るよう声掛けしていました。
 
 2年1組の算数。学習規律がしっかり出来ており,テンポ良く,反応よく授業が進められていました。中でも感心したのはノートがしっかり書かれていることです。黒板に書かれたとものと同じです。全員が。
 
 黒板を見るとN先生は黄色い丸を書いています。それはノートには書かれていません。「一文字あける」の約束なのでしょう。先生の板書をしっかり真似して書いているから子どもたちのノートは美しいのです。
 二つの授業から「習うことは倣うこと」という先輩の教えを思い出しました。「習う」は「教えを受けて身に付けること」,「倣う」は「真似る,模倣」という意味です。先輩は,「身に付けるためには先ず真似ることが大切。そこを疎かにするな。」と教えてくれました。先輩の授業を真似して授業づくりをしたものです。「真似する」「パクる」,なんとなくイメージが悪い言葉ですが,大切な行為だと私は捉えています。思い出話をしてしまいました。