面瀬小学校ニュース

面瀬地区総合防災訓練




 11月3日に気仙沼市総合防災訓練に合わせて,面瀬地区総合防災訓練が行われました。面瀬小学校と面瀬中学校で実施していた昨年までの登校時避難訓練を自治会と合同で行ったものです。全校児童生徒と保護者が参加しました。
9時の地震発生には放送に合わせて身を守る一次避難を,その後津波警報が発令されたことで二次避難場所に集合しました。中学生が安否確認の名簿作成等の訓練をしました。避難の訓練後は各自治会毎の集会所に移動して,地区毎に計画された防災活動を行いました。
 初の試みでしたが充実した訓練となりました。
 【児童作文から】
 ぼくは,きょう,ぼうさいくんれんにさんかしました。はつでんきのつかいかたをべんきょうしました。シーチキンのふたにあなをあけて,中のあぶらをティッシュにしみこませて火をつけると,あかりのかわりにもなることもわかりました。木のえだのさきをナイフでけずりました。そうすると,おはしのかわりになりました。
 ちずをみたりおじさんたちにたくさんおしえてもらったりしました。とてもおんべんきょうになりました。(1年S.S君)

気仙沼ESD/RCE円卓会議2019


 11月1日に本校において,気仙沼市教育委員会 宮城教育大学 ESD/ユネスコスクール・東北コンソーシアム 気仙沼ESD/RCE推進委員会主催の「気仙沼ESD/RCE円卓会議2019」が開催されました。
 気仙沼市の幼小中高校,一般,NPO,企業,行政,大学など専門機関の約140名の関係者が一堂に会し,「気仙沼ESD」の推進について協議しました。
 今回は午前中に,本校のESDに関する授業を2年生,4年生,5年生が公開しました。
 基調講演では,海洋研究開発機構の石原靖久氏に「海から見た気候変動~どうやって測るの?いま何が起こっているの?」と題してご講演をいただきました。
 事例発表では,環境の再生について 認定NPO法人ふるさと東京を考える実行委員会理事長 関口雄三氏より「東京湾の再生に挑む」と題してご講演をいただきました。関口さんには,5年生が総合的な学習の時間に電話でインタビューしたり,団体の作成した牡蠣の浄化の実験を参考に取り組んできました。
 また,市内の実践として本校の取り組みを校長が発表しました。ESDの先進校として内外から評価をいただける貴重な機会に全職員で参加できることは,学びの多い時間でした。

【公開授業】


 2年生は学びの土台となる主体性の向上を目指した取組として,学級活動の充実を進めてきました。「ミニ運動会をしよう」という議題で話し合いました。よりよい集会にするために,活動内容や係分担について自主的に話し合いました。みんなが力を合わせて頑張れる運動会にすることをめあてに,自分の考えを発表したり,友達の意見をしっかり聞いたりすることができました。決まったことを基に,11月15日のミニ運動会に向けて準備を進めていきます。


 4年生は,教科の学習と総合的な学習で実践している海洋教育の授業を行いました。理科「物の体積と温度」の単元の中で,地球規模で問題になっている気候変動による海面上昇を,理科の知識と関連付けながら考えました。
 本時は,海面上昇の原因を予想した後,海水温の上昇による体積の変化を実験で検証しました。
 100年後には最大で90㎝も海面が上がってしまうという話を聞き,子どもたちは振り返りの中
で「90㎝も上がったら気仙沼はどうなってしまうのかな?」「将来科学者になって温暖化を止めたい」と環境問題に関心を持つことができました。



 5年生は,総合的な学習と教科の学習との関連を図りながら,海や水産業,環境問題について探究活動を行っています。本時は,「面瀬海洋プロジェクト2019中間発表会」をしました。12の課題別グループがポスター発表の形で相互に意見を交換しました。これまで調べた成果と共に,気仙沼の海が2030年にどうなって欲しいかを発表しました。

