創立152周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
昨夜発生した青森県東方沖の地震により、登米市では県内最大の震度5弱の揺れを、気仙沼市では震度4の揺れを観測しました。深夜帯での発生だったため、部屋の電気を暗くしてからあの揺れを経験した子どもたちが多かったようです。御家族の皆様にけが等はなかったでしょうか。
朝は津波注意報の解除に伴って、急遽通常どおりの登校となりました。保護者の皆様には急な変更にも柔軟に対応していただき、大変ありがとうございました。おかげ様で子どもたちは元気に登校し、よく学びよく遊んで充実した1日を過ごすことができました。
【1年生】図画工作科の作品づくりのポイントを担任と確認し、頭の中で自分が創りたい作品のイメージを広げていました。仕上がった友達の作品を鑑賞するときの大切な約束もしっかり確認することができたようです。
【2年生】AIドリル(キュビナ)を用いて掛け算九九の練習や、時計の読み方の練習に取り組んでいました。休み時間には職員室に向かい、校内の職員に掛け算九九の暗唱を聞いてもらっています。目指せ免許皆伝!
【5年生】教科書を片手に英語の発音の仕方を確認し、スピーチ発表やALTとの英会話の充実を目指します。友達と一緒に活動することで、どの子も自然と笑顔になって学びを深めていました。
【6年生】はさみやカッターを使わずに発泡スチロールを自分の好きな形に切り分けています。子どもたちが手に持っているのは蓄電したコンデンサーにつないだ電熱線です。どんな仕組みで発泡スチロールが切れる(溶ける)のかについてはお子様に尋ねてみてください。
このようにいつもと同じ学校生活を過ごした子どもたちでしたが、中には昨日の地震で強い恐怖や不安を感じた子もたくさんいたのではないかと思います。でも、学校は集団で生活をする場のため、子どもたちは「怖かった」「泣いちゃった」「すごく心配で眠れなくなった」という心の底にある本当の声はなかなか集団の前では語ろうとしません。下校後に家族の顔を見て、ようやくほっと胸をなで下ろすような子もいるかもしれません。今夜はぜひ家族で昨日の地震や日頃の防災対策について語り合い、昨夜の分もしっかりと睡眠時間を確保してほしいと思います。どうぞよろしくお願いします。