「ハロウィーンパーティーをしよう」 おおそら学級


 転出予定の児童とのお別れを控えており,期日を繰り上げて10月30日に実施しました。
 3人の子どもたちが変装して職員室にあらわれ,化け猫は長い爪を振りかざし,オオカミは「ワオーン!」と遠吠えを披露。「うらめしや~」と和風のお化けまで登場しました。3人の団結によって見事にお菓子をゲットすることができました。

MOA茶道教室 【6学年】



 6年生がMOAの皆さんの指導をいただいて茶道の体験をしました。
「お手前ちょうだいいたします。」「お服加減はいかがでしょうか。」等,普段使い慣れない言葉を少し照れながらもお互いに掛け合い,和やかな雰囲気で茶会が進みました。

畠山重篤氏講話 【4学年】


 総合的な学習の時間に,畠山重篤さんをお招きして川から流れる栄養について教えてもらいました。
 本物の牡蠣を使った講話に,子どもたちは目を輝かせながら聞き入っていました。お話を通して,川の環境を守る大切さに気付くことができました。


小中連携事業

 10月24日(木),面瀬中学校の教員15名が来校し,小中連絡会が行われました。今回は中学校の教師が,小学校の生活や学習の実態を理解して小学校から中学校への,円滑な接続ができるようにすることをねらいとしています。授業の後は,本校のESDや研究の推進について説明し,話し合いました。
 

 <5年1組 道徳科の公開授業>
 「権利」と「義務」について理解し,自他の権利を尊重しつつ生活するにはどうしたらよいかを考える学習を行いました。主人公はみんなからの推薦を断ってよいか引き受けるべきかを,立場を明らかにして話し合いました。



<6年1組 社会科の公開授業>
 日清戦争前の東アジアの情勢を風刺画の読み取りをもとに把握し,日露戦争開戦までの経緯を理解する学習を行いました。
 意見を出し合う中で,意欲的に挙手をして,自分の考えを発表しました。
 それぞれの国の思惑が絡み合う,微妙な緊張感にも気付くことができました。



<全体会>
始め,公開授業について,授業者がねらいや進め方の工夫などについて説明を行いました。中学校の先生方からは,様々な角度から質問がありました。
次に,面瀬小学校が進めているESDや総合的な学習等の取り組みについて,パワーポイントや写真を使って紹介しました。面瀬小の子どもたちは,様々な体験や探究活動を通して,ふるさとの良さに気づくとともに,環境問題についても考えて行こうとしています。

火災避難訓練



 10月23日 火災避難訓練を実施しました。
 子どもたちは,真剣な態度で素早く避難し,消防署の方からもお褒めの言葉をいただきました。
 その後,6年生は,消火器を使った消火訓練,3年生は,煙からの避難体験をしました。

全校遊び




 計画委員会が全校遊びを企画しました。
 2校時終了後の休み時間に1年生から6年生まで
校庭に飛び出して,ジャンケン列車をしました。学
年が違う子どもたちがジャンケンをして負けたら後
ろにどんどんつながって行きます。チャンピオンに
なった子は,元気に自己紹介していました。
 秋空のもと楽しいひとときでした。

面瀬フェスティバル

 令和元年度の面瀬フェスティバルは,台風一過の晴天
のもとで開催できました。台風19号の影響で午後からの
開催となりましたが,会場にはたくさんの保護者,御家族,
地域の方々に御来場いただきました。
 子どもたちは,これまでの練習の成果を発揮し,熱のこ
もった演技に会場からたくさんの笑いや拍手をいただきま
した。


稲刈り 【5学年】

 5年生が,地域の農家 畠山正夫さんの水田で稲刈
りをしました。 

 5年生では,農家が少なく,ほとんどが米はスーパー
で買っているようです。田植えや稲刈り等の体験活動
を通して生産者の視点で米作りを考え,社会科の学習
を進めることができました。
  これらの活動は,面瀬公民館のプラットフォーム事業
の一環として行いました。関係者の皆様のご尽力に感
謝いたします。